このウェブサイトは、社会的に認知が広まりつつあるものの、理解がそれに追いついていないとみられる 「アスペルガー症候群」について当事者の立場から、性懲りもなく理解を求めようとしているものです。
一言で表現すると「知的障害がなく、言葉の発達の遅れもない自閉症」。
関心と活動の範囲が限局的であり、常同的で反復的であることに加え、 自閉症に特徴的なものと同じ型の相互的対人関係の質的障害を特徴とするが、 まだ疾病論的妥当性の明らかでない障害です。言語や認知的発達の面において 遅延や遅滞がないという点で自閉症とは基本的に異なっています。この疾患では 著しく不器用であることがしばしばであり、青年期から成人期へとこの異常が持続する 傾向が強いです。精神病性のエピソードが成人期早期に出現することがあります。
「自閉症」という呼び名(診断名)には誤解が多く、しばしば統合失調症の「自閉」症状と混同されることがあります。 このウェブサイトで扱うのは「カナー症候群」です。カナーという名の児童精神科医と、その後継者アイゼンバーグが 1956年に提唱した5つの診断基準は、
です。3歳くらいまでに診断が確定されるため、生得的(生まれつき)の障害とみなされます。 統合失調症の自閉症状は後天的に起こるし、 ある種の薬物・毒物などによる自閉症類似の精神障害は急性中毒としても現れるので、今日では区別されています。
自閉症には日常生活を送るうえで重篤な障害・困難があるのに対し、 アスペルガー症候群にはそれがないかのようにみえます。 知的障害の有無が、自閉症とアスペルガー症候群の違いであるといってもいいくらいです。 知的障害を除けば両者の違いは基本的になく、共通している点はここにあります。
高機能自閉症の「高機能」は、平均より能力が高いという意味ではありません。 「明らかな知的な遅れのない」自閉症です。IQ70以上というのが一つの基準になっています。 先に紹介した「カナー症候群(古典的自閉症)」と比較すれば「高機能」といえなくもありませんが、 それでも「成績優秀」とか「天才」という概念に結びつくものではないことを覚えておいてください。
「高機能」という言葉から「高性能」「ハイスペック」と誤解されることが多いですが、 あくまでも自閉症の中で高機能というだけのことであって、自閉症には変わりがありません。 自閉症の基本症状は、重度の自閉症から高機能に至るまで連続しているため、 「自閉症スペクトラム」と呼ばれます。光のスペクトル(連続体)の色が明確に区別できないのと同じように、 自閉症の症状も、どこからどこまでと線を引くことができないからです。
自閉症の基本症状には、
という「三つ組」の障害があります。重度だろうが高機能だろうが、この三つ組の障害が必ずあります。 高機能であればあるほど三つ組の障害は早期発見が難しく、学童期を過ぎて成人になっても放置されたままということが 少なくありません。明らかになるのは3歳以降と遅れることが多く、一般的な検診では見過ごされやすいようです。
アスペルガー症候群をさらに「厄介」なものとする代表的な症状・障害には、
のようなものがあります。ここでは詳しい説明は省きますが、 まず「自閉症」の診断によって自閉症ではないことが判明してから、 はじめてADHDの診断をできるという国際基準があります。 重度の自閉症はともかく、アスペルガー症候群の場合は一見するとADHDのほうが顕著であることが多く、 誤診や不適切な処方をされてしまう場合が少なくないようです。 アスペルガー症候群かつADHDであるかのような様相を示す人もいるため、対応を難しくしています。
いずれの症状も完治することは不可能に近く、「あきらめムード」からますます不適切な対応に至りがちです。 障害の組み合わせによって「記憶力はいいのに計算ができない」とか、 「明るいムードメーカーだけど授業中でも大騒ぎしてしまう」など、 いろいろなタイプの人がいるはずです。 これらの問題は、知的能力に問題がなければないほど「わざとらしく」「ふざけている」かのように思われやすく、 多くの人から酷評を受けてしまう恐れがあります。 アスペルガー症候群の困るところは、障害そのものだけでなく、並存している別の障害に起因することが多いのです。
知的障害のない自閉症、アスペルガー症候群の子は、以下の3種類のような様相を示すことが多いです。 といっても、どれか1つに必ず当てはまるとは限らないので注意してください。
