千英のひとりごと〜 Chie's words 〜

2003/3/18
春を感じて
 毎日鼻歌まじりのこのごろです。なんというのか、毎日平和でポカポカと春を感じています。
 どこに遊びにいこうか、旅行しようか。テレビを見ては、「ここに行きたいなあ。あそこも行きたいな。」と言っては家族に「遊ぶことばかり考えてない?」と突っ込まれています。
 しかし、平和で良いのですよね。
 皆様は連休はどう過ごされますか?私は、茅葺屋根に雪のたくさん積もった岐阜県の白川郷に行きたいな!
 もう少ししたら、新緑の木曽路もよいな。その前に吉野の桜。新緑の吉野も好きです。
 皆様も楽しんでくださいね。いつまでも平和でありますように。
平成15年3月18日 千英

2003/3/5
リサイタル

 花咲き誇る美しい季節となりました。
 本日は私の第三回目のリサイタルでございました。多数ご来場賜りまして本当にありがとうございました。お蔭様にて無事に舞おさめることができました。これも一重に、こうして励まして下さる皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
 私のリサイタルのことを私が言うのもおかしいですが、お被きでのお家元が美しかった!!弟子は師匠の1/100ぐらいしか・・みたいなことを申しますが、痛感いたします。見ほれていて某かつら屋さんにやさしく叱られました。「次の出番なのに帰ってこんとうろちょろして!」と。ごめんなさい。だって動きたくなかったのですもの。
 そして吉朝師匠も会場をわかせて下さり、お客様に喜んでいただいてとてもうれしいです。小さい子供達も大奮闘して下さいました。私は着替え中でみられなかったのですが、聞く所によると「あれれ」と小首をかしげている所や(忘れたのかな?)、既定の場所に戻らないといけないのに遠すぎて、一生懸命走ったりして・・・どの場面もどれもかわいかったそうです。 私自身のことはおいておきましょう。
 本当にありがとうございました。


                          平成15年3月5日 千英

2003/3/1
修二会
 東大寺修二会(お水取り)のはじまりでございます。私はこの時期になるとワクワクいたします。修二会には見るものを魅了する不思議な力があるそうです。本当にその通りで、数年前に初めて修二会を拝見させていただいた時の感動を今でも思い出します。修二会は実忠和尚により始められて以来、千二百五十年余りの間一度も絶えることなく続けられている行法だそうです。それだけでも、歴史の雄大なロマンを感じさせられませんか?
 私のことでございますが、三月五日はいよいよリサイタルの日でございます。その日、東大寺を題材にした「天平のひとから」(脚本 東大寺教学執事狹川普文師 作舞 伊勢志賀山流家元 志賀山 千歳師)を舞わせていただきます。そして同日は、実忠和尚の命日だそうでございます。不思議なご縁に感謝するばかりでございます。
 皆様見守ってくださいね。

                          平成15年3月1日 千英
2003/2/19
紅茶で元気
 ひと雨ごとに春が近づくと申しますが、そんな様子でわくわくしています。
とはいえまだまだ風邪ひきさんが多いようですが、皆様いかがお過ごしですか? かくいう私も貧血と低血圧でフラフラいたしておりましたが、ある紅茶をいただいて、とても元気になりました。よく伺うカフェのママについ先日教えて頂いて、早速ためしてみたのですが、この場で少し紹介いたしましょう。

 《作り方》
   ふつうに紅茶をいれたものを鍋に移し、粒状の胡椒をつぶしたものと、生姜入り黒糖(特産品売場や百貨店の地下食料品店に行けば手に入ります)をお好みで入れて、くつくつ1〜2分煮るとできあがり。
 簡単でしょう。(^.^)

 少し薬みたいな味がするかもしれませんが、風邪にも効くそうですので、是非ためしてみてくださいね。

                          平成15年2月19日 千英
2003/2/3
春のおとずれ
 梅一輪ほどの暖かさと申しますが、少しだけ春を感じるこのごろでございます。
 過日、心斎橋大丸で催されていた、加賀百万石展に伺いぶらぶらと致しておりましたら、とても素敵な茶筒に出会いました。それは、山中塗りの独楽文様でなんとあでやかな色づかい、あたたかな心地にさせてくれる品物でしょう。
 独楽の歴史は古く、紀元前までさかのぼる事が出来るそうです。独楽が庶民の間に流行ったのは江戸中期といわれ、当時子供の目を惹くように色とりどりに色づけされ、紅色を用いたものは病気やあらゆる厄から人を守る魔よけの玩具として人気があったそうです。
 母親の思いが私に伝わったのでしょうか。今家でみんなのことを見守ってくれています。とても幸せな一日でした。

                          平成15年2月3日 千英

2003/1/21
舞初めが終了しました
 梅の便りに心もほころぶこの頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
 先日、伊勢志賀山流「舞初め」が国立文楽劇場小ホールにて開催されました。下は幼稚園年長の小さな子供からベテラン先輩方まで、心を引き締めて新年の舞を舞わせていただきました。お足元の悪い中、多数のご来場を賜りましてありがとうございました。とりわけ、ゆうの会(伊勢志賀山流青年部の後援会)の皆様からは、うれしいお言葉を賜りました。ゆうの会では、お客様との交流を図ろうと、毎年、クリスマスパーティーや舞初めの後の打ち上げなどを行わさせて頂いております。そのお陰でお客様同士も仲良く、会に出掛けるのがより一層楽しみになったと伺いました。大変うれしいことでございます。
 これからもあたたかいご声援をよろしくお願い申し上げます。

                       平成15年1月21日 千英
2003/1/10
はじめまして
 こんにちは!志賀山千英です。

 早いもので、1月も10日がすぎました。10日と言えば「十日戎」ですね、皆様の商売繁盛・家内安全を祈っています。

 そうそう恵比須サマについて少し語れば、全国にある恵比須神社の総本社である西宮神社の紹介したホームページによりますと、
 恵比須サマは元々海の神様ということと、商売として海運業が発達してきたという経緯から商売の神としても祭られるようになったそうです。現在のイメージとしては魚釣りをしている姿ですが、これはもうひと柱の神様が関わってきます。
蛭子尊が流れ着いた西宮では夷三郎(えびすさぶろう)と名づけたらしいのですが、この三郎とは大国主命の息子である事代主命のことであり、事代主命が遊行して釣りをした、という故事によります。
 恵比須信仰にはエビス回しと呼ばれる傀儡師が一役買っていて、全国に広めたそうです。そして、このエビス回しが人形浄瑠璃の起源で、西宮神社は芸能にもご利益があるようです。

 さて、今年は3月5日に「第三回 志賀山千英の世界」を開催致します。皆様の応援をお願い致します。

                   平成15年1月10日 千英
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