やむを得ず主食を摂るなら玄米などの未精製穀物を少量だけ

糖質制限食ルールその3

主食抜きの「おかずだけの食事」に違和感を覚える人も多いかもしれません。しかし、700万年にわたる人類の歴史から見ると、主食(穀物)のない食事のほうがずっと自然なのです。

人類が米やパン、麺類などをを食べるようになったのは、わずか1万年前と非常に最近なのです。

「どうしても主食がないと、食事をした気になれない! 」という人は未精製の穀物を少量とるようにしてください。具体的には、玄米ごはんや全粒粉を使ったパン・パスタ、十割そばなどを少量です。

いっぼう精製された穀物とは、白米や真っ白な小麦粉を指します。主食として真っ先に思い浮かべるものばかりです。未精製の穀物は、精製された白米や真っ白な小麦粉を使ったパンやうどんなどの麺類に比べると、血糖値の上昇がややゆるやかになります。それだけ肥満ホルモンであるインスリンの分泌量も、少なくてすみます。

ただし、いくら血糖値の上昇がゆるやかといっても、お腹いっぱいになるまで食べるのは厳禁です。糖質を含む食品は少量にとどめることが望ましいことは強調しておきたいところです。

なお、人類が精製された穀物を日常的に口にするようになったのは、それほど昔のことではありません。小麦粉なら200年ほど前。白米なら300年ほど前、江戸中期のことになります。

日本の場合、白米を誰もが当たり前のように食べられるようになったのは、第二次大戦後のこと。じつはごくごく最近の話なのです。

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