-- 2008.11.14 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
■はじめに - 13ゲーム差の「歴史的被逆転V逸」
08年、我が阪神タイガースは7月8日の巨人(正式名:読売ジャイアンツ)との戦い -実は私は甲子園でこの試合を観戦しました!- に勝ち、この時点で3位巨人に13ゲーム差を付けて首位を独走して居ましたが、巨人の猛追に遭い「歴史的逆転V逸」を喫して仕舞いました。特に終盤の巨人との直接対決は”蛇に睨まれた蛙”状態で7戦全敗という為体(ていたらく)、これでは優勝出来る道理が有りません、”赤っ恥”です。結局は勝負弱かった、夏場に弱かったということで、これは私が02年に言ってた事なんですけど。02年の阪神タイガースに対する”独断と偏見”の苦言雑言や野球に対する私論は
阪神ファン・選手・球団に告ぐ(To HANSHIN Tigers and its fan)
を参照して下さい。これから述べる意見も02年の意見を受け継いだもので内容的に可なり重なる部分も在ります -まぁ、それだけ野球というのは「言うは易く行なうは難し」です- ので、02年のページとこのページをシリーズ化することにしました。題して[猛虎か眠り猫か?、我が阪神]シリーズです。「猛虎か眠り猫か?」のキャッチフレーズはココから採りました。
今後このシリーズを更に充実させて行きたいと思っていますので、宜しく~!
■V逸の後 - 監督交代
岡田彰布監督はペナントレース終了時のクライマックス・シリーズ(略称:CS)前に辞任を表明、来年は阪神OBの真弓明信新監督の下でコーチ陣も大幅に刷新して再出発することに成りました。字は違いますが新旧監督の名の読みはどちらも「あきのぶ」です。
そこで新体制の「真弓阪神に期するもの」を阪神ファンの一人として述べたいと思いますが、やはり今迄の岡田阪神の野球をきちんと総括する事が物事の順序というものでしょう。岡田野球の問題点を明らかにし確(しか)と踏まえる事が大切で、それが真弓野球を論じる場合の土台に成るのです。
■岡田野球の総括
私が今に成って結果論で岡田野球の粗を探して言ってるのでは無い事は、岡田監督初年度の04年の秋に「”勘所を外したボケ野球”で元の木阿弥」と揶揄して居るのでお解りでしょう。岡田野球の主な問題点を挙げると次の3点です。問題点への具体的対応は、次章に於いてデータを挙げ乍ら改善策を真弓新監督に託す形で述べる積もりです。
先ず問題点1は、臨機応変さを欠いた硬直化した(=ワンパターンの)作戦(※1)で、これが岡田野球の欠点の大部分を占めます。それと仕掛けが遅いのも岡田の特徴でしたね。又、岡田に直言出来る参謀不在も指摘して置きます、つまり岡田がワンマンに成って仕舞った訳です。ワンパターンでワンマンの岡田野球は総じて”鈍牛””愚図””鈍間(のろま)”のイメージでした。
→ これについては次章の第3、第5、第6、第7をお読み下さい。
問題点2は、金本・矢野・下柳らの”年寄り”に頼り、若手の育成を怠ったこと。勿論、育成を心懸けて居たと思います -岡田は阪神の二軍監督時代には今岡などの若手を育成した実績が有る- が、結果として若手が出て来なかったということは、「結果として育成を怠った」と言われても仕方無いことなのです。まぁ、これは岡田1人の責任では無く体制や首脳陣全員の責任ですが。
→ これについては次章の第4をお読み下さい。
問題点3は、上記の2つの問題点の結果として次第にチーム全体の闘争心が欠如し、星野監督以前の「弱い阪神」に”逆戻り”したことです。「元の木阿弥」とはこの”逆戻り”、つまり星野の遺産を食い潰した事を指します。「歴史的被逆転V逸」の原因は偏に「闘争心の欠如」に在ったのです。
