紙面が余ったので、バッファローズとは何も関係ないけれど、お話をひとつ。
たまに見知らぬ人から突然、話しかけられる事がある。駅のホームとか電車の中とか赤信号で立ち止まっている時に。それも何かを尋ねられるわけではなく、いきなり昔からの知り合いのように声をかけてくる。もう3ヶ月程前になるが、某駅の喫煙コーナーで煙草を吸っていたら、何の前振りもなく「これから玉川上水に行くんです。」とキッパリ言われた。他に人がいなかったので、多分、僕に言っているんだろうと思い「ハア?」と言うと、「会いに行くんです。」と言う。つづけて「僕も30になりましたから。面接です。」さわやかな表情でそう言うと青年は「じゃあ!」と言って去って行った。玉川上水と面接がどうにも結びつかなくて、しばらく混乱したけれど、どんな面接だったのか、今でも気になる
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