日記過去ログ - 200701

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ちんたプロデュース 2007/01/25(Thu)
 以前、「俺はアイマスのために箱○買ったんじゃねえ」と言いましたが、正確には「俺は地球防衛軍のために箱○買ったんだ」ということなんですよ。

 ええ、買ってきましたよTHE IDOLM@STER。生憎とどこ回っても限定版なかったので、通常版ではありますが。

 ホント言いますとね、スルーしようかって思ってたんですよ。同じ時期にロンドリーフレットも出ることだし。しかしですよ、こちら(注:見るにはプラグインをインストロールする必要があります)を見ましてね。

 感動しました。本当に。

 もう、萌えとかそういうの抜きでですね、ゲーム機の描画能力の進化の頂点のひとつを見たという感じで、溜息をもらしたものです。あそこまで滑らかに、そしてなんら破綻も無く動く彼女らの姿は、本当に驚嘆に値します。

 それがあなた、自分ちで見られるってんですから、買わない手は無いでしょう。(できればハイビジョン対応テレビも欲しかったんですが)

 そんなわけで、早速プレイです。
 まずはプロデューサー名のエントリなんですが、この手のゲームでは本名プレイという、十年前から友人間で締結されている条約に基づき、「数泌漏=シッキンジャー」とでも入れようとしたのですが、生憎六文字までという制限付ですよ。
 これにはほとほと困りまして、結局「カズ=ペドロ」にしました。本名は「数泌漏=ペドロ=シッキンジャー」という設定で。
 それでプロデュースするアイドル候補を選ぶのですが、これにも困った。
 なんせわたくし初プレイです。絶対になにかしでかすことは目に見えてます。
 そこで極力なにがあっても精神的な平衡を保てそうだというひどい理由だけで、三浦あずささんを選びました。
 あ、いや、理由はそれだけじゃあないんですよ。彼女、二十歳じゃないですか。アイドルというには多少、トウが立ってます。それにほら、おっぱいですよおっぱい。
 ですからね、年に合わぬ格好、そう、スク水を着せるなどしましてね、しかも胸周りのサイズがひと回り小さかったりする奴をですよ。まあ、そういうセクハラめいた夢想を胸に抱いての人選だったりするのです。

 で、芸名も「柿崎あづさ」と決まりまして、勇躍プロデュースという名のセクハラにいそしもうと、コントローラを握ったのです。

 握ったのですが。

 しばらくして、ふと、気が付きました。

 ボク、音ゲー、苦手だった。

 あれなんですよ、能力値を伸ばすにはレッスンをしなきゃならんのですが、それが音ゲーライクなミニゲームばかりなんですよ。彼女を成功に導こうと思えば、けっこうシビアに能力値が響いてきますし、また、レッスンに失敗すればテンションまで下がってしまいます。

 はい、やらかしました。

 おかげさんで、プレイするにあたっての精神的なプレッシャーが、他のゲームより数段上がりました。もうね、地球守ってる方が遥かに楽ってくらい。
 巨大生物相手なら、ニコニコ笑ってトリガー引いてるだけでなんとかしのげますし。ややこしい話なんていらない、食うか食われるか、トリガー一つで広がる世界。
 それでまあ、テレビの前でただひたすら土下座して己の不甲斐なさを謝罪する、そんな日々ですよ。

 なんですけどね、なんですけどね、気がついたら「おおおおおお」と唸り声を上げながらボタン押してる自分がいるんです。
 初めてのステージ見たら、そんなことなんてどうでもよくなりました。
 いやむしろ、「絶対にお前のステージを成功させてやる!」と気合入りました。

 どうも能力値が低いといろいろとしくじってしまうようで、そうした姿を見るたびに、胸をかきむしられるかのような思いに襲われるのです。

 ええ、気がついたら感情移入しまくりです。

 そんなわけでなんとか第10週まできまして、Eランクにまでこぎつけました。
 次のランクまでにはあと八万人のファンを作らねばなりません。残りは40週あまり。

 なんとかトップとまではいかずとも、アイドルとして恥かしくない成績を残したいものです。



 あと、本格的にネットワーク環境そろえようと思った。
 ランカープロデューサーたちの動画とか、見たいよう。

ともだち 2007/01/20(Sat)
 さて本日は久々の休日出勤、しかも主に肉体労働とあっては心身ともに疲労の極致に達するところなのですが、年末から待ちに待ったマルシン8mブローバックモーゼルM712が手に入ったこともあり、天にも上る気持ちで帰宅いたしました。

