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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.100
今更なんですが、酔っ払って自転車に乗らない方がいいと思います。転倒します。傷だらけの上、打ち身で身体が痛くなります。必ずしも、試合数とは一致していませんが、Buffaloes Newsも100号になりました(さりげなく)。
5月30日(日)  
都知事杯 決勝戦 <クラスA> バッファローズ対住吉シャークス
 
1
2
3
4
5
6
7
R
バッファローズ
10
シャークス
松下(3回)→久我智(2回)−水井
バッファローズ!優勝!!全員野球の勝利!柴原、今大会の最優秀選手に!!おめでとう!!!
5月の終わりに待っていたのは、真夏の熱さだった。子供たちには昨日の運動会に、きょう準決勝、決勝と二試合あって、厳しい一日だったろうと思う。よくがんばったと思う。"がんばれ"という言葉は我慢を強いるようで、好きじゃないけれど、「今この時、がんばれ!」と言うしか僕にはできない。
とにかく、コンニャロ!コンニャロ!!コンニャロ!!!という試合を期待していた。それは、どんな試合だ!

決勝戦だ。
1回表。平山レフト正面に痛烈な打球。レフトがグラブに当ててはじいた。平山は1塁に生きた。すかさず盗塁。無死2塁。遠藤1塁側にバント。小フライになったが、捕りきれず、内野安打になった。遠藤も2塁へ進み無死2・3塁。松下はセカンドへ高いバウンドのボテボテのゴロ。平山一瞬躊躇し、本塁アウトになる。松下2塁へ進み、1死2・3塁。水井の打球は松下と同じようにセカンドへ。遠藤も躊躇し、中途半端な走塁になったが、本塁手前で止まり、3塁へ戻った。挟まれた。キャッチャーが追い込み、投げたボールはレフトへ転がり、バッファローズが幸運な先取点を奪った。続く馬場もセカンドへの高いゴロ。今度はセンターへ抜け、松下・水井がホームへ帰り、計3点を入れた。バッファローズの走塁ミスで0点に終わったかも知れない攻撃が、3点入った。ツキがある。その裏。松下は先頭打者に2ストライク後、四球。サードフライ、三塁ゴロと抑えた2死後、ワイルドピッチで1点与えたが、ピッチング自体は悪くない。2回表。柴原サードエラーで出塁。平山のセカンドゴロでランナーが入れ替わる。平山盗塁。遠藤四球。松下デッドボール。水井四球。馬場デッドボールで2点追加。シャークスの投手はがっくり膝に手をつき、うなだれた。バテバテだった。もう、誰の見た目にもはっきりしていた。しかし、続投。久我が倒れた後、戸松が左中間を破る会心のバッティングで3塁打になり、バッファローズが7対1とした。シャークスの投手がやっと代わった。3回表。柴原サード内野安打で出塁。平山ライト前ヒット。見事な走塁で無死2・3塁。遠藤のサードへのゴロ、松下のセンター前ヒットなどで2点追加した。この回の走塁は良かった。3回裏。1点奪われた後、2死2・3塁でパスボール。バウンド良く跳ね返り、3塁ランナーホームアウト。松下は良くがんばって投げた。4回表。馬場きれいにセンター前へ。久我四球で無死1・2塁になったが、七井のセンターライナーにランナーが飛び出し、ダブルプレー等で無得点。そうそう、上手くいかない。4回裏。投手久我に交代。2死満塁から1・2塁間を抜けるゴロ。七井が落ち着いて処理し、1塁へ。アウト!無得点!本当に落ち着いていた。5回表。この試合、3度目の先頭柴原。打ったボールはレフト頭上を越え、公園グラウンドの一番深いファールゾーンへと転がって行く。ホームラン!涙、涙のホームランだった。
勝負は決まった。
最終回裏。バッファローズ最後の守り。勝ちを急いで4点献上したが、大勢に影響はなかった。シャークス、最後の打者の打球は、ホームランを打ったサード柴原の前へ、力なく向かって行った。
みんな、優勝おめでとう!
公園グラウンドにて。
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