→ これについては次章の第5をお読み下さい。
問題点4として、勝負弱い体質を挙げて置きましょう。終盤の巨人とのペナントを賭けた直接対決では冒頭に記した如く”蛇に睨まれた蛙”と化し”赤っ恥”を掻きました。夏場に弱い体質と相俟って、これは02年の苦言で指摘した如く昔からの阪神の遺伝子(=DNA)に起因するもので岡田1人に帰する訳には行かない無いと考えられます(←星野時代にも勝負所の夏場に弱かった事は03年に指摘済み)が、それ故にこれは克服すべき重大な問題点です。
→ これについては次章の第2をお読み下さい。
■真弓阪神に期するもの - 「小結野球」を望む
阪神タイガースの監督には本当は”怖い人”が良かったですね。星野監督は怒ると雷を落としましたが、戦後の非暴力を第一とする社会風潮の中で”雷親父”や”怖い人”は駆逐されて仕舞ったので現在60歳以下の年代で”怖い人”は皆無という状態です。だから”怖い人”は無理な注文ですが真弓明信新監督は優し過ぎる感じですね、優男(やさおとこ)です。だから本音は真弓新監督には余り期待して無い部分が有るのも確かですが、しかし強い阪神タイガースを再興して貰わないと困りますので「真弓阪神に期するもの」というタイトルにしました。
優男の真弓監督は顔が良いので[特に女性の間での]話題がそっちに傾き勝ちに成ります。そこで先ず第1に言わねば為らない事は、監督は顔では無い。男と男の闘いですから当然です。
第2は、夏場に弱い「ひ弱」な体質を体質改善する為に、夏場を乗り切る肉体的且つ精神的な耐久力を付けて呉れ。今年の「歴史的被逆転V逸」の過程を振り返れば明らかですが、夏場の耐久力(=夏場のスタミナ)が巨人との頂上決戦を左右しました。その為には冬のキャンプでの走り込みの量を増やす事が必須です。中1週間で登板し乍ら5~6回でへばる先発投手陣、夏場に入ると不振に成る打撃陣は他チームと比べて情けない状態です。90年代の”弱い阪神”の時代の「ひ弱」なイメージは大分払拭出来ましたが、未だ未だ耐久力は不充分です。その為にはシーズンオフこそ苦しい走り込みで下半身を鍛えるべきで、シーズンに入ったら即効的なトレーニングしか出来なく成ります。それ故に冬場の走り込みが夏場の耐久力の元に成るという事をここで再度強調して置きます。
第3は、先発投手の整備、質と量の両面での拡充が急務です。特に完投出来る投手を望みます。と言うと直ぐにFAや外人の補強を考えますが私はもっと「育成」に力注いで欲しいですね。金権体質にどっぷり浸かった今のプロ野球界は札束で「金の卵」を買うだけで育成能力が全く無い、卵の方も先に契約金掴んでるので孵化出来ずにポイ捨てされても金銭的にはペイする、という構図で由々しき事態です。
昔はエースと呼ばれた投手は中3日で完投して居ました、中にはダブルヘッダー(※2)の第1試合で完投し即第2試合で抑えのリリーフに出たりはザラでした(→金田・米田・稲尾・村山らを見よ)。アメリカ流の投球数で制限する遣り方も一つの方法では有りますが、日本で成果を上げて無いばかりかアメリカでも投手の成績向上には繋がらず、逆に「100球肩」と言われる中途半端な投手ばかり出現し先発投手のレベルは日米共に極端に弱体化して居るのが現状です。
岡田野球は所謂”JFKの呪縛”に取り憑かれ形に囚われた硬直化した投手起用で救援投手ばかり増やしましたが、継投で登場する投手の数が増えれば1人位は不調な投手が出て来るのは寧ろ当然で、機械でも部品数が多い程故障の確率が高く成るのです。最後のストッパーは固定すべきですが中継ぎはその時々の好調な投手で繋ぐ、先発が完投を目指し頑張るのが基本だと考えます。私は久保田と江草を先発にするというのが、2~3年前からの持論であり希望です。
