Ω.一卵性双子、又は玉子焼きの研究
双子のハム宗教の独立軸#1]
(About identical twins or omelet)

−− 2003.05.23 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2011.02.04 改訂

 ■討論内容と投稿者
 これはワシと某氏(実は掲示板でリチャード・プーと名乗るワシの弟子)との一卵性双子に関するメールでの対談集です。産婦人科学会人種学会宗教学会民族学会、そして”料理界の東大”の辻学園も呆れて且つ又ビックリして居ます。
 そして一番ビックリするのは、「マリアの処女性」という絶対公理を創り出したキリスト教の誕生こそ「性教徒革命」だ、言って居る事です。エルニーニョ深沢氏がメールでは老人言葉で登場します。
 当ページは2003年5月23日の初校の儘でしたが、2010年12月31日の大晦日に7年振りで改訂しました。理由は、半ば冗談で述べた双子のハムが本当に生まれたからです!!

投稿者▼
  [1]:ワシ(私)
  [2]:弟子(=実はリチャード・プー氏、T-SEX氏という変名も)

件名 : 一卵性ハムの話  日時 : 2003年2月12日 17:46
<メール>

  ◆◆◆一卵性ハムと一卵性ソーセージ
 「一卵性ハム」(※1)を知っているかね、ムッフッフ。
 一卵性ソーセージ(※1−1、※1−2)は知っているじゃろ。あれは1人の男が女の中に、アヘ〜ッと放った精子が玉子、いや卵(らん)に −玉子と書くと「玉子掛けご飯」を思い出して仕舞うわい− つまりは、1人の男がご飯に玉子を掛けるが如く、卵に精子を掛け(ああ汚な!)、その2匹の精子が同時に卵の中に入り込んで生まれた双子をソーセージと呼ぶのは知って居るじゃろ。双子をソーセージ、三つ子以上を「犬猫ソーセージ」と言うのじゃ、ワッハッハッハ。三つ子以上は犬猫に多いからの。ま、何れにしても「ソーセージ」は父親は1人なのじゃ。

 ところが「一卵性ハム」の父親は2人居る。一卵性ハムの発生過程は、1人目の男が女の中にアヘ〜ッと噴射した直後に、別の2人目の男がすかさずドバ〜ッと、1人目より勢い良く飛ばして、この2人目の男の精子が1人目の精子をどんどん追い抜いて行って、最後に1人目の精子と同時に卵に入り込んだ時に出来るのじゃ。非常に希な確率でしか、起こらん。だから「ハム」の場合は三つ子以上は理論的には考えられても現実には皆無という訳じゃ。ま、玉子掛けご飯の上にニンニク入りニラレバー炒めをぶっ掛けて食う様なものじゃ。
 これはどう考えても女が悪い。だから一卵性ハムの母親は決まって、性悪(しょうわる)で業突で欲が深い。可哀相なのは子供たち(=ハム)の方じゃ。「親の因果が子に報い...」とは良く言ったもので、生まれた時から親の業(ごう)を背負って生きて行かねば為らず、双子と言っても顔も性格も体格も違うのじゃからな、世間や遊び仲間から常に”白い眼”で見られ、性格は段々捻くれ荒んで行くのも仕方の無い所じゃ。
 ハムの特徴としては、2人目の父親の子は何かと優勢でいじめっ子に成り、1人目の父親の子は存在感が薄くいじめられっ子に成り、早死にしたり自殺したりというのが一般的なケースじゃ。じゃ2人目の父親の子は長生きするかと言うと、これもそうは行かん。2人目の父親の子は大抵ヤクザか山師的な人間に成り、他人に刺し殺されたり、借金抱えて”とんずら”(※2)したりで、どうせ碌な生き方が出来ん。
 一卵性ハムを生んだらその家は滅びると昔から言われて居るが、その通りじゃ。歴史上ではあの「ルイ14世と鉄仮面」(△1のp324)、あれは双子説が有力なのじゃが、ワシはあれこそ「一卵性ハム」だと思っているのじゃ。だからルイ16世とその妃のマリー・アントワネット(=ワシの運命を決めたお方)がギロチンに架けられる破目に成ったのじゃ。

