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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.99
この週末は、第一小の運動会、都大会予選と子供たちは大活躍。がんばりました。大人は大人で、そりゃーがんばりました、はい。曇りという天気予報にもかかわらず、日焼けを気にして好天が恨めしく思えるほどの、絶好のスポーツ日和でした。
5月30日(日)  
都知事杯 準決勝戦 <クラスA> バッファローズ対東伏見ファイターズ
 
1
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6
7
R
ファイターズ
バッファローズ
X
柴原(5回)→久我智(1回)−水井
 「都知事杯」西東京地区予選の準決勝は、今の西東京で考えられる順当なベスト4となったのではないだろうか。この日先におこなわれた準決勝の第一試合、シャークスVSホークス戦では接戦となり、4対5のサヨナラでシャークスが決勝へ進んだ。それはそれとして、バッファローズは、準決勝の対戦相手であるファイターズには何としてでも勝って決勝へ駒を進めなければならなかった。なぜなら、一つには、都大会につながる「全日本学童」と「都知事杯」、この二大会を制することが、暗黙のあるいは当然の今年度のチーム目標であった。ところが、全日は不覚にもあっさりと2回戦負けを喫してしまった。ならば、この大会こそは何としても勝ちたかった。このチームの本当の強さを認めさせるためにも、いや自分たちが味わうためにも、この大会はとらなければならなかった。ここでつまずくわけには行かなかった。そして、もう一つの理由は、ファイターズとは過去に4年生のCチームの時に二度対戦し、まだまだウブだった可愛い我がバッファローズは、おませなファイターズにかき回されて嫌な負け方をし、大いに悔しい思いを味わった。以後対戦する機会がなかったわけで、この試合は単なる勝ち負けのリベンジ以上に、ファイターズとは、この次戦うときには絶対に勝つ、しかも圧倒的に勝つぞ!と、相手に思わせるそんなチームだった。選手にどれほどの想いがあったか分からないが、私には相当強いものがあった。
 この日準決勝の二試合目は10時半開始予定であった。ファイターズは9時過ぎにはグランドに着き、メイングランドの奥で整然とウォームアップを始めた。一方のバッファローズは、9時から健康広場でウォームアップをし、グランドに到着したのは10時10分を過ぎていた。その集まり方が、荷物を運んでいる子、何人かのグループでトイレへ行く子、ぼーっと試合を見ている子、とバラバラで、グランド挨拶をしてからも特に練習することもないので、一見すると、だら〜とした、まとまりのない、やる気があるのかないのかようわからんご一行が到着したな、という感じであった。しかし!、ベーシックなユニフォームの純白さが、乾いた砂のグランドに妙に映え、威光のようなものを感じた。何故か。
  試合が始まったその瞬間は、2年近くも前の過去の勝敗結果を未だに引きずるかのようにファイターズには余裕があるように見えた。バッファローズは緊張があったのか、運動会の疲れがあるのか、明るさも元気さも欠いているように見えた。
後攻めの初回の守り、先発柴原は堅かった。2四死球と3安打でいきなり3点を失った。しかし、柴原が乱れたのはこの初回の立ち上がりだけだった。2回裏に相手エラーで1点を返し、4回表に内野守備の乱れから1点を追加され、4対1となった4回裏の攻撃で自慢の打線がつながった。水井左中間2塁打、馬場四球で1・2塁、ここで久我が送りバントを決める。こういうチームプレーをきちっとされると、相手に取っては脅威である。何となくレベルの高さのようなものを感じてしまうものである。この後、戸松のレフト前ヒットで1点、七井のショートゴロを1累へ悪送球する間に2点、平山の右中間2塁打で1点、遠藤の左中間2塁打で1点、一挙5点を入れ逆転した。相手ベンチのムードは一気に沈んでしまった。5回裏にも馬場、久我、戸松、平山にヒット、足も使って3得追加し、試合を決めた。柴原は途中から余裕も出て、最終回を久我に託すまで、ゲームを楽しんでいるかのようにも見えた。このゲームでも投打がかみ合って、序盤の劣勢を見事に跳ね返した、いい試合だった。
  大事な準決勝、みんな、よくがんばった。そして、よくぞファイターズをやっつけた。決勝は思い切って行くしかない。気迫で押しまくれ〜! もう一度都大会へ!
北原グラウンドにて。
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