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今年から参加するようになった小山杯。1グループ8チームで8グループに別れ、グループ1位チームで決勝トーナメントを行うという、規模の大きな大会である。そのグループ1回戦。相手は東村山シーガルス。朝から爽やかな好日となった。早い目にグランドに到着したバッファローズは監督と簡単なミーティングを済ませ、横の公園でベンチ入りを待った。そうこうしている内にグランドの準備ができ、シーガルスも到着した。シーガルスは大柄な選手が多く、動きもきびきびしていて、見た目にもよく鍛えられた強いチームという印象を受けた。 |
第10回コヤマ杯争奪戦大会1回戦 <クラス1部> バッファローズ 対 東村山シーガルス |
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1 |
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7 |
8 |
R |
バッファローズ |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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1 |
シーガルス |
0 |
1 |
4 |
11 |
X |
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16 |
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宮本(3回)→辺(1回) −林 |
先攻の初回、@番本橋愁は三振。A番村上がきれいなライナーで右中間へ2塁打を放った。B番林はよく粘ってフォアボールを選んだ。C番辺のセカンドゴロで2塁ホースアウトとなり、2アウトながらも1・3塁とチャンスが繋がった。D番木屋のとき、相手投手の牽制が上手く大きなリードを取れなかったが、監督のゴーサインもあって1塁辺が盗塁スタート、キャッチャーは2塁へ送球するが悪送となり、この間に村上がホームインし1点先制した。木屋は三振に倒れ追加点はならなかった。
裏の守備。シーガルスが積極的に打って出てくれたのも幸いし、ピッチャーフライ、キャッチャーフライ、レフトフライとフライ3本で、先発宮本は上々のすべり出し。レフト秋元もよく捕った。2回表、E番馬緤はセンターへ抜けそうなゴロを打ち返すが相手セカンドの好守に阻まれる。F番武藤は球によく食らいついたがセンターフライ、G番宮本は三振で結局三者凡退。裏のシーガルス。先頭C番は右中間の浅いフライ、本橋愁と辺が追い、タイミングでは辺が余裕で落下点に入ったと思われたが球をはじいた。交錯が気になったように見えた。声を掛け合わないといけない。普段からいつも教えられていることである。大事な試合でこのプレーは悔しい。この後、盗塁、四球、ワイルドピッチで1点を失った。だが、ここから宮本は、三振、ライトライナー、センターフライと三人を打ち取った。
3回表、バッファローズは3者凡退。その裏のシーガルス。H番@番打者へフォアボール、盗塁でノーアウト2・3塁となる。A番打者は1塁後方へのポテンフライ、馬緤が追ったが惜しくも取れなかった。
この間に1点入り、なお2・3塁のピンチ。次のB番打者は、球をじっくり引きつけてレフトへ大ホームランを
放った。この後キャッチャーフライ、1塁フライ、センターフライと後続は断った。
宮本はこの回でマウンドを降りるが、打者15人に対し、ホームランの1本を除き、実に10人をフライに詰まらせ、よく頑張った。惜しまれるのは3つのフォアボールとワイルドピッチだった。
4回もバッファローズは三者凡退。その裏から投手は辺に代わるが制球が定まらず、フォアボールと相手ヒットもからみ大量11点を与えた。
最終結果は大差となったが、前半はバッファローズの方が声も出て元気があった。打つ方でも粘りが出て、ミート出来ていた。あの積極さや元気さは集中力につながり、どんな相手にも通用するということに自信を持とう。得点されても、誰かがミスをしても、最後までみんなで声を掛けあって頑張ろう。収穫があった一戦だと思う。(m)
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