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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.127
 長瀬杯を準決勝戦で失った時、尾崎監督は、「・・今日の試合内容は悪くなかった。きちっと守れて締まったゲームだった。この次はいよいよ最後の大会、1回戦の四小ファイターズはどんなチームか分からない。だが、ここに勝つとコスモスライダーとやれるぞ。コスモに勝つことを一つの目標にしよう」とみんなを励ました。
11月23日(火)  
多摩学童秋季大会 2回戦 <クラスA> バッファローズ対コスモスライダーズ
 
1
2
3
4
5
6
7
R
コスモス
バッファローズ
1X
柴原(5回)→松下(1回)−水井(優)
 コスモスライダーズとは過去に2回戦って、2敗している。4月に東西春季大会2回戦で初対戦し自滅気味に大敗。9月に東西秋季大会2回戦で対戦し、このときは善戦、惜しくも敗れた。そして今回で3度目の対戦となる。東村山市のチームと1シーズンに3回も対戦するというのも何かの縁かと思う。この大会の春季に優勝している強豪チームに勝つことを目標にし、対戦することを楽しみに思える今のバッファローズもまた頼もしい。

1回表:ライトゴロで1アウト、レフトフライ・エラーで1塁、盗塁をズバリと刺し2アウト、レフトフライに打ちとる。
1回裏:平山ライトへライナーの2塁打、遠藤送りバントで平山3塁へ。松下三振。水井サードゴロ・エラーで1点先制。
柴原サードゴロに倒れる。
2回表:セカンドフライ、レフトフライ、三振で三者凡退。
2回裏:久我惜しくもショートライナー、七井ショートゴロ・エラーで出塁、山下ショートゴロでランナーが入れ替わる。井上キャッチャーフライ。
3回表:ライトフライ、フォアボールで1塁。キャッチャーフライ、ショートゴロにさばく。
3回裏:平山フォアボール、盗塁とワイルドピッチで3塁へ。遠藤レフトフライ、松下サードゴロ、水井ピッチャーゴロで得点ならず。
4回表:サードゴロ、レフトフライ。ライトライナー2塁打を浴びる。サードゴロに打ちとる。
4回裏:柴原三遊間を抜くヒットで1塁、盗塁で2塁へ。久我サードゴロ、七井ショートゴロ、山下三振に倒れる。
5回表:フォアボールで1塁。キャッチャー前バントをヒットとする。ノーアウト1・2塁。次もバントでピッチャー前、柴原は堅く1塁へ。1アウト2・3塁となる。3塁ライン際を抜かれ1点、同点とされ、なおも1・3塁。次もサードゴロで松下がバウンドを合わせられずエラーで1点追加され、逆転を許す。なおも1・3塁。次もサードゴロ、これを1塁へ偽投し、サードカバーに入っていたショート平山がランナーへタッチ、アウト。2アウト1・2塁。そしてまたまたサードゴロ、慎重に裁く。
5回裏:井上サードゴロ、平山ライトオーバー2塁打、3盗を試みるがアウト、無理をする場面ではない。ここで遠藤が左中間を抜くランニング・ホームラン、同点とする。重くなりかけたベンチに息吹を吹き込む。松下レフトへライナーのヒットで続く。水井痛いデッドボールで1・2塁。柴原サードゴロに倒れ、勝ち越し点はならず。
6回表:投手松下に交代。フォアボール、三振、フォアボールで1アウト1・2塁。後を三振、ショートゴロで凌ぐ。
6回裏:久我フォアボール出塁、代打戸松のライト前に落ちる当たりで2塁ホースアウト。山下右中間を抜く2塁打、1アウト2・3塁となる。井上サードゴロ・エラーで生きる、ヘッドスライディングでファイトをせ見る。1アウト満塁。今日大当たりの平山、胸のすく会心の右中間ライナー、サヨナラヒット! 拍手!

相手投手は軟投派、いつでも捉えられそうだった。毎回塁にランナーを出しながら、気負いがあったのか連打が出なかったが、最終回に見事な集中力を見せた。内容はともかく、このチームに勝つという当面の目標をクリアーすると共に、この大会の優勝候補を破った。さて、この次の目標はどこに置くか。
北原グラウンドにて。
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