「厄介な」という表現は誤解を招く恐れがありますが、当人が思春期について思うのは「厄介」ということなのです。 思春期の始まりが遅れたり、期間が長続きしたりします。中学校から高校にかけての時期に問題が起きやすく、 友だちとなじめない、仲間外れにされる、孤立する、浮いてしまう、といった状況に陥ることがあります。
思春期にみられるアスペルガー症候群に特徴的な様相は、見方を変えれば前述とはまったく別の事態をもたらします。 たとえば「性」にあまり関心を持つようにならない場合などに、ほかのクラスメイトの同性と比較して「落ち着いている」 と教師から賞賛されることがあります。しかし当人には、なぜ褒められたのかは少しも理解することができません。 また、性を意識しないために、かえって性的な表現の言葉を連呼してしまうこともあります。その言葉の持つ意味を 十分に理解していないからです。こんなことをすれば、周囲の人たちは引いていってしまいます。
「性」の問題は特別に憂慮すべきであると考えています。アスペルガー症候群の子は、もともと理論的に物事を 考えるのが得意なので、恥ずかしがるとか気が散るといったことがあまりなく、先生よりも教えるのが上手い ことさえあります。けれども「性」の情緒的な部分はなかなか理解することができません。 頭で理解するだけでなく、その知識を実際にどのように活用すればよいのかも考えなければなりません。 性の被害者になることが多いようですが、逆に、誰かから上手く利用されてしまえば加害者にもなりうるからです。
「障害者手帳」は交付されないことがあります。僕は交付されていません。市町村などで基準が異なっていて、 地域によってアスペルガー症候群と診断されても交付される人とされない人がいます。 僕の住んでいる愛知県豊田市では、アスペルガー症候群を含めた広汎性発達障害は、重度の自閉症を除いて 交付されません。
この点の問題は、アスペルガー症候群の人はどんなに優秀に見えても、対人関係をまともに築き上げることが難しいから、
学童期には問題がなくても、成人になってから就職するのが非常に不利になってしまうというところにあります。
障害者手帳があると、「障害者枠」としての就職先が用意されているので有利になるのですが、ない場合、
きわめて大きなハンディキャップを負ったまま探さなければならなくなります。
アスペルガー症候群であることは就職に有利には運びません。雇用主に初対面で好印象を与えたとしても、
いざ作業に取りかかると障害が表面化し、あっという間に解雇、、、ということもあるのです! 冗談ではなく本当です。
僕がその一人でした。せっかく雇ってもらえたと思ったのに、暗算の間違いが多いと言われて門前払いに遭いました。
たったの10分です。10分で解雇されてしまいました。でも暗算が上手くできないのは僕のせいではありません。
生まれつき暗算の素質に欠けているのです。このようなことをいくら口頭や文書で説明しても、本人の主張では
普通は誰も受け入れてくれません。一般の作業に困難があることを適切に伝えるために、障害者手帳の交付は
大きな手助けとなるはずです。
これでも「本人の努力不足だ」と言う人は、おそらく障害をまったく理解していません。
∧
あんまりtanasinnじゃないね。
管理人近影。というより管理人そのもの。というか管理動物。自らをカメラに収めた貴重な写真。 しかしカメラの中に実際に納まっているわけではない。 左から徐々に侵食が進んでいる。撮影の期間は1年半ほど。 少しずつ壊れ始め、姿勢も悪くなり猫背に猫背に猫背にな猫ぜ猫に猫猫猫猫猫背猫背=^_^= 猫背猫背猫背猫背猫背猫背猫背猫背(=^・・^=)ねこねこねこぜねこ 髪の毛は短くなり髪髪髪のののののの髪髪髪の髪の毛毛毛毛毛毛けけけけけけけけ∧_∧毛毛家け∴∵∴∵ ∴(・)∴∵(・)∴∵∴:∵∴.∵∴∵∴∵坊主∴∵∴∵(・)∴∵∴∵∴∵(・)∵毎日毎日毎日ままままま∴∵毎日(・) ∴∴∴∵∵∵∴∵∴∵(・)猫猫猫ねこねこねねねねねねねねこ∴∵∴∵∴∴∵∵(・)∴∵最近りんご食べて∴∵いな い∴∵(・)∴∵∴∵りんご食べていない∴∵∴∵∴∵りんご∴∵(・)∴(・)∴∵∴∵∴∵りんご∴∵∴∵∴∵(・)∴∵ (・)∴∵食べ∴∵∴∵りんご∴∵(・)∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵うまい∴∵∴∵(・)∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵ (・).∴∵∴∵∴∵寿司ネタ∴∵∴:∵∴∵∴∵(・)...:..∴:.::∵:∴.∵...∴∴:∴..:.........∴...........