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保谷バッファローズ観戦記
2004年 VOL.91
試合のあった翌日の朝、穏やかな気分で出勤できるかどうかは、その試合結果に大いに影響されます。健康広場の生け垣には花水木が数本あります。今、白と赤の花が清楚に可憐に開いています。な、わけで、今週はここち良く出勤しています。すいません、それだけです。
4月11日(日)  
全日本学童野球大会西東京地区予選1回戦<クラスA> バッファローズ対リトルライオンズ
 
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R
バッファローズ
10
リトルライオンズ
松下(4回)−水井
先攻で始まった1回、1番の久我がフォアボールを選び出塁。彼には、先頭打者初球ホームランという快挙をいつかやってもらいたいと思っていますが、この試合、先頭打者としての出塁はいつも以上に貴重でした。柴原が三振に倒れ、平山がフォアボールで1アウト1・2塁のチャンス。そして、出ました、水井の一発が。2ストライク1ボールからの4球目、左中間をライナーで破る見事な当たりの3ランホームラン。先の敗戦の重〜い、重い気分を晴らすとともに、今年度最初の西東京市の大会で、他チームへの挨拶代わりになった、あとで振り返ることがあっても恐らく、今シーズン一・二の重みを持つに違いない一発でした。その後、松下のセンター前ヒットと相手エラーが重なり、2点を追加し5得点しました。
 その裏の守り。この日のオーダーは昨年来の基本ポジションをベースに、1塁に馬場、レフトに山下、センターに遠藤、ライトに井上が入りました。先発の松下は、内野ゴロ2、四球1、三振1とまずまずの出来、初回の攻防で試合の主導権はバッファローズが握りました。
 2回表、先頭の柴原が2ストライクと追い込まれてからも球をよく選びフォアボールで出塁。続く平山、水井が倒れたあと、松下の平凡なサードゴロを相手がエラー。この後遠藤のレフト前ヒット、山下フォアボール、この間にワイルドピッチが2つからみ、この回3得点し、点差としてはほぼ試合を決めました。
 2回裏、先頭打者に、レフト山下の頭を越されるきれいな当たりで2累打され、センターフライで1アウトとしたあと、次のバッターがセンター前へクリーンヒット、これを遠藤が落ち着いてバックホーム、2塁ランナーを3塁にとどめました。練習通りのいいプレーだったと思います。ところが次の打者へは2・3からフォアボールを与えてしまい満塁のピンチとなってしまいます。次打者をキャッチャーフライに打ち取り2アウトとしますが、後続にライト前へはじき返され、井上が上手く取りライトゴロを狙いましたが惜しくも刺せず1点が入り、なおも満塁のピンチが続きます。はらはらしましたが、その後を何とか三振に打ち取り、この回3安打されながらも1点に押さえたのは、みんなでよく守ったと思います。
 3回の攻撃では2アウトから、フォアボールとヒット、エラーがからみ2得点し10対1となりました。いよいよ勝負は決定的です。この回2アウトランナー2・3塁で、遠藤の打球はきれいに1・2累間を抜きましたがライトゴロに倒れます。しかし、この時の遠藤の必死の1塁へのヘッドスライディングは見事だったと思います。おそらく、何とか生きようという無意識の反応だったと思うのですが、自然とそんなプレーが出ることが素晴らしく、他の選手も何かを感じて欲しいと思いました。
 3回裏にはまたしてもピンチを迎えてしまいます。点差からしてもここはみんな落ち着いて、抑えて欲しかったところですが、ショートゴロ(1アウト)、ショートエラー、フォアボール、三振(2アウト)、フォアボール、三振(3アウト)と、ここでも2アウト満塁のピンチをつくってしまいますが、何とかしのぎました。2回・3回と相手に一発出ればどう展開していたか、怖いところです。
この試合、印象に残ったのは水井のホームランと遠藤のはつらつとしたプレーです。松下は不安定ながらも徐々にマウンドの感覚を戻している感じはありました。この日バッファローズは4安打、相手四死球9、失策6では勝って当たり前の内容でした。とはいえ、この1勝はいろんな意味で大きな価値のある勝利です。これからも大いに自信をもって試合に臨み、勝ち進んでいって欲しいと思います。
東伏見小にて。
2004年 VOL.92
この間「ヤマトのり」(ふたがオレンジ色、容器が透明でのりが液状になっている、良く見かけるもの)と「アンメルツヨコヨコ」を間違って首に塗り、大騒ぎしている人を見かけました。
ちょっとまじめな話。イラクで人質になった人たちと家族に対して、世論は「自己責任」とか「自業自得」とか「救出費用を請求すべき」とかの意見が相次ぎ、日本社会は人に対して厳しいなと思う。何もそこまで言わなくても…と僕は思う。心に余裕がないと寛容さは生まれない。
4月17日(土)  
春季東西大会1回戦  <クラスA>   バッファローズ対小山ドラゴンズ
 
