1回。 伊藤が投げる。三振。ストライクが先行している。三振振り逃げでランナーを一人出したが、危なげない上々の滑り出し。昨年は肘(?)を故障し、ほとんど投げていない。投球フォームがギクシャクしているように見えるが、気のせいだろうか。
2回。 ボテボテの内野安打で1点を取られるが、相変わらずストライクが先行し、不安を感じさせない。
3回。 突然、制球が定まらなくなり、四死球を連発する。連鎖的に守りも乱れ、動きも悪くなった。4回も乱調気味だったが、バックが良く守って、1点で止めた。
5回。 本来の投球のリズムを取り戻す。初回よりもスピードも増している。少年は不思議だ。
バッファローズは最終回にようやく、野口のレフトへの強烈なヒットで1点。ランナーを二人置いて、小林(淳)のセンターオーバーの二塁打で、計3点を返し、意地を見せた。
スコア8対3。完敗に見えたが、打線はよく打った。きれいなヒットで、相手投手を完全に捉えていたと思うが、(毎回、言うようだが)もう1本ヒットが繋がっていれば、展開が変わっていた。守備面では、四死球で守る時間が長く、集中力も時折、途切れたのかも知れないが、グラブからボールがポロポロこぼれるケースが多かった。またつまらない判断ミスで得点されていた。
ピンチの時は内野陣がマウウンドに駆け寄り、声をかけるなり、励まし合うなりして、みんなで野球をやろう!
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