ステンレスやアルミニウムで作られた電車は、無塗装の銀色が特徴ですが、いつの頃からかそこに飾り帯を入れるのが普通になりました。さらに「窓下に帯を入れるべき」「窓上にも帯を入れるとなおいい」という変な常識が、鉄道会社にまん延し始めました。
ここでは、そんな常識に逆らい続けている会社と、そんな常識にとらわれ続けている会社を、イラストで眺めてみることにします。
こんなことをお話しします
窓下に帯を入れるのが当然と思っている事業者やギャラリーが多い

ステンレス車やアルミ車を購入すると、多くの事業者が何も考えずに窓下に帯を入れようとします。また、鉄道ファンなどのギャラリーも、それが当然だと思っています。
窓下・窓上・前面の“3点セット”なら完璧だと思っている人も多い

窓下は当然のこと、それに窓上、そして前面の“3点セット”が最も標準的な帯の入れ方だと思っている事業者も多いようです。そうでないと、鉄道ファンなどのギャラリーも「帯の入れ方が悪い」と批判したりします。
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参考文献
- 小林拓矢(2018)「銀座線はなぜオレンジ?地下鉄「路線色」の謎」(東洋経済Web)
- 松岡茂樹ほか(2020)「当社のステンレス車両sustinaに至る開発史」(総合車両製作所技報第7号)
- 大阪メトロ公式YouTube「これを知っていたらOsaka Metro通!路線カラーの秘密」