 ところで、ハムの他にソーセージも在れば当然ベーコン(※1−3)も在る。暇が有ったら「一卵性ベーコン」でも研究して居って呉れ。

件名 : Re: 一卵性ハムの話  日時 : 2003年2月14日 7:23
<メール>

  ◆◆◆一卵性ベーコン、性教徒革命、そしてペニスの商人
 一卵性ベーコンとは、あらゆる妊娠はセックス経験の後に産まれるという、経験論の立場をとった英国のフランシス・ベーコン(※3)のことですな。私も日々喜び組と共に性教徒革命を目指したい。

 ■独言...(*_-)

 フムフム。これにはワシは返信しなかったが、それには深い訳が有ってのう、以下の様な事なのじゃ。
 セックスの経験の中で一番刺激的なのはやはり初体験なのじゃが、つまり「一卵性ベーコン」とは女(=母親)の初体験で生まれた双子のことなのじゃ。ところが、これにも業(ごう)を背負って生きなければ為らない人々が居ってのう、これを説明するにはキリスト教について語らねば為らん。
 然るに、あのキリストは処女マリアから生まれている。つまり聖母マリアはセックスの経験無しに受胎して居るのじゃ。つまりベーコン的経験論は聖母マリアの処女性という西欧精神文化の最も神聖にして侵すべからず公理を否定する事に成り、キリスト教側から見れば異端と言わざるを得ない。まあ、フランシス・ベーコンはもう死んで仕舞ったから良いが、可哀相なのは一卵性ベーコンなのじゃよ。一卵性ベーコン及びその子孫はヨーロッパでは迫害を受け、離散(=ディアスポラ)(※4)する運命に在るのじゃ。もう解ったじゃろう、一卵性ベーコンの子孫とはユダヤ人じゃ。
 ユダヤと言うと日本人は戦後のマスコミに洗脳されて直ぐヒトラーやナチズムを思い浮かべるのじゃが、ユダヤのディアスポラの問題はもう有史以前から有り、これは迫害する側だけで無くユダヤの方にも問題が有るのじゃ。兎に角、郷に入っても郷に従わんからのう。シェークスピア(※5)の『ヴェニスの商人』を読んだじゃろ、あれがヨーロッパ人の一卵性ベーコンについての平均的見方なのじゃよ(△2)。
 では何故一卵性ベーコンは嫌われるのか?、それはキリスト教以前は遍く経験論が支配して居ったのじゃが、元々はユダヤの新興宗教であった当時のキリスト教徒は、経験論に反し「マリアの処女性」という絶対公理を創り出し、我が弟子の言うが如く性教徒革命を起こしたのじゃ。つまりキリスト教の誕生こそ「性教徒革命(Sexual Puritan Revolution)」(※6)なのじゃ。それ故に女の初体験でしかも双子を生むこと、そして生まれ出た一卵性ベーコンは犬畜生にも等しい汚らわしい存在とされて来たのじゃ、キリスト教世界では。知って居るかね、ヨーロッパの諺に「一卵性ベーコンエッグは犬も食わない」と言うのを!
 因みにパレスティナ(※4−1)の民は「一卵性スクランブルドエッグ」の末裔じゃ。

 ところで弟子よ、シェークスピア=フランシス・ベーコン説を知って居るかな。ま、これはオカルト学の初歩を学んだ人間なら誰でも知っていること(△3のp92)だが、ワシには秘めたる新説が有るということを教えよう。それは『ヴェニスの商人』 −ヴェニスはベニスとも表記するが− のユダヤ人のモデルには、ニスの商人』というネタ本が在ったのじゃ。これについては別に日を改めて語ろう、ムッフッフ!

