スポーツ財団西東京市大会準決勝戦バッファローズA対保谷ユニバースA戦 |
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1 |
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6 |
7 |
R |
バッファローズ |
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0 |
0 |
5 |
6 |
− |
− |
11 |
ユニバース |
9 |
0 |
3 |
0 |
X |
− |
− |
12 |
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先発 早乙女(1回)→小松宏(3回) |
総力戦だった。最後に1点届かなかったのは、初回の9点があまりにも重すぎたってことですな。早乙女は先頭打者にいきなりいい当たりを打たれて、そのあと力みが見えた。いつもの冷静さがなかった。それはバックの守備も同じで、点を重ねられたことで、ホームでアウトにしようとあせり、悪循環に陥ってしまった。ひとつひとつアウトに取れば、3点ぐらいですんでいたと思う。3回を終わって12点差。コールド負けのピンチ。4回・5回にバッファローズはものすごい意地を見せた。4回表、まず先頭の川上がライトへ大飛球のホームラン。小達四球、板野三遊間ヒット、加藤センター前ヒット、小松宏デッドボールで2点。なおもも1死満塁。ここで渡辺の打球は球足速くショートの横を抜き、レフトも越えていった。満塁ホームラン!と大喜びでホームへ帰りベンチに迎えられたが、1塁ベースを踏んでいないとアピールされ、アウト。記録はピッチャーゴロになった。トホホホ。笑った。本人はベースの真中を踏んだと主張しているが。4回裏にホームのクロスプレーでキャッチャーの加藤が左手首を負傷、退場した。骨折の疑いがあり、病院へ行く。5回表。山田四球の後、川上が2打席連続のライトへの特大ホームラン。小達・渋谷四球で赤岡が左中間へ2点タイムリーヒット。2死後、3連続四球を選び2点差。ここでこの回2度目の打席の川上登場。顔つきが違う。明らかにプレッシャーを感じている。その川上が打ったボールは1塁前への当たり損ねのゴロだったが、懸命に走り、長いスライドが生きて1塁セーフ。これで1点差になったが、ここまでだった。バッファローズは良く追い詰めたと思う。優勝にもう一歩のところまで来ている。土手に登って、お昼の弁当を食べている時、加藤のケガが軽傷だとの報告が届いた。その瞬間、夏の青空に子供達の歓声が上がった。
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田無向台グラウンドにて。 |
この後、春季東西大会の閉会式があり、バッファローズBが3位の表彰を受けました。 |