その先発投手の鍛え方ですが、これこそが 02年の苦言で進言した走り込みで下半身を強くする事です。更には遠投や練習時の球数を多くし「強い肩」を作る様に鍛え上げる必要が有りますね。昨今は肩の故障を恐れて球数を減らしてるので肩が益々弱く成って仕舞いました。
第4は、08年10月22日の掲示板でも吼えましたが、”年寄り”を切れ、ということですね。何時迄も金本・矢野・下柳に頼ってはチーム力は低下するばかりです。この3人は確かに03年と05年のリーグ優勝の功労者で、中でも金本は03年に阪神に移籍するなり全試合出場し「大体何処のチームでも1人か2人位は全試合出場者が居るのに、阪神には1人も居ないのが情け無い」という02年の私の嘆きを打破して03年のリーグ優勝を牽引し、その後も連続試合出場の記録をずっと更新し続け赤星や若い鳥谷らが全試合出場を果たす様に成りました。しかし乍ら”年寄り三人組”の力の衰えは素人目にも明らかです。
この「”年寄り”を切れ」の進言は「若手の底上げをする」という真弓構想と一致します。若手が活躍する場を作るには年寄りを切るしか方法は無いのです。本来は切る必要が無いというのが理想で、若手が伸し上がり”年寄り”を駆逐しなければ為りません。問題は若手の育成不足で、その原因として育成を担う二軍の指導責任、今や若手では無い林(リン)や桜井などの伸び悩む選手自身の自己管理責任を挙げて置きます。
しかし育成には時間が掛かります。若手が伸び悩む現状を打開し”年寄り”に頼る若手の心(=甘えの心)を改心させる為には、思い切って若手を実戦の中に放り出し修羅場を経験させる事、即ち「”年寄り”を切る」方向性が必要です。明日の阪神タイガースを担うのは”年寄り”では無く若手である事は明白なのですから、今直ぐの結果は多少眼を瞑る覚悟が首脳陣には必要です。つまり今の阪神を立て直すには、真弓監督は若手と心中する覚悟が必要です。厳しいと言われそうですがサラリーマンより高給取りのプロなんだから厳しいのは当然、責任を明確にするのは当然なのです。何れにしても来年も金本が4番を打ってる様じゃアカン!
第5は、真弓監督が来年の目標としてチーム100盗塁を掲げ、鳥谷の様に”走れるのに走らない選手” -鳥谷は今年僅か4盗塁- を放置しないと宣いましたが、私はこれには大賛成です。盗塁については私も予てから思う所が有りますので、以下にデータを挙げて持論を展開しましょう。実はこれは昨日(=08年11月13日)の掲示板に書き込んだ内容を土台にして居ます。
攻撃面を見る場合、チーム打率とか本塁打数にばかり目が行き勝ちですが、巨人の様に大型補強をしない限り打率や本塁打数が急にアップするなど難しい注文です。今年の西武は飛躍的に本塁打数がアップしましたが、こんな事は例外です。私は盗塁こそは攻撃に於ける「闘争心」のバロメーターだと思って居ます。03年に星野阪神がリーグ優勝した時はチームとして115個の盗塁を達成して居るのに、「歴史的逆転V逸」を喫した今年は62盗塁に終わりました。ホームランの目立つ巨人の78盗塁よりも少ないのです!!
私はこれが13ゲーム差を3ヶ月で引っ繰り返された”赤っ恥”の「歴史的被逆転V逸」の”目に見えないが重要な原因”だと分析して居ます。つまり野球に限らずスポーツに一番必要な闘争心が欠如してたのです。真弓が盗塁に着目して来年100盗塁達成を目標に掲げた事は、そういう意味で大いに評価して居ます。星野時代の闘争心の復活を目指して居るという事です。私は盗塁の大事さ、岡田に成ってからの盗塁の減少に対する懸念を既に04年6月13日の掲示板の議論「赤パンツ野球の成れの果て」の中で言ってまっせ、機動力の無い受け身の「横綱野球」では無く
機動力を生かした「小結野球」をしろ!
