蓮華岳 大沢右俣    2012年5月27日(日) 

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山スキーには、いろいろな楽しみがある。樹氷の森の中の彷徨だったり、緩いアップダウンをスピーディーに移動したり、
登攀の真似事のようなスリルがあったり・・・・

でもシーズン終盤のスキーは、シンプルなスタイルが良い。
多くのスキーヤーがいまごろから富士山に向かうのはそんな理由だろう。

蓮華大沢も「シンプル」である。
扇沢から標高差1400mを登り、そして滑降する。うーんシンプルだろう!いっそうシンプルにするため、針ノ木峠を経由せず
大沢をシールで詰めてみた。

メンバー yamakawa
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扇沢駐車場(07:40-08:05)---大沢出合---大沢をそのままシール登行---蓮華岳(13:10-13:45)---

---大沢出合(14:15)---扇沢駐車場(15:00)

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これは2008年に向かい側の鳴沢岳から撮影した蓮華岳北面の写真
緑色が大沢右俣である。マゼンタは大沢左俣
黄色が赤石沢 蓮華三部作である。


大沢出合いからの大沢右俣と左俣。
下から見るととてもシール登行できそうに見えない。
でも全部シールで登れました。

登る途中で降りてきたスキーヤー
4時に扇沢をでて、蓮華南面も滑ってきたそうで、気合
が入っている。

最上部はインゼルによって左右に分かれるが、
これは上から見て右手の斜面。


剣岳見ゆ。
詰めをミスって雪のついていないハイマツの尾根に上がってしまった。





尾根の上にスノーブレードが片方落ちていた。
そのまま置いといたほうがよいのか、迷ったが、
持ち帰ってメーリングリストにでも問い合わせてみることにする。

写真は針ノ木峠方面から上がってきた2人 なかなか良いペース
 

蓮華岳のピークには雪がついていなく、50mほど下ったあたりから滑り出す。
これは先行グループの女性 どんどん降りていく 巧いなあ 



1999年に滑降した時の大沢は良い印象ではありませんでしたが、
今日は満足の1本になりました。

充実の滑降でシーズンを締めくくりたいので、今シーズンはこれで
終了にしたいと思います。

「ごたてSkiParadise」にきていただきありがとうございました。
また来シーズンお会いしましょう。

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