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保谷バッファローズ観戦記
2003年 VOL.79
10月11日(土)  
第21回全日本学童軟式野球大会新人戦  東京都大会1回戦  <クラスB>
 バッファローズ対目黒区不動パイレーツ
 
1
2
3
4
5
6
7
SD1
SD2
R
バッファローズ
パイレーツ
松下5回0/3→久我3回3/3―水井
久我のナイス・リリーフ。水井の涙のホームラン。川上のファインプレー。
全員野球で、やっぱり、みんながヒーローだ!
みんなで助け合ったご褒美の "1勝" だ!!

7回の攻防を終えて、両チームのスコアーは4対4の同点となり、試合はサドンデスとなった。ノーアウト満塁の設定で先攻のバッファローズは7番川上から始まった。初球のストライクを見送った後の2球目、相手投手のショートバウンドをキャッチャーが後ろへ逸らすと、3塁ランナーの水井が思い切りよくホームへ突っ込み1点が入る。しかし、川上1塁フライ、続く井上三振で2アウトとなった。次のバッター馬場は、今日、3打数3安打と当っている。ランナーを2・3塁に置いて、せめてあと一点でも欲しいところでどうしても期待が集まった。馬場は初球ボールの後の狙い定めた次の球をライナー性の鋭い当たりでレフトへ運んだ。よし!と上がった歓声は、相手レフトが後ずさりしながら、グローブから球がこぼれそうになりながら、好補したことでうち消された。
サドンデス試合の相手の攻撃。もちろんノーアウト満塁の設定から始まる。バッファローズのリードは1点。久我は先頭打者を三振に討ち取り1アウト。続くバッターへもカウントは追い込んでいたが、前進守備のセカンドの後ろへポトリと落ちるアンラッキーなヒットとなり1点が入ってしまう。これで勝ちはなくなった。何とかあとを守りきって欲しいと願うばかりである。依然1アウト満塁。ここで相手はスクイズを仕掛けてきたがバッターはバント空振り、3塁ランナーもスタートを切っていなかった。このプレーで相手監督からタイムがかかり、バッターと塁上のランナー全員を集め指示を徹底したようだ。心理面で相手ランナーは好スタートを強く意識させられたはずである。そしてバッターの次の当たりは、3塁への小フライ!。柴原がこれを落ち着いて捕り3塁ベースを踏んだ。球音で反射的にスタートしてしまった3塁ランナーが戻れずダブルプレーとなり、バッファローズはこの回のピンチを凌いだ。
サドンデス2回。再びノーアウト満塁。先頭の久我1塁フライで1アウト。次の柴原がレフト前にきれいに運んで先ずは1点。続く平山は打ち損ねて1塁線のピッチャーゴロ、この間にランナーが帰り2点。水井が粘りながら四球を選び再び満塁。続く松下のレフト前へ落ちる幸運なヒットで2点を追加し、4点を上げた。 さあ、最後の守りだ。いよいよこれで勝てそうだ、と誰もがそう思った。しっかり締めて行こうと思った矢先の久我の投げた初球は、相手4番打者に見事にレフトをオーバーされ、馬場も松下も一所懸命追いかけたが、球は転々と既に試合を終えた穏やかな隣グランドまで至り、満塁ホームランを浴びてしまった。4点リードで浮かれた気持ちを持つ暇もなかった。一転してここからアウトを3つ取らないといけなくなった。しかしここをみんながんばった。がんばれるチームになっていた。久我は冷静に投げきり、セカンドの川上はファインプレーで相手の流れを断ち切った。
サドンデスを2回やっても同点。規定により抽選となり、勝利の女神はバッファローズに微笑んだ。2003年10月11日。板橋区営戸田橋グランドF面で午後2時15分に始まった東京都学童軟式野球大会新人戦1回戦、この試合の決着がついた頃には荒川の水面の輝きもしっとりと落ち着き、ゆっくり薄暮を迎えつつあった。延べ9回、2時間半を越える激闘で、西東京代表のバッファローズはこの日行われた1回戦26試合の最終の勝者となった。

