日蓮宗妙厳山信隆寺(茅ヶ崎市) | トップへ |
合掌。暖冬の候。記録的な暖かさだそうです。これでは鍋が美味しくなりません。鍋、大好きなのに・・・。お昼ご飯に鍋焼きうどんなんか食べたら汗をかいてしまいます。夏も暑いし冬も暑いでは常夏になってしまいますね。茅ヶ崎ハワイ化計画は順調に進んでいるようです。畑で採れる作物も変わって来るかも知れません。海岸には松でなく椰子の木が並ぶ光景が目に浮かびます。新しく出来る道の駅は椰子の木で飾られるかも知れません。茅ヶ崎 道の駅、楽しみにしています!
ところで車で出かけた時にパーキング(駐車場)で良く見かけるのが、健常者なのに「車いすの人専用駐車場」に停めている人です。皆さんも見かけませんか? 本当に必要としている方が困っているだろうに。家族に車いすの方が居てシールを貼っている車であっても、その時に健常者しか乗っていないなら遠慮したほうが良いような気がします。例えば、トイレが我慢できずにギリギリの状況ならばしょうがないですけど・・・労り合って、気遣いあって、譲り合って生きたいものです。
自分のことばかり優先して考えていると知らず知らずうちに回りが見えない人になってしまいます。「アメリカファースト」とか言って自分達だけが良ければそれで良いという考え方は如何なものかと思います。乗じて某Kさんが緑色の服を着て「T民ファースト」などと言ってT民の心を掴んでいるようですが、どうなのでしょう?
さて、先日、茅ヶ崎市も市長選挙が行われました。新市長はどのような方針で市政に携わるのでしょうか? 間違っても「茅ヶ崎ファースト」とだけは言わないで欲しいです。信隆寺の二十五世 邦随上人 私の祖父は市会議員でした。他にも日蓮宗の議員や大学の理事をしていましたが、随分前にしまってあった当時の会議資料を見たことがあります。茅ヶ崎の未来を真剣に考えている様子が覗えました。市長の演説の文章を考えたり添削している原稿は中々興味深く、当時の映像が目の前に浮かぶような印象を受けたことを覚えています。「温故知新」・・・古きを忘れ去らずに未来を見据えて、新市長にも頑張って戴きたいと思います。
さてさて、今回は日蓮宗の新たな試みについてご紹介致します。毎年毎年各地で災害が起き、関東・東海でも、いつ大地震が起きるか知れません。そこで日蓮宗のお寺が社会に向けて少しでも貢献できればと、「全国避難所ガイド」というアプリを通して災害時に少しでも役に立てるよう、帰宅困難者一時受け入れや、トイレの貸し出し、井戸水の提供などで災害時協力をしています。このアプリは避難所ガイドとして全国で使用可能ですし、学校や病院、公共施設なども検索出来ます。是非ご利用下さい。アプリという言葉が分らない方はお孫さんに聞きましょう(笑)
もう一つ・・・「合掌の証」というアプリも始めました。これはアプリを立ち上げてお寺の境内や本堂に行くとポイントがもらえるという参拝アプリです。言ってみればご首題帳やご朱印帳の電子版みたいなものですかね。興味のある方はやってみて下さい。意外にハマるかも知れません。
日蓮聖人がお生まれになってから間もなく八百年! そして江ノ島龍ノ口で聖人が首の座に座らされて、奇跡的にも命を繋げられた龍口法難から七百五十年・・・報恩感謝の心で様々な事柄に取り組んでいます。
ご首題帳と言えば、先日、龍口テラスで手作りご首題帳を作って奥様にプレゼント致しました。藍染めです。私の愛が込められているので「愛染め」とも言います。普段は不動明王か愛染明王か・・・みたいな憤怒のお顔をした奥様もプレゼントの時は仏様のようなお顔になります・・・これで何日かは無事に過ごせます。皆さんも手作りご首題帳を作ってみて下さい。安心して暮らせるように・・・しかも、お洒落です・・・中々。そして、降誕八百年に向けて二年間の期間と目標を立てて、全国の日蓮宗寺院を参拝し、ご首題を集めてみては如何でしょう? 行った先で温泉に浸かって美味しいものを食べれば息災延命!長生きできますよッ きっと。
日蓮宗では日蓮宗新聞社という会社があり新聞を発行しています。法話や言い伝えの記事、各地各寺の行事の様子などが記載されます。既に購読されている方もいらっしゃいますが、興味のある方はお尋ね下さい。年間購読料3600円 月に3回(年間36回)の発行です。
南無妙法蓮華経