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保谷バッファローズ観戦記
2002年 VOL.40
祭りのあとの過ごしかたを、僕は知らない。
合宿が終わったら、なんだか気が抜けてしまった。しょうがないので、日々をやりすごすことにした。優勝が決まった後のプロ野球の消化試合みたいに。次の何かを期待して。

嬉しいニュース。キャプテン高橋正廣の手術が成功し、予定より早く10月頃に退院できるそうです。
残念なニュース。板野コーチの転勤が決まり、一家が岡山に転居することになりました。

この夏のエピソードは物語性にあふれていて、僕の心にドシンときた。
少年の夏。熱い夏。いつかこの夏の事を題材に物語を作ろうと思う。周辺の大人たちも独特なキャラクターでおもしろいし。実を言うと頭の中で構成はできています。物語は2002年の5月後半から始まり、9月で終わります。
8月25日(日)  
秋季東西大会1回戦バッファローズB対新堀ジャイアンツB戦
 
1
2
3
4
5
6
7
R
バッファローズ
12
ジャイアンツ
10
投手 赤坂(1回1/3)→板野真(1回2/3)→小松宏(1回)
最終回裏。バッファローズの守り。投手はクローザー小松宏。ショートゴロ、三振と取って、2死走者なし。ショートを守っている渡辺が泣き出した。試合が終わった後にその事を尋ねると「これで板野とまた野球ができると思ったら、涙があふれてきた」そうだ。うっ、うっうっ、泣かせるなあ、おい!

試合はバッファローズが1回表、渡辺・板野連続出塁の後、赤坂の三遊間ヒットなどで2点先行するが、今日の赤坂は大乱調。交代するまでに1回裏の6連続四球を含む9四球を与えてしまう。
2回裏。無死満塁で板野真が緊急初登板。スピード豊かなボールで三振ふたつとセカンドゴロに討ち取って、見事なデビューを飾る。が、3回裏。ジャイアンツのラッキーバウンドが続き、守備のリズムが狂い、5点を奪われてしまう。
3対10。流れは完全にジャイアンツだった。こう言ってはなんだが、格下の相手に負けを覚悟した。
JR山手線と都営大江戸線ぐらいの差があるのに。試合を重ねると必ずこういう試合があるものだけど、最初の試合にきてしまった。でも強いチームはなんだかんだいって、勝つんだよな。

バッファローズは強かった。最終回。1死後、中村・山本・菅野・渡辺よく粘って4連続四球を選ぶ。板野・赤坂内野安打。加藤・赤岡が再び四球を選び2点差。2死後、中村が同点にする内野安打。山本が2球空振りをした後、センター前に殊勲の逆転2点タイムリーヒット。その裏、小松宏が最後の打者を空振り三振に仕留めて、バッファローズが逆転勝利した。

7点差を、追い詰められた、たった1回の攻撃ではね返したのは見事だった。
バッファローズBの意地だった。神様はちゃんと見ている。これでもう、次からは大丈夫でしょう。
矢野と山本が良く守っていました。
栗原小校庭にて。
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