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ドラゴンズ
バッファローズ
柴原(5回完投)−水井
バッファローズ伝統の守備力を魅せる!投手柴原完投!!
キャプテン、エースのジョー登板。柴原は四年生秋以来の公式戦マウンドだろうか。
柴原は落ち着いていた。初回のマウンド。先頭打者をサードフライで1アウトをとった後、センター前へ打たれて、ランナー1塁。けん制球がそれ、3塁へ進む。しかし、次打者を三振、ファーストゴロに取り、バッファローズは好い雰囲気でその裏の攻撃に移った。先頭の久我四球を選ぶ。遠藤バント。失策を誘う。平山・水井がライト、センターへきれいに打って2点先行。
2回表。ショート平山、頭上の打球をジャンプ一番、ナイスキャッチ!チームが盛り上がる。結果、ドラゴンズは三者凡退。3回表。四球、ヒット、四球で無死満塁の大ピンチ。
しかし、柴原は落ち着いていた。キャッチャーフライ、ピッチャーゴロ、ファーストゴロに仕留め、ますますチームは盛り上がり、3回裏のバッファローズの攻撃に移った。
この回、先頭の遠藤が三塁線を破る2塁打を放つ。平山四球。ワイルドピッチ、盗塁で無死2・3塁。サードへのけん制球がそれ、1点追加。1死後、松下四球。柴原の内野安打で4点目が入った。
4回表。1死3塁でショートゴロ。平山が見事なバックホームでアウト!1塁に残ったランナーはけん制で刺した。
5回表。1点を返された、なお1死2塁・3塁のピンチが続いたが、ピッチャーゴロをファースト、バックホームと転送しダブルプレー。1点に押さえた。
5回裏に相手のミスからバッファローズが1点追加し、時間終了となった。
バッファローズは随所に出た好プレーが、守りのリズムを生み波に乗った。心地よい緊張感を持ってプレーができた。少ないヒットでも効果的で、バッファローズらしいゲームだったかも知れない。
新座四小にて。
2004年 VOL.93
4月18日(日)  
全日本学童野球大会西東京地区予選準々決勝戦<クラスA> バッファローズ対対保谷ユニバース
 
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バッファローズ
ユニバース
3X
松下(3回1/3)→久我(2回2/3)−水井
ショッォォォ―――ク!残念!勝って欲しかったあぁぁ―――――!!僕の正直な今の気持ち。
1回表。三者凡退に倒れたが、すぐに捉えられるな、と思った。久我・柴原・平山ともボールが見えていた。その裏。エラーで2死ランナー3塁になるも、平山がセンターに抜けそうなゴロを見事なフィールデイングでアウトにし無得点に押さえた。2004バッファローズAのエース松下は、球が走っている。

2回表。先頭の水井がセンターオーバーの2塁打を放つが、後続が倒れ無得点。
2回裏。試合が動いた。先頭打者にレフト前ヒットを打たれ、無死1塁。盗塁されたが水井が刺した。その後、まさか4点を奪われるとは思いもよらなかった。エラーで先制点を取られ、チームのリズムが狂った。しかし、ベンチの雰囲気に焦りはなかった。

