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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.121
 試合後のミーティングで監督から最初に出た言葉は、
『これまで、このチームでこんな試合は見たことがない。もっと野球を知らないとダメだ。うまくなれよ!』
という強い口調のものだった。実際、それほど出来の悪い内容だった。スタッフの一人としても、残念とか悔しいという思いではなく、何をしているの…というような思いであった。とは言え、これもこのチームの実力。何かが欠けると、こういう結果も当然あり得るわけだ。何かとは何か?。いろいろあるでしょうが、技術的なことよりやはり、勝ちたいという強い気持ちと集中力ではないだろうか。
10月10日(日)  
スポーツ財団大会1回戦(大会2回戦)  <クラスA> 保谷バッファローズ 対 東フェニックス
 
1
2
3
4
5
6
7
R
バッファローズ
フェニックス
X
柴原(4回)→松下(1回)−水井
 週末の悪天候が続き3週間ぶりの試合となった。相手は東フェニックス。5月に練習試合で対戦し大味な内容ながら勝利している。6年生選手の数が少ないため、各学年が集まった混成チームである。相手投手は速球を投げられる本格派だが、チーム力を客観的に見れば、選手層、実績面で、バッファローズが優位であることに違いない。

初回、平山がフォアボールと盗塁で2塁へ。遠藤はサードゴロエラーで出塁、1・3塁に。松下は三振となるがこの間ワイルドピッチで1点先取。水井デッドボール、柴原フォアボールで1アウト満塁。続く久我のサードゴロでホームホースアウト。七井は三振に倒れ、この回ランナーをためながらもヒットが出ず、1点しか取れなかった。結果として、この回の攻撃が後々の悪い流れにつながっていった。
 柴原はこの日も安定していた。3回まで2つのフォアボールを出しただけで、3三振と内野ゴロで無難に抑えていた。4回の失点は、サードエラー、センターエラー、ショートエラー、レフトエラーと、エラー4個にヒット1本がうまく絡んだもので自責点はない。
 5回に遠藤の2ランホームランが出て同点に追いつき、これで何とか押し切れるかと思わせたが、試合の流れを引き戻すまでには至らなかった。
 5回の失点は、柴原から代わった松下が立ち上がり2者連続フォアボールを出し1・2塁となり、次打者のセカンドゴロで2塁ホースアウトとし1・3塁。次の打者もセカンドゴロで、飛び出した3塁ランナーを刺し2アウトする。この間に、打者走者を1・2塁間に挟む、というより挟まれにきた。うまく裁けばダブルプレーの場面であったが、ランナーを深追い・悪送。その間に1塁にいたランナーをホームへ返し、決勝点となってしまった。最終回の攻撃も、相手内野エラーから、願ってもない貴重な同点ランナーを出すが、まずい攻撃で得点には至らなかった。
 攻守にわたり、弱い時のバッファローズの一面を露呈させた試合だった。つまり、守備のエラー、連鎖。まずい走塁。気持ちと空回り気味なバッテイング、速球という程のボールではなかったが、この日のヒットはわずかに2本だった。そして何より、気持ちで負けていたように思う。こういう重い流れの展開になったとき、誰かが流れを断ち切り、みんなで励ましあってほしい。
それと、監督が言われたように、試合の毎に野球を知って行こう。負けた試合には原因があり、勉強になるはずです。
北原グラウンドにて。
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