都大会。これはどこの少年野球チームにとっても晴れの舞台である。西東京市の代表チームとして、支部優勝旗を掲げて大会に参加できるのであるからこんな名誉なことはない。都内各支部代表58チームが会し、午前9時に始まった開会式に臨んでみて、あらためてそのことを実感したはずである。
1回戦の対戦相手は目黒支部代表の「不動パイレーツ」。相手チームの情報は全くない。お互いに思い切ってやるだけである。さて、バッファローズの先攻で始まった試合は、子供達にも緊張があるのか、序盤は堅かった。1回・2回の攻撃で平山にヒットが1本でるが、バットが振れず5三振とどうもぎこちない。守ってはこの日の松下はおかしかった。とにかくストライクだけは入れられるという投手であったのに、全般に球がうわずり、低めに制球できない。腕も振れていない。2回裏にワイルドピッチで1点先制される。3回の攻撃に入り2回目の打席を迎え多少バットが振れ出す。馬場、久我、水井、松下にヒットが出て2点を入れ逆転する。4回裏、松下は不調を修正できずヒットと内野守備の乱れで3点を献上し、今度は逆転されてしまう。しかし5回、相手エラーで出塁した平山を塁において水井の一発が出る。低い球道で飛んだボールは左中間を破り2点ホームランとなった。息を切らせてベンチへ戻った水井の顔はいつもの無邪気な笑顔ではなく泣きじゃくっていた。同点にできたうれしさか、キャプテンの重圧からか、その心中は水井父子でないと分からない。6回の守備、終盤にさしかかりしっかり締めていきたいところであったが、松下は先頭打者にストレートのフォアボール、内野安打でノーアウト1・2塁。ここで急遽久我に交代となる。久我は重圧もあったと思うが、コントロールも良く、落ち着いて後続をぴしゃりと断った。続く7回も危なげなく押さえ、これまでつかみきれなかったリズムを引き寄せたように感じた。そして1回戦からサドンデスとなった。

2003年の都大会本戦。記念すべき1勝はかのごとく達成された。圧倒的な強さを感じさせるチームではないけれど、全員野球で勝ち続けている。勝てるという自信、そして負けたくない、最後まであきらめない、という気持ちが強くなりました。
(寄稿 松下コーチ)
板橋区戸田橋野球場にて。
10月12日(日) VOL.80
第21回全日本学童軟式野球大会新人戦  東京都大会1回戦  <クラスB>
 バッファローズ対北区マッハブレーブス
 
1
2
3
4
5
6
7
R
バッファローズ
Mブレーブス
X
松下2回→久我4回―水井
土手の上から望む眼下に広がる風景は三年前と変わらなかった。前日、夜遅く降り出した雨が朝まで残り、試合は予定より二時間遅れた。うす雲が広がっている。前日の激闘の余韻が残っているのか。なんだか、むし暑い。

試合は滑り出すように始まった。1回表、バッファローズの攻撃。先頭の久我サードエラーで出塁、2盗成功。
柴原もサードエラーで1塁に生きる。久我は2塁ストップ。平山、投手前のゴロ。内野安打になり、無死満塁。
いきなり、心の準備がないままプレゼントされたようなチャンスが来た。戸惑ってしまうほど、あっ、という間だった。打者は水井。力んだのか、低めのスローボールにバットが空を切り三振。続く松下の打席で、ワイルドピッチ。
久我が本塁へ突入。しかし、若干スタートが遅れ、本塁アウト。2アウトになった。松下は高めのボール球に釣られ、三振。3アウト。あっ、という間だった。
すべてだった。
振り返れば、この試合の勝敗は初回バッファローズの攻撃が無得点に終わったことで、決着が付いた。
結果論だけれど。
その裏。ヒットと3四球で1点先行され、なおも1死満塁だったが、よく踏ん張り最小失点に止める。
2回裏、1死後。4連続エラーにヒットを絡められ、4点追加されてしまう。緊張の糸が切れたのか、堪えられなかった。3回表、2死後。柴原四球、2盗。平山がセンターへきれいに打ち返したが、柴原は本塁に突入できず、挟まれて、アウト。バッファローズは、4回表にようやく、松下のセンター前ヒット、2死から川上のセンターへのタイムリーヒットで1点返す。この1点は大きいと思ったけど・・・。マッハブレーブスは5回に速球派投手に交代した。
6回表、先頭平山。会心の左中間を破る3塁打、水井の内野ゴロで2点目をいれるが、後がなく続かない。
その裏、連打で3点追加される。試合はこれで決まったような空気が流れた。
最終回表、1死後。山下がライトへ執念のヒットを放った。それまでも守備でライト前の打球を二度、ライトゴロにしていた。溌剌としていて、印象に残った。彼がひとつ、壁を乗り越えた一瞬を確かに僕は眼にした。

不思議ですね。三年前も同じような感じで負けました。1回戦の相手の方が断然強かったのに、と思ったものです。天気も今日のよう。祭りの後の寂しさが余計に身に染みた気持ちになったものです。

♪あれは 三年前 止める あなた・・・・・・ ひとり 飛び乗った〜♪ え〜と、いや、あの、すみません。
来春にバッファローズの歴史を塗り替えてください。期待しています。
みんな!お楽しみはこれからだ!!(これも三年前に書きましたね。リフレインですね。)
板橋区戸田橋野球場にて。
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