    −◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−◆−
 ということで、このページは弟子の2003年2月14日のメールで閉じて、その後ずっとその儘だったのじゃが...。


区切り線。

 ■独言...(*_-)

 フムフム。
 以後、変更は一切して無かったのじゃが、2010年暮れに”トンデモナイ”ニュースが入って来たのじゃ。それで、その記事を追加することにしたんじゃが、少し前のT-SEX氏ホッピー飲み乍ら投稿した記事から始めよう。T-SEX氏というのはリチャード・プー氏の変名で、彼はおかしな変名を一杯持って居って色々使うのじゃが、要するにワシの弟子じゃ。
 我がサイトの掲示板も、そろそろ飽きて来たのう、話題が2010年頃からマンネリじゃ。まぁ、それ迄に語り尽くしたわい、随分議論したからのう。しかし、後で出て来るが、”トンデモナイ”ニュースはマンネリズムのワシの眠気を覚ましたゾ!
    {この段及び以下の段は2010年12月31日に追加}

--(無題)
++ T-SEX
.. 2010年08月09日 22:41 No.218001
<新新板−1>

  ◆◆◆ホッピーに悪酔いして革命的な”痩せ我慢”
 やぁエルニーニョ氏、生きてましたか。
 えらそうに言ってますが、エルニーニョ氏も抵抗力弱ってまっせ。どうせエアコンつけてビール飲んでまっしゃろ?
 自慢ですが、ボクはずっと冷房なしで生活してますわ。冷蔵庫もないので、真夏でも電気代1千円ちょっとは革命的でっしゃろ?
 横浜の夏も暑いですが、戦地にいる兵隊さんの苦労に比べれば、なんでもありまへん。耐ヘ難キヲ耐ヘ、忍ヒ難キヲ忍ヒ、国威発揚のために常温のぬるいホッピーを飲んでるのであります。てな話は前にも書いた気がするな。

--今年面白かったニュース
++ エルニーニョ深沢
.. 2010年12月30日 16:47 No.219001
<新新板−1>

  ◆◆◆2010年はチリの鉱山事故が凄かった
 T-SEXさん元気にしてまっか?、今年の夏は革命的な”痩せ我慢”のダイエットをしたみたいですので出っ腹が少しは凹んだ事と思います。
 私は夏迄は順調にダイエットしてましたが秋から九州に4回も出掛けて馬刺し焼き貝をガンガン食ったので、元の木阿弥ですな。ダイエットは難しい。最後に九州に行ったのは12月20〜23日の旅で鹿児島県の出水(いずみ)という所で野生の渡り鶴を見て来ましたよ。
 些か飽きが来た気味で暫く掲示板を放ったらかしてましたが、年末ももうドン詰まりなので書き込みします。
 今年はチリの鉱山事故が凄かったですな。8月5日に坑道が落盤してから10月13日に救出される迄、約70日間も高温多湿の暗闇の中に33人の鉱夫たちが閉じ込められました。9月に九州に行った時、ホテルのテレビをONする度にこのニュースを報じて居ました。
 それを見て私は皆のウンコをどう処理・管理してるのか、という事に一番興味を持ちましたね。33人分のウンコ、臭いでっせ。閉じ込められてるから臭いの逃げ場が無い。堪らないですな。私だったら気が狂って仕舞いますよ。それと男同士が狭い所に閉じ込められるとホモ行為に及ぶ奴が出て来る、雑居房みたいに。T-SEXさんなどは真っ先にホモ行為に及ぶんじゃないでっか?、ブォッホッホッホッホ!!

  ◆◆◆双子の”ハム”の実例が本当に在った!!
 もう一つは今朝の最新のニュース。
  ポーランドで生まれた男と女の双生児(※1−2)のDNA鑑定をしたら男子は夫の子だが女子は別の男性の子と判明し、世界で7例目の珍事とか
 このポーランドの例は二卵性らしいですが、この問題は貴君と大分前に議論した”ソーセージ”では無い”ハム”の例でっせ。
 一卵性であれ二卵性であれ、”ハム”を産む女はふしだら性悪です。

 ■独言...(*_-)

 フムフム。
 【脚注】※1−2に拠ると、一卵性の場合は同性に成ると書いて居るからので、今回の様に男と女の双生児の場合は二卵性ハムじゃな。
 しかし、ワシはこのニュースを知った時、非常に驚いたわい。確かにワシは、2003年2月12日のメールで「一卵性ハム」の父親は2人居る(←二卵性でも同じ)とは書いたが、まさか本当に居るとはのう、ワシは半ば冗談で言ったのじゃ。言葉が無いわい。可能性が有る事は考察して損は無いという事じゃな。