モーゼルM712

 で、なんだかがっつりと飯を詰め込みたい気分だったので、牛丼大盛りを買ってきましていざ箸をつけようとしたところで、けたたましく携帯電話がなりました。

「お誕生日おめでとう! カズゲロくん!」

 酔毒手でした。

ち「誰がゲロだゴルァ!」
酔「え? ボクゲロなんて言いましたか?」
ち「お前今カズゲロくん言うたやないか!」
酔「ああそうでしたか、それは失礼をいたしました。…けどねえ」
ち「なに?」
酔「『うおーおれははつもうでにいくんじゃー』とか言って寝ている人間を蹴り起こして出かけたはいいですが、途中で川べりにしゃがみこんで『ヴぇええええええ!ヴぇええええええ!』なんてやってる人は、ゲロ以外の何者でもないですよねえ?」
ち「…ごめんなさい」
酔「で、あれよ、今日も吐いたん?」
ち「吐いてないよ! そうさいさい吐いたりしねえよ!」
酔「えー、出勤しようとした瞬間にゲロ吐いちゃって『あーもうだめだーかいしゃやすむー』とか言いよんやないん?」
ち「お前それ心の病気やないか! なにが原因でそうなんだよ!」
酔「ほら、お正月に友達と初詣に出かけようと思ったら途中で吐いて家に帰ってきたことがトラウマになって…」
ち「なってねえし、会社ビタ一関係ねえじゃねえか!」
酔「でも、他のみんなはトラウマになるような思いだったんだろうねえ」
ち「…ごめんなさい」
酔「ところでさ」
ち「なに?」
酔「お前、ポータブルDVDプレイヤー買うたやんか」
(筆者注:ちんたは昨年末、上で述べたモーゼルが中々手に入らないのでついカッとなってポータブルDVDプレイヤーを買ってしまったのです)
ち「う、うん」
酔「あれ、一体どこで使うん?」
ち「いや、えっと」
酔「あなた自転車通勤ですよね? それじゃ暇つぶしにDVD見ようだなんてできませんよね?」
ち「あのですね、実家に帰る汽車の中でDVDでも見れたら幸せかなー、なんて思ってたんですよ」
酔「うん」
ち「そしたらね、ほら、ボクオタクやないですか?」
酔「うん」
ち「DVD、アニメしかないんですよ」
酔「うん」
ち「だからね、そんなの汽車ん中で見れないから、その…」
酔「あーなるほど、よくわかった。ところでさあ」
ち「うん?」
酔「なんでポータブルDVDプレイヤー買うたん?」
ち「うるせえよ! 今説明したとおり、やんわりと後悔してんだよ!」
こういち「あー、もしもし?」
ち「あー、なに?」
こ「お前なんでポータブルDVDプレイヤー買うたん?」
ち「今酔毒手に説明したよ! 後悔してるんだよ! なんだお前、いきなりごあいさつだな!」
こ「あー、いやいや解ってるって、お前がなんでポータブルDVDプレイヤー買うたかなんて」
ち「なによ」
こ「あれやろ、いつでもどこでも大好物の児童ポルノを見るためやろ?」
ち「見ねえよ! 大好物だけど、いつでもどこでも見ねえよ!」
こ「ほったらお前、会社でちんこいじりたくなったらどうするんぞ?」
ち「どうするもこうするもねえよ!」
だかぼく「あーそうだよねえ。大丈夫! 俺だけはお前を理解しているから!」
ち「な、なにがよ?」
だ「お前がなんでポータブルDVDプレイヤー買うたか、俺だけはその本当の目的を理解している!」
ち「いやあの、目的って、なによ?」
だ「大好きなアニメキャラと旅に出るんだ!」
ち「どこに行くんだよ! 聖地巡礼とか、そういうあれか!」
だ「そりゃあ聖地巡礼はもちろん、いつでもどこでも大好きなアニメキャラといっしょさ、教会とか」
ち「教会行ってなにすんだよ」
だ「『誓います』とかセリフコラして、大好きなアニメキャラと結婚式挙げるんでしょ? 大丈夫、俺は祝福してやるから!」
ち「誰がそんなアイタタなことするか!」
酔「もしもし?」
ち「…なに?」
酔「お前明日誕生日なんとね?」
ち「うん」
酔「あれだよね、一人っきりで部屋にこもってゲームしながらニタニタ笑って、お誕生日迎えるんだよね?」
ち「確かに一人だけど、別にゲームしながらニタニタ笑ったりとかしねえよ!」
酔「それでモソモソとコンビニ弁当食べたりして」
ち「いや、誕生日ぐらいちょっと奮発して」
酔「デラックス弁当」
ち「結局コンビニ弁当かよ! もっとちゃんとしたもん食べるわ!」
酔「ちゃんとした食べ物?」
ち「ああ」
酔「うんこ食べるん?」
ち「お前それちゃんとした以前に食べ物じゃねえよ!」
酔「いや、ボクにとっては食べ物じゃないですけどね」
ち「俺にとっても食べ物じゃねえよ!!」
酔「で、だ」
ち「…なに?」
酔「お前明日誕生日なんとね?」
ち「……うん」
酔「死ね」
ち「なんでそんなこと言うのよ!」
酔「いやほら、自分が生まれ出でた日に死ぬだなんて、なんかステキじゃない?」
ち「そんな曖昧な理由で人に死ねとか言うな!」
こ「いやお前、リュウのためにも死ななあかんで」
(筆者注:リュウとは、実家で飼っていたシーズー犬。受け口。基本的に俺のことをバカにしてた。去年の六月、天寿を全うした)
こ「ほらお前、犬は死ぬと虹の袂で飼い主が現れるまで待つ言うやん。いつまでも待たしとったらあかんやろが」
ち「いや待たしとけよ」
こ「なに言いよんぞ! お前リュウより下なんやろが! 目上のもん待たせるて、なに考えとんぞ!」
ち「犬のヒエラルキー基準にモノ語るんな!」
こ「やけんの、リュウもこのままやったら浮かばれんけん、三途の川の向こうまで送ってやれいうことよ」
ち「いや送るのはいいよ。帰ってこさせろよ!」
こ「帰ってくんな」
ち「いやだからお前、それじゃ死ぬやないか!」
だ「あー、じゃあこうしよう! 三途の川の向こうの神社に初詣に行くって事にすれば!!」
酔「えーそれじゃあ、途中でゲロ吐いちゃって戻ってきちゃうじゃん!」
だ「ワハハ!」
こ「ワハハ!」
酔「ワハハ!」