と。
そこで優勝した03年以降の阪神の盗塁数を年度別に以下に示します(参考の為に優勝を争った中日と巨人のデータと順位も載せて置きます)。
阪神(監督、順位) 中日(監督、順位) 巨人(監督、順位)
03年 115(星野、1位) 57(落合、2位) 71(原、3位)
04年 96(岡田、4位) 95(落合、1位) 25(堀内、3位)
05年 78(岡田、1位) 101(落合、2位) 38(堀内、5位)
06年 52(岡田、2位) 73(落合、1位) 73(原、4位)
07年 46(岡田、3位) 83(落合、2位) 63(原、1位)
08年 62(岡田、2位) 51(落合、3位) 78(原、1位)
この一覧表を見たら一目瞭然でしょう。阪神は岡田に代わってから盗塁数はジリジリと漸減して居ます。今年62盗塁の内、赤星が一人で41盗塁 -赤星は首の持病で一時盗塁数が減りましたが- してますから08年の他選手の合計はたった21盗塁です。堀内巨人の低迷の理由もお判りでしょう。原巨人が今年19歳の坂を1年間使い続け盗塁を増やし機動力野球を実践した事もお判りでしょう。この闘争心が逆転Vの原動力です、今年の巨人はホームランだけじゃ無かったのです。
[ちょっと一言] 上のデータでお判りの様に巨人の原監督は当初から機動力に重きを置いて居ます。歴代巨人監督では川上哲治(※3)がON砲のホームラン攻勢の他に機動力を駆使し9連覇を達成しましたが、私は原の野球は巨人の野球では無いと考えて居ます。彼の野球の土台は父・原貢氏の野球、即ち東海大相模高校の野球です。
上述の様に私は岡田が就任した04年からこの事を見抜き、岡田野球を”ボケ”とか”鈍牛”と評した訳です。結局、岡田は横綱では無い阪神に”鈍牛の横綱野球”をさせて泥沼に嵌まり込み、闘争心に基づく機動力野球という星野の遺産を食い潰したのです。だから08年10月14日の掲示板で言った様に岡田の辞任は当然、辞めなかったら私が「辞めろ」と吼えてましたよ。04年~05年当時は私の指摘に風当たりが強かったですが、今と成って私の慧眼が見直されてまっせ。
真弓監督に一番望むのは、岡田野球の最大の欠点である”鈍牛””愚図””鈍間(のろま)”の受け身野球を払拭し挑戦者意識と闘争心を確と持って積極果敢に攻める「小結野球」で挑む事とです。そして「小結野球」の真髄は「機敏さ」と「臨機応変さ」と”嫌らしさ”に在ると考えます。
[ちょっと一言] ”嫌らしさ”は大いに必要です。相手が嫌がる事(←勿論ルールを守った上で)をするのは勝負の基本です。特に関西の球団がカッコ付けたらアカンよ!
第6は戦術的な事ですが、先ずは一試合の中での作戦の話からしましょう。打てない時程「仕掛ける野球」をして貰いたいですね。打ててる試合ではボカスカ打ってドンドン点が入るので作戦など無用なのですが、相手投手の出来とか相性とかで打てない時に漫然と打って9回終わって仕舞うパターンが岡田野球では目に付きました。私が岡田野球に不信感を持った一番の理由はそこに在ります。結果的に完封されたにしても、セーフティーバントをするなり、エラーで出塁したら走る振りをするなり(←必ずしも盗塁しなくても良い)、死球を恐れず体当たりするなり(←サラリーマンより高給取りのプロなんだから怪我しない様に当たる位当然!)、もっと必死で踠(もが)く作戦が必要です。何か遣って完封負けなら仕方無いのです、そういう場合も有るでしょう、しかし何もせず漫然と、それも同じ投手に再三再四遣られる -例えば横浜の三浦- というのは我慢出来ません。
次はシーズンとかシリーズの作戦の話です。シーズン前半と終盤、或いは短期決戦のCSでは戦い方に違いが有って当然で漫然とワンパターンの戦い方を押し通す方が理に反します。例えば今年08年、阪神が「歴史的被逆転V逸」を喫した原因の一つは、シーズン終盤に成っても岡田が前半と同じ様に漫然と減り張りの無い野球を続けた事に在ると私は考えて居ます。具体例を挙げれば終盤戦で好不調に拘わらずリリーフ陣を硬直的に決め込んで試合状況を軽視して継投した事、何度登板しても駄目で来年度の契約も危ういリーソップを終盤の大事な試合に先発させ案の定打たれて落とした事、などです。終盤はローテーションを詰めて好調な投手だけで固めるのが当然と私は考えて居ますが。別の例を挙げると、西武対日ハムのCSに於いて日ハムの梨田監督が「今日負けたら終わり」という試合でエースのダルビッシュを明日に温存してグリン(←初戦で滅多打ちに遭っている)を再び登板させて再び滅多打ちで遣られて明日が無し、ダルを「宝の持ち腐れ」にした愚は絶対に犯しては為りません。岡田も同様の傾向が有りましたが(←それ故に岡田は短期決戦に弱かった)、短期決戦でローテーションがどうのこうのと言う監督はアホ且つボケです。真弓殿は嘗て、消滅直前の大阪近鉄バファローズ時代に梨田監督の下で打撃コーチをして居られましたが、監督が選手に遠慮するなど本末転倒、愚の骨頂でっせ!