  ◆◆◆考察 − 双子のハムが出来る可能性
 ところがワシは一卵性にしても二卵性にしても双子のハムが出来る可能性というのが、そんなに有るんじゃろうか?、という疑問が湧いて来てのう、オッホッホッホ!
 ここで問題を整理してみると、「双子のハム」の父親は2人居るんじゃ。この2人の精子が1人目が「アヘ〜ッ」と噴射した直後に、別の2人目の男が「ドバ〜ッ」と、1人目より勢い良く飛ばして、卵に辿り着く訳じゃ。今回は二卵性なので考え易いが一卵性だと非常に難しいと思うがのう。
 問題は1人目と性交してから、2人目と何時間以内に性交したら可能性が有るのか?、という事じゃ。精子は膣内で3日〜7日位生きるそうじゃが、受精の可能性の有るのは40時間以内だそうじゃ。すると前に排卵誘発剤(※7、※7−1)を飲んで五つ子を産んだ事が日本で有ったが、排卵誘発剤飲んで1人目と性交してから40時間以内に次々と違う男と性交し、五つ子とか六つ子産んでDNA鑑定したら全部父親が違ってたりしたら、もうお笑いじゃよ、ブワッハッハッハッハ!!
 もう人工授精や”借り腹”は出産ゲームに成ったみたいじゃが、これは男に対する復讐じゃわい。くわばら、くわばら。こんな性悪な女には近付かないに限る。まぁ、可能性が有る事は考察して損は無いというから、ちょっと考察した迄じゃ。
 実はつい最近、「「文化スケベ学」とは何ぞや?」をアップしたんじゃが、江戸時代の『女大楽宝開(おんなだいがくたからばこ)』という好色本に「女子は玉門のそうじ(※8)を第一にすべし。」と在るのじゃ(△4のp23)。双子のハムの事を考えると、この言葉には単に臭マン防止だけでは無く、もっと奥の深い含蓄が有ったのじゃのう!!
    {この独言は2010年12月31日に追加、その後2011年1月27日に[双子のハムと宗教の独立軸]シリーズを組み、当ページを[双子のハムと宗教の独立軸#1]としました。更に考察の部分を2011年2月4日に追加しましたので、結局この独言は2011年2月4日に最終更新しました。}

 尚、[双子のハムと宗教の独立軸]シリーズの他画面への切り換えは最下行のページ・セレクタで行って下さい。(Please switch the page by page selector of the last-line.)

ΩΩ 以上 ΩΩ

【脚注】
※1:ハム(ham)は、[1].肉を塩漬けにし燻製にした保存食品。本来は豚の腿肉だが、その他の部分も使う。プレスハム、ロースハム、ボンレスハムなど。燻腿(くんたい)。
 [2].アマチュア無線家のこと。
※1−1:ソーセージ(sausage)は、牛・豚・羊の腸などに各種の調製した獣・魚肉を詰め、乾燥・湯煮、又は燻製した保存食品。血液・内臓・穀物・野菜・香辛料などを混ぜたものなど多くの種類が在る。腸詰
※1−2:双生児(そうせいじ、twins)は、同じ母から1回の分娩で二人生れた子。一卵性二卵性とが在り、後者は同性のことも異性のことも在るが、前者は必ず同性。双子(ふたご)。
 補足すると、双生児に対する迷信や偏見は、日本でも近世迄、地方に依っては戦前迄信じられて来て、1人を残し他を堕胎したり絞め殺したりしました。特に男女の双生児は「畜生腹」「畜生孕み」とも言われ、前世で心中した男女の生まれ変わり、などとされました。尚、一卵性では必ず同性に成るので、男女の双生児は二卵性です。
 双生児を忌む習俗はともすると下層民に多いと考えられ勝ちですが、実は皇族や貴族や将軍家など高貴な層に於いて一層強くタブー視される、という事実は外国とも共通して居ます。それは高貴な層に於ける双生児は世継ぎ問題に直結し、又、統治者としての神聖性の欠陥と見做された為必ず秘匿され、片方が抹殺されたり幽閉されたり出家させられたりし、公には単生児として処理されて来たという長い歴史が有ります。
※1−3:ベーコン(bacon)は、豚のばら肉(=肋骨周辺の肉)。又、これを塩漬けして燻製にした保存食品。製法はハムと殆ど同じだが、脂肪分は多い。日本では鯨肉製も在る。