 ツッコミ過ぎて喉が痛くなったので、その後の電話は全部無視しました。

今何日だと思ってんだ 2007/01/15(Mon)
 遅ればせながら、いわゆる年賀イラストというものをアップいたします。

ぎよたん年賀バージョン

 同じフレームに二人以上いるなんて何年ぶりでしょうかねえ。つか、てんぺすたんとあまらたんはおよそ二年ぶりぐらいですよ描くのは。
 つーことで、今年もよろしくお願いいたします。

 「もう半月経ってるよね?」とか「ちっとも年賀らしくねえじゃねえか」とか言う人は、押入れから猫のミイラが出てきます。

地球防衛軍で「地球防衛軍」を! 2007/01/14(Sun)
 とある方面において、「ちんたが箱○買ったのはTHE IDOLM@STERのためだ」と囁かれておりますが、真っ向から否定いたします。それよりもこのまま詳細も出ないままなかったことにされそうなオペレーショントロイの方が気がかりです。

 さて、先にも述べましたとおり、カスタムトラックで地球防衛軍3をプレイしまくっております。
 やはりBGMに何を選ぶかでそれなりにテンションは左右されるらしく、プレイの幅が一層広まった思いです。
 そんなわけで、以下に選んだ曲と感想を列挙していきます。アニメばかりじゃねえかというツッコミは禁止。そんなこと言う子は排水口に吸い込まれちゃえばいいのよ陰嚢が。

●PLANET DANCE(GALAXCY FIGHT VER)(LET'S FIREより)

 ボーナストラックとして収録されている、劇中において戦闘中に録音された音源という設定の曲。戦闘中ですので効果音はもちろん、オペレータの通信なども入ってる上にノイズかかりまくりという、ある意味状況に適した曲。
 で、劇中同様ガムリンさんからの通信が入るわけでして、

「熱気バサラ、歌いたければ歌え! 貴様の歌など、この戦場で何の役にも立たないということを教えてやる!」

 今回ばかりは諸手を上げて指示します。
 いいから手伝えよ熱気。

●正義のために
 WINNER!
 BAD AGAIN〜美しき反逆(1999 BLOOD LISTより)
 CRIMSON RED(NEWSより)
 ホーリーブラッド(メフィストフェレスの肖像より)

