光を制限するモノの総称のこと。写真レンズで言ういわゆる「絞り」とは虹彩絞りを指す。絞り羽根と呼ばれる光を遮る羽根がレンズの中に入っており、これを開いたり閉じたりすることで光の量を調整する。 撮影時の絞り値は2の倍数の平方根になることが多く、基本的にF値は2.8(8のルート)、4(16)、5.6(32)、8(64)、11(128)、16(256)、22(512)あたりが一般的。2.8から4になることで光の量は半分に落ちる。この数値を大きくすることを「絞る」、小さくすることを「開ける」という。 絞りを開けると被写界深度は浅くなり、背景はぼける。