千英のひとりごと〜 Chie's words 〜

2013/11/6
式年遷宮
 神様のいたずらかしら?と思われる空模様・・・
ご無沙汰いたしておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
 今年は伊勢神宮・式年遷宮の御年。ありがたいことに、十一月八日私も奉納の舞の末席に加わらせていただくこととなりました。 『遷宮奉祝奉納行事のお知らせ(内宮)』    『皇大神宮イラスト』
二十年前の式年遷宮で、宗家が奉納舞をなさった時は、私はまだ学生。
小旅行気分でのバスツアー、思い出されます。
 その時は、その舞台で自分も舞わせていただけるとは想像もしておりませんでした。今になって思えば、御垣内の参拝など何もかもが特別なこと。ありがたく感謝です。
 我が家の神棚に、ようやく天照大御神におこし頂きました。
少し大きめの棚にかえました。お酒やごはんお塩お水、毎日ご奉仕がこれからもつづきますように・・・?
 また、三月九日「千歳会」フェスティバルホールにおきまして、貴志康一作曲の交響曲「仏陀」に挑戦させていただきます。
あわせてご声援賜りますようお願い申し上げます。


平成25年11月6日 千英
2013/3/24
さくらの会
 雪柳がいっせいに咲きました。
私はこの可憐で清楚でたおやかな花が大好きです。
梅よりも桜よりも、この花を見て、春のあたたかな光を感じることができるのです。
 でもこのたびはー桜ー。『さくらの会』を開催させていただくこととなりました。
夙川にご縁を頂いて三年。昨年は英の会「ゆかた会」を、今春は西宮市の夙川公民館一階のホールで『さくらの会』を開催させていただきます。
地元で愛される志賀山をと願い、心を込めた手作りの会を企画しました。
温かく見守っていただけたらうれしく存じます。
 多数のご来場をお待ち申し上げています。

平成25年 3月24日 千英


「英の会」とは、志賀山千英が伊勢志賀山流を広くしって頂くために、夙川の地で立ち上げた会です。
2011/12/31
大晦日・・・
 今年もあと数時間で年が明けようとしています。
いつもこの時間は一年をふり返って反省の時間、「あの事はなかったことにできないだろうか・・」なんて。
でも今年思い出すのは、東日本大震災のことだけ。
あの日以来、今この時間をいとおしく思える。そんな時間がふえました。
 一月四日には、東京国立劇場・小劇場で開催される「五世宗家披露公演」で、琵琶「壇の浦」を舞わせていただきます。この曲は宗家がずっとあたためてこられた平家物語の一節です。そしてこの会は三月二十一日に開催される予定でしたが、東日本大震災をうけて、延期になったものです。
私はこの舞台に立たせていただけることに感謝し、一瞬一瞬を大切に舞わせていただきたいと思います。
 又、十五日、国立文楽劇場・小ホールでの舞初めには、愛弟子の赤松陽梨が、「羽の禿」を踊ります。二十二日には西宮アミティーホールにて開催させる文化交歓会に弟子と三人で「藤娘」で出演させていただきます。
 来年もご声援よろしくお願い申し上げます。


平成23年12月31日 千英
2010/12/31
大晦日
 皆様お健やかにおすごしのこととお喜び申し上げます。
 美容室で「和楽」を開いてみると、寛仁親王殿下のご息女であらせられる彬子女王殿下が、伊勢神宮(正式は「神宮」)の御神宝の案内役をしておられた。神宮は、平成25年に62回目の式年遷宮の年を迎えるという。と言うことは、あれから18年・・・。61回目の式年遷宮には、ご宗家(当時は家元)が舞踊、長唄 伊勢参宮をご奉納された。奉納の前には伊勢志賀山流一門で、内宮へ参拝させていただいたことを思い出す。その時は、一門の姉妹弟子とともに修学旅行気分で神の御前でウキウキとはしゃいでいたのを思い出し、身のすくむ思いである。
 しかし、八百万の神々の中で最も尊いとされる神様のことである、寛大なお心でお許しくださるかしら、なんて勝手な想像をしながら本を閉じた。
 あと数時間で明けて新しい年を迎える。さてどんな年であろうか・・・楽しみである。

