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100勝記念祝賀会
2004年12月11日、保谷こもれび小ホールにて、「保谷バッファローズ公式戦一〇〇勝記念祝賀会」が開催された。OB選手25名、保護者5名と、尾崎監督以下、現役の六年生選手、保護者、コーチ、合わせて総勢61名が出席して盛大に行われた。創設時のOB5名を初め、遠くは名古屋から“ちゅうやん“が駆けつけてくれるなど、和やかなうちに歓談の花が咲いた。また、当日出席ができないOB多数からは近況報告のメッセージが届き、尾崎夫人からは心のこもったお手紙が寄せられた。尾崎代表と創設メンバーの本橋コーチへは、100勝の100が刺繍されたアンダーシャツが記念に贈られた。

1995年の新人戦一回戦。新生「保谷一小バッファローズ」は、創設より三年目にして初勝利を上げた。主将は石井雄、メンバーには小沢武雄、野上修太郎、赤羽信之介、中嶋岬太、岡本敦司、福田裕介、久永真也がいた。この年より保谷市の軟式野球連盟に加入し、都大会を初めとする大会に本格的に参加するようになっていた。秋のリーグ戦では五勝二敗で第三位という好成績を上げ、この年六勝八敗という結果を残した。ここから尾崎は二つの目標を持つことにした。一つは、チームとしての年間勝ち越し。もう一つは、公式戦100勝であった。
翌1996年は五勝、97年は六勝、98年は五勝、99年は一勝と、必ずしも勝ち星のペースは上がらなかった。2000年、この年Bチームが新人戦を制した。バッファローズにとっては、嬉しい大会初優勝であった。

都大会でも一勝し、この年は十一勝二十三敗。2001年は前年のBチームが順調に育ち、全日本学童、都知事杯も獲り、新人戦を含め都大会三冠を達成した。この年二十七勝二十三敗と、尾崎の目標とした一つ、年間勝ち越しも達成した。2002年は十勝十九敗。2003年は、Bチームが、チーム二度目となる新人戦優勝を果たした。Aチームも上手い選手が多く、この年チームは二十二勝十八敗と、こちらも二度目の年間勝ち越しを達成した。

そして迎えた2004年。チームの勝利数は通算九十三勝を数え、すでに100勝は秒読みに入っていた。4月11日、全日一回戦、向台リトルライオンズ戦で九十四勝。4月17日東西春一回戦、小山ドラゴンズ戦で九十五勝。5月9日都知事杯一回戦、田無ウイングス戦で九十六勝、5月23日同二回戦、保谷ユニバース戦で九十七勝、5月30日同三回戦、東伏見ファイターズ戦で九十八勝、同日同大会決勝、住吉シャークス戦で九十九勝。そして、6月6日くりくり一回戦、公園グラウンドにて、ひばりヶ丘ヤンキーズに勝利したことで、尾崎がもう一つの目標とした、公式戦100勝を達成した。一勝を挙げてから十年目の快挙であった。試合後、お母さん達が用意してくれた花束が、キャプテンの柴原の手から贈られた。後日談として、この時の花束を一番喜んでくれたのが監督夫人であったと聞き、関係者一同はあらためて、監督そして夫人への感謝の気持ちでいっぱいになった。

ここに一通の手紙があります、尾崎夫人からのメッセージです。これがBuffaloesの原点です。
 
12月11日、Buffaloesの公式戦100勝祝賀会がこもれび小ホールで盛大に行われました。
都知事杯・くりくり大会の優勝旗が華を添えました、横断幕・BGM・力仕事etc・・・Buffaloesの多種多様の機動力がこういった時に異常な力を発揮します。
 
現役キャプテンの柴原、OBで9期卒団キャプテンの高橋から尾崎総監督と本橋コーチに記念品が贈呈されました。
このときすでに尾崎監督はうっすらと目から涙が・・・
 
年末の忙しい時期にもかかわらず、OBが駆けつけてくれました、嬉しかったのは創設期のOBの参加でした、今度は練習にも参加してください。
 
熱血OB母、Blue-Kさん、本当に応援有難うございました、勝利の女神さま又応援お願いします。
本橋コーチ・・・スピーチ長すぎ・・・
 
事務局雑感
公式戦100勝記念祝賀会は、とにかく盛大に開催したかった。それには何よりOBが、それも昔のOBがどれだけ集まってもらえるかが決め手だった。結果、創設期のOBが参加してくれて会に重みがついた。
100勝を達成したのは6月6日。鉄は熱いうちに打て、熱しやすく冷めやすい国民性ということもあって、当初はすぐにでも開催したかった。だが、苦節十年の重みがある催しを、一度しかすることのできない催しを、ただの飲み会に終わらせては申し訳ない。それに、現役選手達は大会の真最中ということもあって、時期は少し落ち着いた頃にすることにした。
会場は、近辺の飲み屋、小学校の体育館、池袋界隈のホテル、そして、こもれびホール・・と悩んだ。七月のある日、インターネットでこもれびホールの空き状況を見ていると、年内の土・日がほぼ埋まっている中に、何故かぽつんと12月11日(土)だけが空いていた。“呼んでいる”と感じてしまった。不気味だった。
さあ、日時・会場が決まった。OBの母、赤坂さん、赤岡さん。現役の母、柴原さん、平山さん、松下ちゃん。コーチの渡辺さん、松下くんたちが発起人となり、準備に取りかかった。飲み会ではない、立派な会にしたかった。あかねさん、柴章さん、久我お母さん、山下お母さん達が手伝ってくれた。当日も早い時刻からコーチ、お母さん方に、設営に片付けにお手伝いいただいた。素晴らしい機動力、チームワークを感じた。いい会ができたと嬉しく思った。この次は200勝か、都大会優勝か、OBの甲子園出場か、お楽しみはこれからだ。
 
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