Ω.こんな女に誰がした−悲しきパンパン
「文化スケベ学」の実践#3:パンパン
(Who did to such a woman ?, sad pompom)

−− 2008.11.14 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2011.01.30 改訂

 ■討論内容と投稿者
 私の幼少の頃の思い出を繙(ひもと)くと、先ずパンパンとかパンスケなる隠語は、これは教えて貰わなくても解るものです。私の近所でもこの手の女性に部屋を貸して居る所が私が知って居るだけで2軒位在りました。私が知らない所を入れるともっと多かったと思いますよ。
 特に私の住んで居た野毛山動物園を中心として野毛山公園は、夜に成れば米兵とそれに”ぶら下がって”歩く、派手なワンピースとハイヒールと真っ赤な口紅 −それを人はパンパンと呼んでいた− の女性を良く見掛けたもんです。で、これから何をするかって?、決まってるじゃん(←横浜訛り)、オマ●コでっせ(←関西訛り)!
 この[「文化スケベ学」の実践#3]ではパンパンの実態を明らかにします。これは今遣らないと言葉が死語化していますので、段々解らなく成って仕舞う恐れが有ります。
    {2011年1月30日に[「文化スケベ学」の実践]シリーズを組み、当ページを[「文化スケベ学」の実践#3]としましたので、この章は2011年1月30日に更新しました。}

投稿者▼
  [1]:T性交氏
    デューク性交氏
  [2]:私

日本売春史
T性交 :2007/05/12(Sat) 12:13 No.100
<新板−1>

  ◆◆◆パンパンの語源
 やぁ、エルニーニョ氏。
 パンパンの語源(※1、※1−1)みつけました!、南洋の戦地をルーツとする”日本語”らしいでっせ。
 本来は、日本兵向けの日本人、朝鮮人、現地土人など全てがパンパンだったらしい。従って初期は、アメパン(米兵相手なんで)とも言ったそうな(←これは※1の[5]を言ってます)
 先日、ボクが発見した「新天地カフェー街」も見つけましたよ。
 「新天地のお稲荷さん」て書いてある前を毎日通ってますわ。駅から少し離れてますが、別に不便なところでもなく、もっと開発されてよいのに、くずれゆく街になってるのはそういう歴史的経緯があったんですな。

 ところで、このHP作ってる人は、赤線跡紀行として、全国を取材してるそうで、トップページから見たらおもろい。我が心の同志ですな。
 全国の遊郭跡写真を見てて、関西方面は重厚な和風が多いことがよくわかりました。大阪はまだまだ現役で”料亭”が営業してて、頼もしいですな。
 世界遺産に登録すべきでしょう。

基地の街を調査して
エルニーニョ深沢 :2007/05/15(Tue) 03:59 No.101
<新板−1>

  ◆◆◆従軍慰安婦とかパンパン/パンスケは死語化しつつ在る
       − 今遣らないと!

 やあ、T性交さん、「パンパン」の語源は参考になりました。どうやらT性交さんの説に拠ると、帝国海軍が南方を委任統治時代(※2)に現地女や日本から連れて行った日本人や朝鮮人の従軍慰安婦(※2−1)が語源のようですな。
 私の幼少時の周囲は「パンパン」よりも「パンスケ」(※1)という呼び方が多かったように記憶しています。「スケ」は「助」で、女や情婦の隠語(※1−1、※1−2)です。「スケバン」の「スケ」と同じですな。因みに、私はこの頃は横浜に居ました。「アメパン」は幼少時の記憶には無いですね。もうその頃は「パンパン」=「アメパン」だったのです。

