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保谷バッファローズ観戦記
2005年 VOL.161
9月18日(日)  
東西秋季大会 1回戦 <クラスA> バッファローズ 対 保谷ストロンガーズ
 
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R
ストロンガーズ
       
バッファローズ
       
宮本(1回)→辺(3回)−林
この日宮本はストライクが入らなかった。ゆっくりしたワインドアップモーションから腕の振りが予想より早く、決して早い球ではないが、バッターとしてはタイミングが取りにくい。打ち気の逸る選手はよく引っ掛けてくれる。うまくはまると意外と打たれない。そのためには、最低ストライクを入れていかなければならない。初回フォアボールでランナーをため、内野ゴロもエラーがらみでアウトが取れず、要所で2塁打を浴び、ワイルドピッチなどもあり、あれよあれよという間に6点を失った。宮本は出だしから緊張があったのか、こういう展開にますます表情も強張ってしまった。こんなときこそ、バッテリーで励ましあい、チームみんなで盛り上げて欲しかった。
2回から投手は辺に代わり、何とか試合を収めた。投手の好不調はある程度仕方がないこと。それをカバーできる守備力、攻撃力、そして強い気持ちがチームとして必要だ。初回の失点に、どことなくみんなも沈んでしまったように見えた。一人ひとりがただグランドに立っているだけのようにも見えた。実際攻撃面でも集中力に欠けるまずい走塁で反撃のチャンスを潰した。アウト数や打者のカウントは、打者、走者、ランナーコーチ、選手全員が常に理解しておかないと次のプレーにつながらない。先ずは誰にでもできること、しないといけないことをきちっと実行してゆかないと、チーム力はつかない。  
ラグビーの往年の名プレイヤー松尾雄治(明治大学から新日鉄釜石、元日本代表SO、現成城大監督)が書いた本の中でこんなことを言っている。チームがピンチに陥ったとき、例えば怪我人が出た、他の選手が大きなミスをして落ち込んでいる、そんな時自分は何をするか。答えは、そんな時こそ自分の役割をきちっと果たすことである、と。チームプレーの原点かと思う。(m)
保谷小にて。
2005年 VOL.162
9月23日(金)  
スポーツ財団西東京市大会1回戦 <クラスC> バッファローズ 対 保谷ストロンガーズ
 
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SD
R
バッファローズ
   
ストロンガーズ
   
久我(6回)−水井
 最終回同点!そして、サドンデスを制す!!
「自分の力を信じろ!普段通りやれば絶対に負けない。俺を信じろ!」と試合前に話し、試合中も「自分たちを信じろ!」と言いつづけた。ストロンガーズのピッチャーは確かにスピードがあり、好投手だった。しかし、僕は試合前、よっぽどのアクシデントでもない限り、危なげなく勝つだろう、と思っていた。
試合の序盤は、理由はよくわからないが、バッファローズの選手は元気がないように見えた。チームがよどんでいるような。久我も初回はだるそうな感じで、球が来ていなかった。

1回表。1死後。佐々木が四球出塁し、3塁まで進むが後続がなかった。
1回裏。1番打者にいきなり2ベースを打たれ、リズムが狂ったのか2点先行される。3回裏にも1点追加された。0対3。劣勢だ。バッファローズは3回まで8三振を奪われ、完全に抑えこまれていた。しかし、久我は2回から立ち直っている。4回表。先頭の久我。センターへゴロで抜けるヒット。盗塁。水井は四球。やっとチャンスらしいチャンスがやって来た。
大塚の打席の時にダブルスチール。内野ゴロで1点返した。続く西崎が見事な当りのライトオーバー2ベース。1点差になった。尚もチャンスだったが、連続三振で2点止まり。しかし、チームに勢いが出てきた。選手の気持ちも表に出てきた。4回裏。エラーがからみ1点追加される。僕はタイムを取り、マウンドへ行った。荒い息遣いの輪の中で、久我は「大丈夫です」と言った。僕はもう一度「自分たちを信じろ。絶対に逆転できる」と言って、ベンチに戻った。
ここからはメモをとっていない。良く覚えていない。興奮していた。申し訳ない。

5回表。バッファローズ最後の攻撃だ。9番新城から始まり、山岸、佐々木、久我、水井と良く粘り、良く打ち、同点に追いついた。流れが来た。
5回裏。先頭打者の打球はハーフライナーでレフトの頭上を襲う。近藤が後ろ向きに飛びつき、捕った!大ファインプレー!一気にチームが盛り上がった。完全に流れが来た!僕はこの瞬間、勝ったと思った。

サドンデス。1塁大塚、2塁水井。3塁久我。無死満塁。バッター西崎。良く粘り、最後はデッドボール。貴重な得点だった。また、相手の送球の隙をつきホームイン!2点目。みんな完璧に試合に集中している。2アウトになったが、山岸がセンターへ見事なバッテイングでふたりが帰り、計4点。大きな追加点だった。山岸の集中力が勝った。
その裏。守備陣は落ち着いてランナーをふたり刺し、2アウト。その後、2点返されたが、問題なかった。計算通りだった。最後の打者はサードゴロ。大塚が難なくさばき、ファーストの西崎へ。バッファローズが勝利した。

