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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.104
え〜、過去にも何度かあったのですが(と言うか、結構)、実際には観戦しておりませんので、臨場感あふれる興奮の様子はいまひとつ伝わらないと思います。そこら辺は皆さん、差っぴいて読んでください。創作もあります。また、僕が観戦できない場合は松下コーチが書かれています。ご存知ない方に念のため。今のところ、僕も松下コーチもダメな場合は今回のようになります。栄ホークス出身の子とは、「青嵐物語」作りで顔見知りになっていて、かわいいので、どこかのチーム相手みたいには書けません。ごめんなさい。
6月27日(日)  
くりくり大会準決勝戦 <クラスA> バッファローズ対栄ホークス
 
1
2
3
4
5
6
7
R
ホークス
バッファローズ
4X
柴原(3回)→松下(2回)−水井
バッファローズ!大逆転サヨナラ勝ち!!決勝進出!サヨナラ男遠藤!殊勲のエンタイトルツーベース!!!
試合の流れを引き寄せたのは、2番手松下の好投と5回表の無死3塁を無失点で切り抜けたことだった。追加点されていたら、その裏の怒涛のような攻撃はなかったのではないか。バッファローズは追い込まれていた。追い詰められていた。立ち会って、いきなり土俵際に押され、なんとか押し返したものの、じっくり寄せられて、徳俵一枚でなんとか踏みとどまっていた状態だった。残された時間はない。もう、うっちゃるしか選択がなかった。ドラマは先頭3番、その松下から始まった。レフトオーバーの3塁打。逆説だが、ホームランにならなくて良かった。続く水井四球、馬場四球、久我智四球。ホークスの投手は勝ちを急いだか(仕方ないと思う)、押出しで1点返す。2点差。尚も無死満塁。プレッシャーがかかる。戸松ショートゴロ。だが、送球がそれ、水井生還。1点差。無死満塁が続く。七井倒れて1アウト。柴原レフトフライ。馬場がタッチアップ。セーフ!セーフ!!同点。1番平山ファーストゴロ。サドンデスに入るかと思ったが、平山の俊足にファーストが焦り、平山は1塁に生きた!そして2番遠藤の打席になった。
1回表。ホークスの攻撃。先頭打者内野安打、レフト前ヒット、エラー、レフトオーバー3塁打で、バッファローズは4失点してしまう。厳しい試合になるのではと、予感はしていたが、このハンデは大きかった。
1回裏。平山、足を生かしてショート内野安打、盗塁。その後ホークスの失策で2点返す。貰ったような点だった。
2回表。2アウト後にホームランを打たれ、そのあと、エラーで2点追加された。う〜ん。流れが悪い。
2回裏、1死後。戸松四球、七井四球、柴原レフト前ヒットで満塁。しかし、走塁の判断が悪く1点しか入らない。
風はどこだ。3回表裏はお互いしばしの休憩。4回表に投手松下にスイッチ。三者凡退に押さえる。4回裏。先頭の戸松・七井連続四球、暴投で無死2・3塁のチャンス。しかし、無得点。う〜ん、う〜ん。『ここまで書いてきて、よくこんな試合運びの悪さで勝てたな、と思った。最後は気持ちだろうか。』
そして、最終回に入った。5回表。無死3塁になる。1点入るのは仕方がないと思われた。しかし(今回は“しかし”が多いなあ)、この1点を取られたら…。バッファローズは守りきった。ホークス無得点。風が吹いた。

遠藤はバットに手応えを感じていた。打球が上がった瞬間、越えろ!と思った。まさか、センターを越えて、観客席に飛び込むとは思わなかったけれど。不思議な感じがした。サヨナラヒットだった。打球はセンターのはるか頭上を超え、ワンバウンドで観客席に飛び込み、2・3度跳ねた。瞬間、周囲の歓声が波の砕け散る音のように聞こえた。夢中で走り、2塁ベースまで行ったとき、ベンチの興奮をよそに自分の冷静さがわかった。もちろん、うれしい。手に感触が残っていた。

その時、遠藤は3塁ベースを踏んで、ホームへ返ろうと思った。その時間は自分自身だけのためにある束の間の短い時間だった。
公園グラウンドにて。
【バッファローズの新しい仲間たち】
  • 馬緤 賢太(第一小5年)−待望の入団。バッファローズの守りの要となれ!期待しています。マツケン!
  • 若園 治憲(第一小5年)―運動・身体能力は高い。キャッチボールでわかりました。いいね。頼むぞ。ワカ!
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