 何時の頃からかこの言葉は死語化し今は使われていませんし若い世代は知りません。敗戦直後には進駐軍に対する売春婦を指していたようですから、米軍による占領統治が解除された時点で言葉も効力を失ったのでしょう。
 今、日本は従軍慰安婦という事実をも否定し消し去ろうとしています。
 しかし、面白いことにオリジナルの語は使われていないのに、それから派生した「パンマ」(※1−3)という言葉は隠語(※1−1)として現在も使われています。ご存知のように
    「パンパン」+「アンマ(按摩)」 → 「パンマ」
です。即ち、表向き按摩の女性が客に呼ばれて個室で一発遣らせるシステムですな。
 そこでまた調べて貰いたいことが有ります。上で「米軍による占領統治が解除された時点で言葉も効力を失った」と述べましたが、米軍はその後も留まり日本は実質上は占領体制から完全に脱皮していない状態です。コイズミやアベも所詮は米国の傀儡です。
 つまり、横須賀とか座間とか米軍基地が在る所 −駐留ヤンキー(※3)を相手に商売する女が必ず居る筈− には今でも「パンパン」「パンスケ」が密かに使われているのではないか?、ということです。
 この調査は遊郭跡の廃墟に進入調査するのと似ていますゾ。「新天地カフェー街」の話が出たのでドイツのカフェのウェートレスの写真をメール転送しました。ヨーロッパのウェートレスは皆、アキバのメイド喫茶のような衣装です。

煙突は天守閣か
T性交 :2007/05/15(Tue) 06:56 No.102
<新板−1>

  ◆◆◆何故か銭湯論議
 やぁ、エルニーニョ氏。
 前回紹介した人のHPを辿ってたら、銭湯マニアの世界にはまってしまいました。ボクも徒歩や自転車などで、野宿旅行をたしなんでたので、銭湯に縁があります。そして、前々から思ってた、横浜西区は銭湯が多いてことが全国レベルで有名なことや、横浜の銭湯の煙突形式が独特であることも、この世界では常識だそうな。
 しかしマニアはすごい。蛇口の配置や数にメーカー、ロッカー/下駄箱の鍵や体重計のブランド、ペンキ絵やタイル絵の作者まで細かく調べてレポートしとりまっせ。その中で最強がここでした。
 膨大な数の煙突写真が。横浜は、よくあるコンクリートの円柱型は、ほとんどないです。鉄製の細い円筒を、高圧線鉄塔みたいなものが支えている形式で、不思議に思ってた。通称「発射台型」だそうで。そういやテポドンのニュース映像みたい。
 あと、桶の白ケロリンは限定レアものだそうな。パンパンについては、米帝占領地に近いという地の利をいかして、調査続行しますわ〜(←この頃は彼も素直でした!)

朝銭湯で朝ビール
エルニーニョ深沢 :2007/05/17(Thu) 15:22 No.103
<新板−1>

 T性交さん見ましたよ、銭湯のページ。中々ですな。
 私が入った銭湯の中で、今まで一番感激したのは栃木市の「金魚湯」ですな。通常の銭湯の中のペンキ絵が描いて在る部分に大きい金魚の水槽が嵌め込まれていて、中で沢山の金魚たちが泳いでいましたよ。
 1999年の冬、前日の夜から夜中に新規ソフトをインストールしてテスト完了し、朝出勤した社員に引き渡してホテルまで引き返す途中で偶然見付けました。「金魚湯」などと”変”な名前だったので、朝風呂をしに入ったら前述のようでした。泳ぐ金魚を眺め乍ら湯舟に浸かるのは中々宜しいです。その金魚の数と言ったら半端じゃないですよ、満員電車並みに詰め込まれてました。
 風呂から出てホテルに戻って飲んだビールは最高!!、シャワーなんかじゃそんなに旨く無い。残念乍ら金魚の写真撮って無いので、機会が有れば撮影に行こうと思ってまっせ。
 その次に良かったのは大和郡山の「大門湯」、嘗ての大和郡山城の大門跡付近に在るのです。大和郡山では一番老舗の銭湯で中には露天風呂も在ります、温泉では無いですが。ここも雰囲気が有って良かったですな。これは中の露天風呂の写真も撮ってあります、オッホッホ!
 大和郡山と言えば、ここの遊郭跡は素晴らしい。連子格子ハート型の窓を備えた古い造りの家が打ち捨てられた儘軒を連ねている姿は大変風情が有りまっせ。先日の赤線跡紀行している御仁も関西にも来ているようですが、ここは未だのようですし、私はは全部写真撮ってあるので近々アップしましょう。廃屋になっている家が殆どなので早くしないと再開発で消滅するかも知れませんな。