平成22年12月31日 千英
2010/7/7
七夕
   七月七日 七夕

 関西松竹座に、仁左衛門さんがやってくる!今日は、私にとっても久しぶりのおめもじの機会。
さっそく昼夜のチケットをとって、(午前十一時〜午後九時まで!!うれし〜!)やって参りました、松竹座!(余談ながら、久しぶりに心斎橋からぶらりぶらり行こうと地上にあがってびっくり!!ここはどこ??知っている店がない!ない!なくなっている!目を真ん丸くしながら、まるでカルチャーショックにでも陥ったような心地で松竹座にたどり着きました)
 ブーー!はじまりますよ。いよいよお芝居。

 演目は、お昼の部
  1、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
  2、大原女 国入奴 (おはらめ くにいりやっこ)
  3、元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)

   妹背山のお三輪は、孝太郎さん上手でした。特に官女にいじめられるシーンが・・・。
 舞踊の大原女・国入奴は、翫雀さん。かわいかったあ。おかめのお面がなじんでるの!それにしてもいったい何キロの衣装を着けているのだろう・・・。
 昼の部最後は、仁左衛門さんの綱豊卿!ああもうホレボレする!!あのオーラと品のよさはいつ見てもドキドキする。志賀山の家元がよく、これだけは教えられない(品と華)と言いますが、そうですね。そう思います。染五郎さんの助右衛門も人間味あふれていて素敵でした。

 夜の部
  1、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
  2、弥栄芝居賑(いやさかえしばいのにぎわい)
  3、竜馬がゆく(りょうまがゆく)

 染五郎さんの濡髪長五郎いい!
 弥栄芝居賑では、賑やかな道頓堀を再現していて、とっても華やいだ気分。手拭いを会場に撒いて下さって、ミーハーにも「こっち投げて!!」なんて叫んでいました。でも声は届かなかったみたい。役者の皆さん一人ひとりの口上があり、ファンサービスですね。
 そして、竜馬がゆく。
 間に休憩があったけれど、8時間は観たかしら?心地よい疲労感につつまれて、滝のように降ったらしい雨に流された夜空を眺めながら家路に着きました。
今日は、感謝感謝の一日でした。

しかしながら、また余談ですが・・・染五郎さんは、昼の部から御浜御殿綱豊卿の助右衛門で、顔肌色。
夜の部、双蝶々曲輪日記の濡髪長五郎で白塗りの高頬のほくろに青髭。弥栄芝居賑では若旦那で白塗り。
竜馬がゆくでは肌色。お化粧をとってし直すだけでも、とっても大変そう!!竜馬が最後だから、帰りは楽かな?!

平成22年 7月 7日 千英
2010/1/20
新春
 皆様には、つつがなく新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 今年の我が家は、伊勢参りからはじまりました。
昔の人は一生に一度は伊勢へお参りしたいものと、憧れに似た深い信仰を集めた伊勢も、今や神戸から車で3時間もあればつき、ありがたいやら、ありがたい?かな。
 人々の考えはたいてい同じことのようで、伊勢につくと人人ひとの人だかり。本殿の石段から何十メートルもの行列ができ、警備の方の「お参りするまでに2時間かかります。」とのアナウンスにはくらくらする思いだったが、なにせ3時間も(!)かけて来たのだからと行列の最後尾にくっついた。
思ったよりも早く、1時間ほどで本殿へたどりついた。 子供達に「神様にはね、何かお願い事をしてはいけないのよ。いつもありがとうございますと言いなさいね。」と教えておきながら、私は心の中で「心願成就」これって一番よくばりな願い事(!?)とにもかくにも私の一年はスタートしたのでありました。

