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ストロボ


水中では太陽の光が届きにくいためストロボの使用が前提となります。
ストロボ光の性質は太陽光に近く、フィルターなしで被写体本来の色を写し出すことが出来ます. マクロ撮影では、被写体との距離が短いため、光量の大きなストロボは不要ですが、
絞り込んで撮りたい場合や、テレコンを入れて撮る場合などを考えると、ガイドナンバーが22くらいのものが良いでしょう。

マクロレンズ画角が狭いので、基本的にはストロボは1灯でもマクロ撮影は可能ですが、 できれば2灯のほうが良いでしょう。
ストロボ1灯の場合、被写体に当たる光るが強すぎて不自然になることが多く、 影が写り込んで目障りになります。
被写体から距離が離れている場合はあまり問題になりませんが、最短付近での撮影の場合には、ストロボをきちっと被写体へ向けてセッティングしないと、きれいに光がまわりません。
ストロボを2灯使用すると影が消され、またストロボを被写体から少し外せばソフトな光周りになります。
また、GN22のストロボを2灯使用するとGN31相当になるため、1灯の場合よりもさらに1段近く絞れます。
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ストロボ1灯の場合はトップから


ストロボの取り付けはポートリングにすればコンパクトになりますが、
状況によってはハレーションを起こすことがあるため、
アームに取り付ける方が無難でしょう。
ストロボに付けるアームは短いものでもいいと思いますが、
サイドやバックから凝ったライティングをするために、サブの方だけ 長めにする場合もあります。
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2灯ライティング。これなら縦位置でも撮れる。


また、マクロ撮影ではサブのストロボはスレーブでもOKですが、サブのストロボの光量が大きい場合には、自身が発光した光を感知してうまくTTLが効かない場合もあります。したがって、シンクロコードで繋いだ方が調光は正確です。

意図的に影を付けたい場合には、1灯オフにすればOKです。
動かない被写体なら1灯と2灯の両方とっておくとその違いがわかります。
ただし、いつも2灯で撮っていると、ストロボのセッティングがいい加減になるので、
1灯で初めて確実に被写体に光を当てる練習をするほうが上達への早道かもしれません。

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