 いずれも聖飢魔IIの楽曲。
 アップテンポにバラードにとバリエーションはありますが、いずれも鉄板で盛り上がる名曲ぞろい。殊ホーリーブラッドはドスはまりです。
 あと、ためしにFIRE AFTER FIREあたりでもと思いましたが、どうの曲の内容がフォーリナー主体っぽく聞こえるので保留中。

●鉄人28号(鉄人28号より)
 蘇る鋼の兵士(鉄人28号音楽集より)

 今川版鉄人の楽曲になります。
 OPはヘクトル出てくるステージで使うと中々笑えます。「破裂! ワハハ破裂!」ってな具合で。
 蘇る鋼の兵士は、作中でも次回予告やクライマックスで使用されているだけに、悲壮感とカタルシスを備えたこのゲームにおいてはぴったりな曲であると思います。

●Revolution(仮面ライダー龍騎より)

 龍騎後期エンディングとして有名なあの曲です。
 いやあ、これまでDBに入っているとは、思いもよりませんでした。

●DECISIVE BATTLE(新世紀エヴァンゲリオンサウンドトラック1より)

 リアルタイム視聴組には、月刊ニュータイプのCMで流れてた曲、といえば理解していただけるかと。
 おかげさんで「作戦遂行中」という空気になるのですが、どうも本部にあのヒゲメガネが座ってると思うと、なんとなくモチベーションが下がりそうになるのが珠に瑕ですが。

●百合星人ナオコサン・百合星式おゆうぎうた(百合星人ナオコサンより)

 手元に電波ソングねえなあ、と思ってましたら、ありましたよ。
 なにせ元のマンガがかなり極まったアレですので、その内容は推して知るべし。

 「いつでも実力行使じゃねえよ百合星人w」とヘラヘラ笑いながらプレイしておりましたところ、突如瞬電に見舞われました。

 あれか、ようじょようじょ言う奴には地球守る資格ないて言いたいんか。


 あと、伊福部さんのCDは市内のレコード屋さんになかったんで、結局アマゾンさんだのみになりました。ちきしょう。

ラブゲイツ 2007/01/09(Tue)
 そういえばここで話したんだか話してないんだか覚えてないんですが、XBOX360買ったんですよ。地球防衛軍3がどうしてもやりたくなって。
 で、日々地球を守るために悲鳴を上げつつフォーリナーどもを駆逐しておったのですが、ふと、XBOX360のゲームはカスタムトラックが使える、という話を耳にしました。
 カスタムトラックとは、XBOX360内あるいはXBOX360が接続されているLAN上のPCにある音楽を、ゲームのBGMと置き換えることができるというものです。
 そしてこちらの方でも盛り上がっているようなので、とりあえず手元にあった聖飢魔IIの教典、NEWSを本体にぶち込みました。

 そしたらあなた、思わず声を上げてしまうようなことが。

 アルバム名を始めとするCDのトラック情報が表示されているのです。
 XBOX360、本体内にCDDBを持ってるじゃあないですか!

 どうも今までCDのトラックデータというのはネットにつないで取得するという頭があったものですから、驚いたの驚かないの。つか、世間では割とマイナーよりなCDの情報まで、よくあったものですよ。

 それで早速BGMをクリムゾンレッドにしてプレイしてみましたが、脳から色んな汁があふれました。

おまけ:ようつべにうpされてたEDF3動画

 ディスプレイとキーボードがえらいことになりました。

また一年すぎちゃったよ 2007/01/04(Thu)
 皆様、明けましておめでとうございます。
 旧年中は私ともども、この脳髄木人拳をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
 本年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

さて。

 年末年始は例年どおりに実家に帰っておりまして、友人達とつるんでおりました。
 仕事の都合上正月休みは30日からとなりましたが、早速その日のうちに忘年会になだれ込みました。

 会場はゆたかくん家だったのですが、過去ログをなかったことにしてしまったので特に記しておきますが、昨年は大変なことになっておりました。
 わたくしの友人の中でも特に異彩を放つ、「三原則の無いハイパーバトルサイボーグ」ことこういちくんなんですが、まあその、素面でもちょっとアレなのに酒が入ると途端に手が着けられなくなる。話がくどいのはもちろん、話題がよくわからないハイパーリンクを辿る。それに加えて無駄に鍛えた体から繰り出されるバイオレンス、すなわち暴力です。
 元々モラルだとか道徳だとかといったものがインストールされてないのか常駐チェックを外しているのか、とにかく我々にできないことを平気でやってのける。いつぞやは「なんかむかついた」という理由だけでわたくしの横ッ面を張り飛ばし、その拍子にスッ飛んだ眼鏡が梅緒連衆くんの顔面を直撃、などということがありました。