※2:「とんずら」とは、(「とん」は遁走、「ずら」は「ずらかる」の意)犯罪を犯して逃げることをいう俗語。「売上げを持って―する」「―を決め込む」。

※3:F.ベーコン(Francis Bacon)は、イギリスの政治家・哲学者(1561〜1626)。科学的方法と経験論との先駆者。スコラ哲学に反対し、学の最高課題は、一切の先入見と謬見即ち偶像(イドラ)を去り、経験(観察と実験)を唯一の源泉、帰納法を唯一の方法とすることに依って自然を正しく認識し、この認識を通じて自然を支配すること(「知は力なり」)であるとした。主著「新オルガノン」、他に「随想録」。

※4:ディアスポラ(Diaspora, Diaspora[ギ])とは、(ギリシャ語「四散すること」の意)[1].離散。
 [2].主にヘレニズム時代以降、パレスティナから他の世界に離散したユダヤ人。又、その共同体。
※4−1:パレスティナ/パレスチナ(Palestine, Palestina[ラ])とは、西アジアの地中海南東岸の地方カナンとも称し、聖書に見える物語の舞台。第一次大戦後、オスマン帝国からイギリス委任統治領。以後、シオニズムに拠るユダヤ移民が進展。1948年イスラエル独立と共にイスラエルとヨルダンとに分割されたが、67年イスラエルはヨルダン川西岸地域とガザ地区を占領。パレスティナ人に依る国家建設運動も盛ん。

※5:W.シェークスピア/W.シェイクスピア(William Shakespeare)は、イギリスの劇作家・詩人(1564〜1616)。エリザベス朝ルネサンス文学の代表者。ストラトフォード・オン・エーヴォンの生れ。青年時代にロンドンに出て初め俳優、後に座付作者として約37編の戯曲を創作。四大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」を始め、史劇「リチャード三世」「ヘンリー四世」、悲劇「ロミオとジュリエット」「ジュリアス・シーザー」喜劇「夏の夜の夢」(「真夏の夜の夢」とも)「ヴェニスの商人」、ロマンス劇「テンペスト」、その他に詩集「ソネット集」などが在る。晩年は故郷に隠退して平和な余生を送った。沙翁。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>

※6:性教徒(せいきょうと、Sexual Puritan)は、清教徒のパロディーです。特に「性教徒革命」はイエス・キリストの「母マリアの処女性」という自然科学に反する公理を持ち出している点を揶揄し、キリスト教の出現はそれ自体が「性教徒革命」(Sexual Puritan Revolution)に他為らない、という立場を表して居ます。

※7:排卵誘発(はいらんゆうはつ、ovulation cause)は、排卵障害の女性に薬剤を投与して排卵を起させること。
※7−1:排卵誘発剤(はいらんゆうはつざい、fertility drug)は、中枢性調節機構(視床下部下垂体系)の調節不全に因る無排卵症に対して、排卵を誘発させる薬物。我が国では内服薬としてクロミフェンクエン酸塩シクロフェニルが、又は注射薬として生殖腺刺激ホルモンのホルモン剤が使われている。副作用として卵巣肥大・過剰排卵・多胎妊娠などが起こる事が有る。<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>

※8:玉門(ぎょくもん)は、[1].玉で飾った立派な門。
 [2].陰門の異称。

    (以上、出典は主に広辞苑です)

【参考文献】
△1:『ダルタニャン物語10 鉄仮面』(A.デュマ作、鈴木力衛訳、講談社文庫)。

△2:『ヴェニスの商人』(シェイクスピア作、福田恆存訳、新潮文庫)。

△3:『魔術師の饗宴』(山北篤と怪兵隊著、新紀元社)。

△4:『江戸の性愛学』(福田和彦著、河出文庫)。

●関連リンク
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SARSはテロか?(Is the SARS terrorism ?)
生卵(なまたまご)を忌避する人々▼
民族変わればゲテモノ変わる(About the bizarre food)
「いじめ」と「いじめられ」の性格▼
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「文化スケベ学」とは何ぞや?(What is the Cultural Sukebelogy ?)
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