第9回 児童文学ゆかりの地を訪ねるの巻
この数ヵ月の間に、児童文学&作家とゆかりのある場所(フランス国内)をいくつか訪ねましたので、ご報告します。
【イフ城 CHATEAU D'IF(シャトー・ディフ)】 マルセイユの沖に浮かぶイフ島に、16世紀、砦としてつくられたイフ城。のちに監獄として使われるようになり、多くの政治犯や異教徒たちがここに幽閉されたそうです。そしてこの島を舞台にして書かれたのが、アレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』(別名『巌窟王』)です。小説の主人公ダンテス(モンテ・クリスト伯)は、ここに15年間閉じ込められたことになっています。今では、この島はマルセイユの観光スポットのひとつになっていて、マルセイユの旧港から遊覧船が出ています。
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(文:99年11月)
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