平成22年1月20日 千英


平成22年2月28日に国立文楽劇場大ホールにて「名流花の会舞踊公演」が開催され、「清元:梅の春」を舞わせていただきます。詳しくは「イベント情報をご覧ください。
2009/12/7
私が舞を舞ふ時
 私が舞を舞ふ時、私の大好きな日本画の巨匠「上村松園」先生の絵を思いうかべ、あのような姿になりたいと思うことはしばしばである。 近頃その松園先生の「青眉抄」と言う本に出会い、先生の書かれる本とは、どのようなものだろうと心うきうきする思いで読みはじめた。すると、なんと現実的でまっすぐでご自分に厳しい方であろうか。そして、本の中で先生が、文明開化に浮かれ、思い思いにオシャレを楽しむ女性たちを危惧しておられ、パーマネントなどは、雀の巣みたいな頭で信じられんというような一節をみて私は思わずふきだしてしまった。 先生が今生きておられたら、卒倒しておられるかしら? でも、この先生があのたおやかで可憐で凛とした数々の女性を描かれているのだなと思い、ますます大好きになってしまった。
ご宗家にもその姿をみる。品格があり、可憐で何か力を感じる。私はたまに踊りはイヤになるが、きっといつまでもその姿を追い求めていることだろう。
今回、舞初めでは長唄「道成寺」を舞わせていただきます。 私事ながら、愛弟子の赤松陽梨が、初舞台「菊づくし」をつとめさせていただきます。皆様の温かいご声援をよろしくお願いいたします。

平成21年12月7日 千英
2009/6/15
家庭菜園
 近頃の我が家のブームは、家庭菜園である。5才になる息子はプチトマトときゅうりを育てていて、毎日のように手を合わせ「大きくなったらお弁当にいれてあげるからね」とおがんでいる。
ありがたいやら、おそろしいやら・・・ そんな植物たちにはいきいきするうれしい梅雨の6月であろう。
 さて私の6月は、今月から「千英のお稽古場」をひらくことになった。放出教室の第1号のお弟子さんは、4才の女の子である。この子が何ともかわいいのである。腰をおってもかわいい。首を少しかたむけてもかわいい。こちらもいきいきとスタートである

平成21年6月15日 千英
2009/3/27
伊勢志賀山流五世宗家継承 千歳会A
  神戸の街にも桜の花が咲きはじめました。心臓がバクバクするような緊張もなく、だからといってダラダラとするでもなく静かな胸の高まりを秘めて本番をむかえようとしています。
 今回は、私の母が15年前の3月24日、二世宗家伊勢近十七回忌追善公演で舞った琵琶「箙の梅」を私の師匠の五世宗家継承の公演で舞わせていただきます。何か不思議なご縁を感じながら、舞台をつとめさせていただきたいと存じます。
 ご声援よろしくお願いいたします。


 伊勢志賀山流五世宗家継承 千歳会
 平成二十一年三月二十九日(日)
 於 国立文楽劇場(大ホール)

 「箙の梅」(平家物語より)
 大舞台初の立役です。 


平成21年3月27日 千英

[添付]: 40-1.pdf (358KB)

2009/2/26
伊勢志賀山流五世宗家継承 千歳会
 木々の蕾がだんだんふくらんで、まだかまだかと声がきこえてきそうです。
 私はこの時期が一年の中で一番好きです。生命の誕生そして再生と体と心いっぱいで感じるからです。何があっても大丈夫。又 生まれかわれる気がするのです。
 来月はいよいよ家元の伊勢志賀山流五世宗家継承公演です。
 再びひのき舞台にあがらせていただくことを思うと、身のひきしまる思いがいたします。


 伊勢志賀山流五世宗家継承 千歳会
 平成二十一年三月二十九日(日)
 於 国立文楽劇場(大ホール)

 「箙の梅」(平家物語より)
 大舞台初の立役です。 


平成21年2月26日 千英

[添付]: 39-1.pdf (358KB)

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