最後に第7は人事面です。一試合或いは一定期間の中での作戦の成果を上げる為にはやはり作戦コーチ -通常はヘッドコーチが務めますが、名目はどうであれ監督に直言・進言・諫言出来る参謀役- に人材を得る事が重要です。今年の岡田監督が参謀不在で失敗した事は前述した通りです。監督はどうしても勝ちたい一心から視野狭窄に陥り勝ちですので、助手席での軌道修正役が特に最近の野球では重要度が増して居る様に思えます。
■結び - 生活安定志向が進むプロスポーツ界
今、全体を纏めるに当たって「真弓阪神に期するもの」の章を読み返してみると、進言の第4と第6の2箇所で「サラリーマン」という単語を無意識の裡に使って居ました。阪神に限らず”遣ってナンボ”のプロ野球選手が”出勤してナンボ”のサラリーマンに成り下がったという事ですね。事実、現在のプロ野球選手は労働組合の”高額組合員”です。つまり、「闘争心」とか「ハングリー精神」が薄らいで”生活安定志向”(=マイホーム主義)に成ったという事ですね。今のプロ野球選手はシーズンオフの年俸交渉、即ち”銭闘”の時に最もハングリーに成る様ですな、いやはや!!
女子テニス界でも若手が伸び悩んでる様で、スポーツ界に於ける若者の「闘争心」や「ハングリー精神」の希薄化や喪失の問題は一般社会でのニートの蔓延と絡めて世代論的問題ではないか、という指摘を「不甲斐無い日本人力士たち」の中でして居ます。
尚、[猛虎か眠り猫か?、我が阪神]シリーズの他画面への切り換えは最下行のページ・セレクタで行って下さい。(Please switch the page by page selector of the last-line.)
【脚注】
※1:ワンパターン(one pattern)とは、(和製語)言動などが常に一つの型に嵌まって変化が無いこと。
※2:ダブルヘッダー(double-header)は、野球で、同じ日に同じチーム同士が2回続けて試合を行うこと。
※3:川上哲治(かわかみてつはる)は、プロ野球選手・監督(1920~)。熊本県出身。読売ジャイアンツ(=巨人)の一塁手として首位打者5回、本塁打王2回。同チーム監督として日本シリーズ9連覇。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>
(以上、出典は主に広辞苑です)
●関連リンク
@参照ページ(Reference-Page):プロ野球選手は労働組合の”高額組合員”▼
資料-日本プロ野球の用語集(Glossary of J-pro-baseball)
@参照ページ(Reference-Page):猛虎か眠り猫か?、我が阪神▼
エルニーニョの「六甲おろし(六甲颪)」(The Rokko-Oroshi)
@補完ページ(Complementary):機動力を生かした「小結野球」の提唱▼
(勝負弱い阪神、大阪近鉄バファローズ発の騒動、赤星の持病にも言及)
赤パンツ野球の成れの果て(Red pants caused baseball to quake)
岡田野球の硬直化した作戦批判▼
浪速のケッタイ(Strange spots in Naniwa, Osaka)
星野時代も夏場に弱かった阪神▼
2003年・阪神、御堂筋パレード
(The victory parade of HANSHIN Tigers, 2003)
真弓が打撃コーチをした消滅直前の大阪近鉄バファローズ▼
オリックスの”球団転がし”を糾弾する
(Denounce 'Rolling Team' by ORIX corp.)
若手が伸びない女子テニス界▼
スポーツに学ぶ「引き際」('Timing of Retire' in case of sports)
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不甲斐無い日本人力士たち(Gutless Japanese Sumo wrestlers)