 それで去年ですよ。
 年末ですので、大掃除の際に障子をすべて張り替えたのですが。
 グラスを口元に運ぶかのように、ボスボス穴開けてました。お酒入ってるからって、これは無いと思います。

 今年もそうでした。
 およそ、A4大の面積が、虚無に飲み込まれました。

 まあそんな具合で間違った方向に盛り上がるのがちょっと足りないオトナのやり方というわけでして、一足先に寝息を立て始めただかぼくくんを見るや、わたくしの中にムクムクと黒いものがこみ上げてまいりました。

「ねえ、マジックない?」

 しかしこれがいけなかった。

 相手はなかなか手ごわく、少しでもその筆先の接近を察知するや、はげしく払いのけます。どうにも困ったわたくしはマジックを放棄したのですが、見ると、梅緒連衆くんがマッキーの六色セットを手にニコニコしています。
 と、みるみるうちにわたくし上半身を剥かれまして、そこはキャンバスとなったのでした。
 しかも梅緒連衆くんどころか酔毒手くんまで加わり、いつしかゆたかくんの子供たちまで参加する一大ストリークアート会場と化してしまったのです。

大変なことに

フヒヒ、みなごろしだぁ

これなんてご褒美?

 まあ抵抗しようと思えば抵抗できたんですがね、ここに至るまでに既に「飲みが足りねえ」というゆたかくんからのダメ出しで焼酎一本(時空の超越、とかいう銘柄でした。梅緒連衆くん曰く「今日はお前に、時空を越えてもらう」)空けてましたのでへべれけな上、なんだか自分のおかれてる立場が滑稽といいますか、「あれ、これっておいしいってやつ?」などという心持ちになりまして、かの惨劇を生み出したのです。

 その日はこういちくんとゆたかくんのダウンを合図に、解散となりました。

 そして時は大晦日から新年へ。

 この日はなんと予想外にもジャンボくんが戻ってくるということで、久しぶりにほぼフルメンバー(参加人員:こういち、ジャンボ、酔毒手、だかぼく、日暮里犬、梅緒連衆)そろってわたくしの実家で飲み食いすることになりました。

 しかし困ったことに奴らが来る前に結構飲んでた上に、みんな揃って杯を傾けあうなんてそうそうないもんですからつい、加減も知らずにカパカパと飲んじゃいましてね。あと、食い物が足りないからってピザ二枚(Lサイズ)を頼んじゃったりとかしちゃいましてねえ。

 それにほら、ボクって足りない子じゃないですか?
 年明け早々、このクソ寒いのに「初詣だ! 初詣に行こう!(徒歩で)」と、強硬に言い始めちゃったんですよ。
 その時にはすでにこういちは撤退済みでして、後に残った連中はといえば、「ああ? 勝手にせえや」(酔毒手、梅緒連衆:談)というわけでして、わたくしとジャンボ、日暮里犬、そしてだかぼくという面々で出発したのでした。(徒歩で)

 異変に気づいたのはいつ頃だったでしょうか。

 おそらくは家を出て500メートルも行かないか、というところでしょうか。不意に、胃の辺りがゴバーとなるのを感じました。
 これはいけない。
 折りよく川べりだったのでそのまましゃがみ込んでえづきましたが、ゴバーなものは中々出てきません。
 そうして十分ほど背中に「言い出しっぺがこのザマか」「寒いんやけど」「死ねばいいのに」という声を受けながらがんばってたのですがどうにも好転しません。
 わたくし、意を決して立ち上がりました。

「よし、帰ろう!」

「……」
「……」
「……」
「なにこの新年早々の中途半端は」
「お前この一年、「ハマーさん」て呼ばれたら返事しろよ」
「ダメなんやったら最初から言うなや」
「死ねばいいのに」
「死ねばいいのに」
「死ねばいいのに」

 家に帰りつきましてからはつかえも取れまして多少持ち直したのですが、そしたら途端に眠くなりまして、他の五人ほったらかしで自室で寝ちゃいました。

 それから、みんなからの連絡はありません。



今年の目標:「歳相応に落ち着きましょう」