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保谷バッファローズ観戦記
2003年 VOL.81
10月19日(日)  
東西秋季大会2回戦 <クラスB>  バッファローズ対滝山ジュピターズ
 
1
2
3
4
5
6
7
R
ジュピターズ
バッファローズ
2X
松下5回―水井
滝山ジュピターズに春の雪辱!
最終回2アウトからまたも逆転劇、
平山のクリーンヒット、松下の同点ヒット、そして遠藤のさよならヒット!!

実はこの大会の開会式は8月30日に行われ、対戦相手もこの時既に決っていた。ところが、我がバッファローズが都大会に勝ち続けたことで、日程の都合で今日まで試合が組めなかった。長らくお待たせしたかたちになってしまった。その相手、滝山ジュピターズとは東西春の大会に対戦し、13−4と大敗を喫している。決してあなどっていい相手ではない!むしろ、イヤーな相手であった。何の因果か、秋の東西1回戦で再び対戦することになり、おそらく相手には"ラッキー"と思われていたはず。しかし、今のバッファローズにとっては"今度こそ"という思いと、普通にやれば"勝てる"という自信もあった。いやほんま。
初回の相手攻撃、先頭打者にショート内野安打、続くバッターは三振、3番打者にこの日唯一のフォアボール、ここで4番打者に右中間へ見事に2塁打され、あっさり2点を先制されてしまうが、残ったランナーの3盗をズバリと刺し、後続を三振できり抜ける。しかしながら、初回にいきなり相手機動力で先制パンチを食らってしまった感じ。しか〜し、この日先発の松下は、序盤こそ不安定だったが、都大会で何かが吹っ切れたのか徐々に、球が走っていた、腕も振れていた。
2回には3者三振に打ち取り、その後も相手のリズムを作らせなかった。一方、我がバッファローズの攻撃は、1回・2回と単調に終わり、声も出ていない。こちらもリズムが作れない。ううーん、どうも弱いときの、悪〜いシュン太郎モードに陥りかけだ。
このところ、どういう訳か最初からガンガンいけず先制されることが多い。試合中、監督から再三気合いを入れ直され、3回にようやく、馬場、久我にヒットが出て1点を返し、2対1と反撃する。4回の守備では、ライトフライ(山下良く捕りましたイェーイ!)と2三振に討ち取りリズム良く切り抜ける。その裏の攻撃では川上のヒットから同点のチャンスを迎えるが、惜しくもホームのクロスプレーでアウト!残念。
5回の相手攻撃も1塁フライ、ショートゴロ、サードライナーとこれまたリズム良く守って、さあ、1点差のまま最終回の攻撃へ。打順は1番から。先頭の久我はサードゴロ、続く柴原はピッチャーゴロで2アウトとなってしまう。二人とも狙いどおりのゴロを上手く打ったが守備の正面をついた。ううん、厳しいか、と思ったが、次の3番平山がセンター前へクリーンヒットを放ち望みをつなぐ。盗塁で2塁へ進み、ここで4番の水井に一発が出れば同点、あわよくば逆転さよならホームランも、と期待が高まる。が、水井は、結局良く粘って貴重なフォアボールで勝ち越しのランナーとして繋ぐ。望みを託された続く5番松下、前の2打席は凡退しているがバットは振れていた。2ストライク1ボールからの4球目、高めのボール球を思い切りよく叩き、レフトオーバーのエンタイトル2塁打!ようやく、同点となった。そして、尚もランナー2・3塁で、遠藤が、監督の指示通りにセンターへきれいにゴロをはじき返し、勝ち越しのランナーを迎え入れた。
プロ野球なら、さよなら安打で祝福の袋叩きにあうところだが、少年野球では、試合終了を告げる球審の「集合!」の合図でホームベース前に整列し、勝利を宣言された。その分遠藤は、試合後のミーティングで監督から"ナイスバッティング"をほめられました。都大会モードから切り替えての最初の試合で、課題も見せたが、何とは知れない『強さ』を感じました。もしかしてこの子達は、素晴らしい集中力とたくましい精神力があるのかも知れません。公式戦であろうが、練習試合であろうが、常に真剣に、一生懸命がんばって一つでも先に進もう!!
(寄稿 松下コーチ)
不動橋グラウンドにて。
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