甘酒の作り方
「甘酒」を飲むと体が温まるので、冬の飲み物というイメージがありますが、俳句では、「甘酒」は夏の季語だとご存知ですか?
「甘酒」には、麹(こうじ)の働きで生成したビタミンや必須アミノ酸が多く含まれているため、夏バテ防止の栄養補給の役割を担っているのかもしれません。
ここでは、炊飯器で簡単に作れる甘酒の作り方をご紹介します。
用意するもの
- 米こうじ ・・・ 1kg
- さまし湯 ・・・ 3リットル(50℃)
- 温度計
出来上がりは4リットルほどになります。
作り方
- 50℃ぐらいに冷ました湯3リットルを用意します。
この時、50℃以上にならないように気を付けます。
- 炊飯器釜に、こうじ1kgと冷まし湯3リットルを入れ、15秒程よくかき混ぜます。
- 炊飯器のフタは閉めず、布巾をかけた状態で保温をスタートします。
この状態で約8時間保温します。途中3〜4回ほどよくかき混ぜます。
- 甘くなっていれば、出来上がりです。
保温時の留意点(重要!)
保温時は常に55〜60℃に保つようにします。甘酒は保温温度が高くても低くても美味しくできません。
温度が高くなりそうな時は、一旦保温スイッチを切って、温度調節してください。
保存について
- 冷ましたあま酒は容器に移し、冷蔵庫で1週間保存可能です。
- 作りおきの場合は、冷凍にて保存してください。
甘酒をいろいろな味で楽しもう
- しょうが割り
- ミルク割り(甘酒に含まれる酵素が、乳糖を分解して吸収しやすくなる)
- レモン割り(カップ1杯の甘酒にレモンやゆずなどの柑橘系果汁を大さじ1加える)
当店では、甘酒用こうじもご用意しております。お気軽にお申しつけください。
なお、甘酒こうじは、塩が配合されておりませんので、1週間以内を目安にお使いください。
※塩麹(こうじ)と甘酒の作り方を印刷・ダウンロードする場合は、こちらからどうぞ。
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