TITILE


CONTENTS

 おらんくの海

 泡盛に誘われて

 海外珍道中

 NICE BUDDY ?

 こだわりの世界

 Water Works

 Fire Works

 Daruma Sun

 Perfect Kiss

 土佐路のしるべ

 柏島痛風日記

レンズの選択 その2


まずは100mmから始める、これが最近のトレンドですが、いろいろ撮っていると100mmでは撮れない状況も多々起こります。そんなときの次のステップアップはテレコンバーター(いわゆるテレコン)でしょう。レンズ最短撮影距離は変わらないので、マクロレンズに付けると等倍以上の撮影が可能になります。ケンコーのものだと1万円前後で手にはいるし、ポートエクステンションリングを追加するだけなので比較的安く揃えられます。

TITILE
右が1.5倍、左が2倍テレコン。ともにケンコー。

2倍テレコンを入れると被写界深度は主レンズより浅くなるためピントがさらに難しくなるとおもわれがちですが、これは最短付近の等倍を越える接写の場合の話。同じ被写体を同じ大きさに撮す場合、撮影距離が離れる分、テレコン入りの方が被写界深度は深くなり、ピントは合わせやすくなるのです。テレコンを入れると、 レンズの明るさは主レンズより2段暗くなる上に、被写体から離れることによってストロボの光も届きにくくなるため、選択できる絞り値は限られてきます。

小さな被写体を撮るのにテレコンを使うことについては異論はないと思いますが、寄れない被写体にも使われているのが現状です。フィルムに写る大きさが等倍までであればテレコンは必要ありません。180mmの望遠マクロを使えばいいのです。テレコンを入れると画質がおち、ファインダーも暗くなるためハゼの撮影には180mmが理想的ですが、問題は値段。純正だと20万弱、シグマのでも10万くらいします。
TITILE
右がキヤノンEF180mm マクロ、左がシグマの180mm。

キッスで使用できるマクロレンズのスペックはこちら

      キヤノンEF50mmF2.5コンパクトマクロ
      キヤノンEF100mmF2.8マクロUSM
      キヤノンEF180mmF3.5マクロUSM
      シグマMACRO 50mm F2.8 EX
      シグマMACRO 105mm F2.8 EX
      シグマMACRO 180mm F3.5 EX

このうちイノンのハウジングで使用できるのは純正の3本だけで、シグマ用のギアはありません。シーアンドシーはシグマの50mm、105mmそれに旧型の90mmが使えますが、キヤノンEF100mmマクロUSM用のギアがありません。

                             次のページへ


Back     Home