針ノ木雪渓 蓮華岳側斜面の滑降 1996年6月2日

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【1996年6月2日 】 やまかわ 単独

 以前から針ノ木周辺を滑る度に目を付けていた、蓮華岳側のルンゼが本当にスキーで降りられそうか下見に行く。毎年、6月第1週の日曜日は慎太郎祭が行われるため、雪渓上は混雑するだろうと思い、スキーはおいていく。

この斜面は、針ノ木峠から蓮華岳への登山道を登り、急登が終わったあたりの稜線から、針ノ木雪渓にダイレクトにおりるもので、スケールはさほど大きくないがきれいに雪がつながっており、滑降意欲をそそる。マヤクボ沢出合から少し登った木立の中でアイゼンをつけ、例のルンゼにはいる。今年は残雪が多いせいかルンゼの様には見えず、ただの急斜面である。スキーで降りられるか、を心配するまでもなくのこのこ登る私の横を数人のスキーヤーが歓声をあげながら滑っていった。唖然!

 ヘルメットを着け、ピッケルを2本もった私の姿は、きっと彼らの自尊心をくすぐったに違いない。天気も最高で、スバリ岳南東面やマヤクボカールにもスキーヤーが見え「やっぱりスキー持ってくればよかったなー」と後悔した。

  自宅 4:30==扇沢 6:00−−  稜線 09:40−− 針ノ木峠 --- 雪渓末端 11:10 − 扇沢 12:05 ===自宅 14:30 


【6月15日】 
今日は、スキーをしっかりもってきたし、仲間もいる。しか
し、家をでるときは晴れていた天候が、扇沢では雨であった。しばらく様子を
みるが晴れそうもないのでぱっと解散し、帰る。

【6月16日】山川 他3名 「ぶなの森」同人

 連日の扇沢通いである。扇沢では晴れていたが、針ノ木峠につくとパラパラ当たってきた。まだ雪渓の途中にいる北沢さん、久保田さんに「先にあがるよー」とコ
ールして蓮華方面に登り出す。稜線からルンゼをのぞき込むと大雪渓の本流まで一直線に見え、感激する。スキーを着け11時、ルンゼに滑り込む。かなり急斜面ではあるが、雪はしっかりしまっているし、快適であった。

横山氏は見事な滑りで、大雪渓までノンストップで降りてしまった。峠から滑降した久保田さんたちと合流し、雪渓とりつきまで写真をとりながらのんびり滑降する。 
帰途、大町のゆーぷる木崎湖で風呂にはいり帰宅。

自宅 5:30==扇沢 7:00−−針ノ木峠 10:40− 稜線 11:30 −  雪渓末端 13:00− 扇沢 14:00 == 自宅 17:00

今回滑降したルンゼ、ややスケールは小さいもののきれいな斜面で、急斜面好きにとってはおもしろいでしょう。もう少し蓮華岳山頂よりにもルンゼがありますがこれは、露岩等もでているし、最上部には巨大な雪庇がのこっていますので、怖そうですし、あまり快適そうには見えません。
 蓮華岳山頂付近から大沢小屋近くに落ちる、「大沢」は例年6月では雪がきれてしまうようですが今年はつながっていました。