一九九二年、尾崎の三男が小学校五年生の時、第一小に少年野球チームがなかったので、近くの某チームに入団させた。だがそこは居心地が悪くすぐにやめてしまった。それなら、と自分がチームを作ることにした。夫人も応援してくれた。どうせやるなら、居心地がよく、子供が野球を好きになって永く続けられるような、そんな楽しいチームを作ることを目指した。
 尾崎は新チームを作るにあたって、グラウンド確保の思いもあって、先ずは第一小の校長先生へ相談にいった。また、当時在職中の某先生から、昔、第一小に野球チームがあったこと、ユニフォームとグローブを保管していることを聞いた。尾崎は、チーム名もユニフォームもそのころからのものを引き継ぐことにした。バッファローズの歴史は相当古い。どの時代に、どのような活動をしていたのか記録はないが、今の保護者で、バッファローズに所属していた人、バッファローズがあったことを知る人が多い。かくして、保谷一小バッファローズが復活した。数年後、チーム名は一勝しかできないチームから抜け出るように保谷バッファローズに改名した。一九九二年を新生バッファローズの設立年とすれば、今年、十四年目を迎える。二〇〇四年六月に、尾崎が一つの区切りとして目標としていた公式戦一〇〇勝を達成した。その間尾崎は、父親として、少年野球指導者として、組織の代表者として、八面六臂の活動をこなしてきた。もちろん、夫人の理解と保護者コーチおよびお世話係の協力があってのことではある・・・・・
 
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