3回表。先頭打者は井上から守備交代した山下。サード前のゴロに全力で走り、1塁セーフ。馬場レフト左へ会心の当たり。ホームラン!あっという間に2点返した。1番に戻り、久我四球、柴原レフトを抜く3塁打。平山のサードへのゴロで、柴原ホームへ返り、同点。
もう、こっちのものだと思った。
4回表。遠藤のセンター前ヒットから、馬場もセンターへタイムリーヒットを放ち、逆転する。
4回裏。1死2塁でピッチャー久我に交代。見事に押さえた。
5回表裏の攻防はお互いもう一歩のまま、最終回となった6回へ入った。
1死後、代打七井。素晴らしい当たりの右中間ヒットで1塁へ。続く馬場がまたもやレフトオーバーの3塁打を放つ。貴重な追加点だった。6対4。これで勝ったと思った。

その裏。先頭打者にヒットを打たれるも、次打者をセカンドゴロに討ち取り、1死1塁。正直、これで大丈夫だろうと思った。バッファローズには小さなミスも帳消しにするようなプレーが出ていたから。
しかし、この次の打者に左中間を抜ける2塁打を打たれ、ユニバースのおせおせムードになってしまった。打たれる直前の打球、サードとキャッチャーの間に上がったファールフライを一瞬、見合ったように見えた。結果、分岐点になってしまったのか。

勝負のあやのようなものもあった。バッファローズのみんなは積極的に良く打つし、守備もうまい。
臆せず、自分たちの野球をやろう。
気持ちを新たに都知事杯、くりくり大会、東西大会に望もう!
北原グラウンドにて。
2004年 VOL.94
先週は、土曜日に春季東西1回戦を柴原の好投と堅実な守備で無難に勝ちを収め、ほっと一息つけたが、翌日の全日本学童2回戦ではユニバースに悔しいサヨナラ負けを喫し、なんともすっきりしない一週間を過ごすこととなってしまった。この日も期待と不安を抱えての戦いとなった。今シーズンに入ってまだまだチームのまとまりができていない。はつらつとした、本来のこのチームらしさをつかむきっかけにしたいところだった。
4月24日(土)  
春季東西大会2回戦  <クラスA>   バッファローズ対東村山コスモスライダーズ
 
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コスモス
13
バッファローズ
松下(4回)→久我智(2/3回)→柴原(1/3) −水井
 後攻で始まった初回の守り。先発松下は@番をカウント2-3からフォアボール。ランナーはスチールの後A番の送りバントで3塁へ進塁した。次のB番の小さなキャッチャーフライを水井が振り向きざまにナイスキャッチ、2アウトとなるが、C番にセンターへきれいにはじき返され1点を先制された。D番打者はキャッチャーフライトとなり水井が確実に捕った。裏の攻撃では四死球でランナーを出すもヒットが出ず無得点。2回表は先頭打者にセンター前ヒットを許すが、後続を2三振とピッチャーゴロで断った。2回裏、1アウト後、遠藤死球、戸松四球、七井四球で満塁。ここで馬場がほぼ定位置へのライトフライとなり、3塁ランナーの遠藤は思い切りよくタッチアップしたがきわどいクロスプレーでアウトとなった。ここは仕方がない。3回表の相手攻撃。@番をセカンドフライで1アウト、A番に四球、B番をピッチャーフライで2アウトをとるも、またもC番に左中間タイムリーを打たれ1点追加された。3回裏、久我四球、柴原サードゴロでランナーが入れ替わる。平山ライトフライで2アウト。水井がセンターへヒット、盗塁もきめ2・3塁のチャンス。ここで松下が左中間へ2点タイムリー、同点となった。この後も相手エラーと四球で満塁としたが後続が倒れた。
 さて、ここまでの戦いぶりは互角であったと思う。むしろ同点に追いついたバッファローズに勢いはあったかもしれない。ところが次の回に一発決められてしまう。先頭打者F番三振、G番四球、H番ショートゴロでランナーが入れ替わり2アウトを捕る。ところが、次の@番A番に連続四球を与え満塁となり、ここで、前の打席ではキャッチャーフライ、ピッチャーフライと抑えていた大柄の左B番打者に、右中間へライナーを放たれ満塁ホームランとなった。その後C番打者のセンターフライをエラー、D番ライト線3塁打、E番ライト前ポテンヒットと連打され、この回6失点した。4回裏の攻撃は3者凡退に終わりバッファローズの勢いは消えた。5回から投手は久我に代わったが、G番打者三振、H番サードゴロで2アウトを取るも@番にライト前ヒット、A番に四球を与えたところで柴原に代わる。次のB番にライト前へ運ばれバックホームが悪送となる間に1点。C番にレフトオーバーされ2点、D番のライトフライをエラーで1点、E番にセンターへはじき返され1点。この回5失点した。最終回の攻撃は、平山の四球と水井のヒットなどで1点を返したにとどまった。この試合、序盤はいい緊張感を保っていただけに、惜しまれる一戦だった。得点されたのは全て2アウトから。あとひと踏んばり欲しかった、が収穫はあった。
 今シーズンの敗戦3試合を今一度だけ振り返ろう。どれも同じことをやっていないだろうか。投手は1打者ごとに気持ちを新たに集中し、野手は自分の守備に自信を持ち球を呼ぶ、打撃は狙い球を絞って確実に捕らえる。昨年には出来かけていたことを忘れていないだろうか。もっともっと、みんなが一球一球を大切に、全員が一つのアウトをとることに集中し、声を出し合って助け合わないと、また同じことを繰り返す。今日から気持ちを新たに、自分の課題を持って練習に取り組み、強いAチームの復活に挑戦しよう。
栗原小の戦いを終えて。
2004年 VOL.95
4月25日(日)  
春季東西大会1回戦 <クラスC> バッファローズ対清瀬巨星クラブ
 