苦しい試合展開だったが、春の市内大会優勝のあと、他市の強豪との試合経験が最後に生きたと思う。最終回に追いつき、初めてのサドンデスを制した。この経験も今後に必ず生きてくる、と確信している。みんな、よくがんばった。
あとは優勝するだけだ。チームを、仲間を信じる。これだけだ。
保谷小にて。
2005年 VOL.163
9月23日(金)  
スポーツ財団西東京市大会 1回戦 <クラスA> バッファローズ 対 リトルライオンズ
 
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R
バッファローズ
   
リトルライオンズ
X
   
邉(5回)−林
初回、B番村上にライト前ヒットが出るが、タイムリーなく無得点。1回の守備。先発は辺。相変わらずと言っては失礼だが微妙な制球が定まらず、先頭打者から三者連続フォアボール。しかし球は決して悪くない。2−3まで持ち込んでのフォアボールだ。この一球という気持ちの強さが、欲しい。続くC番サードゴロで、武藤−林と渡り1アウト。D番はピッチャーゴロに打ち取る、が、次の瞬間、辺から林への送球が大きく反れてしまった。握りそこなったのか、丁寧に投げすぎたのか、距離にして10メートルもないキャッチボールなのに・・ネット裏から見ていた私には、送球の瞬間、辺と林の呼吸というか目というか、何かが合わなかったようにも感じた。惜しいプレーで2点失い、その後スクイズで1点追加され、ノーヒットで3得点された。
 2回の攻撃、D番林はフォアボール、E番石塚のファーストゴロでセカンドがアウト、ランナーが入れ替わる。F番宮本のとき、石塚が何でもない牽制でアウトに。集中出来ていなかった。宮本はショートフライで3アウト。2回裏、辺は制球がついて来た、が、この回はその分打たれた。ホームランを含め3安打され3点追加された。
 3回の攻撃は三人で終わる。裏の守備ではフォアボールのランナーを出すが、2塁盗塁を刺して三人で収めた。少しリズムがでた。
4回の攻撃。先頭の本橋が右中間2塁打、村上の内野ゴロで本橋が3塁へ進み、その後ワイルドピッチでようやく1得点した。ムードとしては、三回裏の守りが良かっただけに、ランナーをため、この回をビッグイニングにしたかった。
4回裏の守備。セカンドエラーで先頭打者を出すが、ここでも2塁盗塁を刺した。後続を三振、サードゴロに打ち取る。
5回の攻撃。先頭宮本がデッドボールで出塁、ワイルドピッチで3塁まで進むが、武藤、代打石井が共に見逃しで三振し2アウトとなる。次の若園は左中間へフライを打ち上げレフトフライに倒れた。3塁ランナーがスタートしていないのが気になった。
最終回となった6回は三者凡退でゲームセットとなった。このゲームで、二・三気になったことを言えば、ランナーのとき、もっとしっかりとリードをとること。前の試合でもあったことだが全員がアウトカウントを頭に入れること。全力疾走で球を追うこと。5回裏の守備では、この日三度目となる2盗を刺した。林の送球が随分と良くなった。辺はだいぶまとまってきた。これからはもっと伸びのびと自信を持って投げればいい。
点は取れなかったが、勝機はあったゲームだと思う。この次は貪欲に1点を取りに行こう。(m)
公園グランドにて。
2005年 VOL.164
9月25日(日)  
スポーツ財団西東京市大会2回戦 <クラスC> バッファローズ 対 田無レッドタイガース
 
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レッドタイガース
       
バッファローズ
X
       
15
久我(3回)→山岸(1回)−水井
 一昨日が激戦だっただけに、あまりの落差に拍子抜けしたと言うか、物足りなかったと言うか、ギャップを感じた。試合中に僕が言っていたことは、気持ちが緩まないように、雑にならないように、甘くならないように、だった。強豪チームには通用しなかったプレイがすんなり通ってしまう。まずいなあ、と思ったけれど、その内「ま、いいか」と考え直し、こういうのもありか、と思った。どっちだ!
バッファローズがレッドタイガースから取ったアウトはほとんど三振だったような気がする。内野ゴロとかあったっけ?
試合は1回表に出会い頭と強風の影響で2本のヒットを打たれ、1点先行されたが、その裏、四死球にエラー、走塁をからめ、5点取って逆転した。投球のタイミングには合っていなかった。2回裏も同じような展開だったが、西崎にセンターへクリーンヒットが出た。初ヒット?「一本、ホームラン打って来い」と言った、3回裏に久我の2ベースの後、水井が完璧に捉え、レフトオーバーのホームラン!きれいに伸びていった。彼の、このバッテイングを待っていた。
最終回表は山岸が豊かなスピードボールで、ランナーを一人出したものの、アウトはすべて三振で終わらせた。
3回裏の時にレッドタイガースのセカンドの子が「負けたって、がんばったらいいんだよ!」とチームメイトに声をかけていたのが、印象に残っている。
北原グラウンドにて。
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