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巨星クラブ
13
バッファローズ
石塚(3回)−久我
"今度は絶対勝つ!"と思いを新たにしました。
2004年バッファローズCチームのデビュー戦です。
ご存知だとは思いますが、Cチームは7点で攻守交代です。
1回表は巨星クラブがよく打ちました。
しかし、それを逆に考えれば、石塚の球が打てるところに投げていた、ということです。
今はそれでいい。打たれて成長します。しかも、3アウト目は三振に取り、7点取られませんでした。
これは意味があることです。

1回裏。バッファローズの攻撃。1死後。山岸内野安打、本橋愁は良く選んで四球出塁。盗塁で2・3塁になりましたが、石塚・久保木が倒れ無得点でした。惜しかったです。
心の内は2点返してくれ、と思っていました。残念。
2回表。この回は4点に留めました。プレーに落ち着きが出てきました。
2回裏。みんな良くつなぎ、5点目は久保木のセンターへのクリーンヒットでした。
ちょっとしたアドバイスですぐ対応しました。

監督をやっているとメモが取りきれません。すみません。試合の中に完全に入り込んでしまいます。
具体的になにがどうだったのかは説明しきれません。
ただ、映像として印象的なプレーの残像が残っているだけなのです。
ですから、3回表はショート山岸が逆シングルで捕って、1塁に投げ、アウトにした華麗なプレーと、
サード大塚の将来性を感じるプレーが、記憶に残っています。

しかし、3点に押さえましたね。石塚は回を重ねるごとに良くなってきました。捕手の久我拓も左右に俊敏に動き、ボールを止めていました。

点差だけを見ると完敗ですが、僕は手応えを感じました。練習の成果が目に見えるようになりました。
チームとしてひとつの段階を終え、さらに伸びようとしていると感じます。
みんな、野球のおもしろさに、心が、響いて来たような気がします。
巨星クラブとの差は経験だけです。
全然、問題ありません。

次の大会、"都知事杯"の相手、「西東京ツインズ」さんには、勝つ、と僕は宣言します。
清瀬清明小にて。
【バッファローズの新しい仲間たち】
  • 本橋愁也(第一小四年)−きれいなフォームをしている。打撃も力強い。身体もいい。大物の予感。
  • 村上翔太(大泉南小5年)−野球が楽しいとの気持が伝わる。心が元気!目が輝いている。楽しみ。
  • 瀬野優介(第一小四年)−野球は初めてとのことだが、足も速いし積極的。基本から覚えて行こう!
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