 ■独言...(*_-)

 フムフム。
 栃木市の「金魚湯」は中々有名らしくネットで検索すると沢山出て来るワイ。明治22(1889)年創業、薪焚きの銭湯だそうじゃ。朝の9:00から営業して居って、ワシが入ったのも朝風呂よ。
 ここは脱衣場の男湯と女湯を隔てる壁が番台の前で何故か途切れていて、覗こうと思ったら覗けそうなのじゃ。更に、ここの素晴らしい所は2階じゃ。100人以上入れる舞台付きの大広間が在りカラオケ・セットが在り、も飲めるそうじゃ。
 ワカルかね。「エルニーニョの館の浮世風呂」と同じなんじゃよ、この造りは。江戸時代の湯屋の男湯には2階が在り、入浴後そこで休息し乍らお喋りや囲碁や将棋など楽しみ、又、茶や駄菓子なども売って居ったんじゃ。中には小窓などから女湯がの覗けたり(△1のp115)、湯女(※4)という今のソープ嬢が居る所(△1のp16)も在ったのじゃ。詳しくは【参考文献】△1を読んでたもれ!
 ここは明治時代の銭湯じゃが、この2階は全盛時代のそれを彷彿とさせおるのう。

パンパンマンおとなミュージアムヲ設立セヨ!!
T性交 :2007/05/18(Fri) 17:08 No.104
<新板−1>

  ◆◆◆パンパンの分類
 やぁ、エルニーニョ氏。
 ひまなんで、パンパンについて、色々調べました。パンパンガールパンスケ以外にも、活用形として以下を発見しました。

  @外パン A洋パン B和パン C唖パン D黒パン Eブラパン Fヤギパン

 Cは横浜特産らしいです。以下の記述がありました。
 ネットから拾うと

>根岸屋には洋パンもいれば和パンもいましたが、ここの名物は唖パンでした。聾唖のパンパンです。E、Fは20年ほど前の言葉らしい。
>「ブラパン」の語源だが、おそらく大戦後駐留米軍専門の慰安婦に対して使われた「洋パン」(西洋人相手のパンパン=売春婦)の派生語であろう。要するに「ブラザー相手のパンパン」の略語である(←そうかなあ、ズバリ「黒人(black)相手のパンパン」じゃないの!)
>もう「洋パン」は死語に近いが、「ブラパン」は立派に使われ続け、「ヤギパン」なる股派生語も産んだ。
>ヤギ(山羊=真っ白け)はブラパン呼ぶところの白人男性への蔑称で、「ヤギパン」は当然白人専門に。
>付き合う日本人女性への蔑称である。「ブラパン」は自らがそれを誇ったような(時には自嘲的な)響きを伴って使用される。
 なんと!、つい最近でも一部では、”よい意味で”使われてるみたいすね。人種系では、中華パンとかキムチパンカレーパンもいけそうですね。フランスパンなんてそのままでんな(←こんな呼称に”よい意味で”なんて有るのかね?)

  ◆◆◆パンパンごっことは??
 横須賀ネタはさすが本場だけあって、色々ヒットします。当時の国会議事録の拠ると、「横須賀市のパンパン宿の密集する中にある汐入小学校のごときは、千七百名に近い兒童のうちのその殆んどが、これらのいわゆる性的行為を目撃しておるという事実、こうした部屋を提供しておる家庭の子供等が必要に応じて外に追い出され、夜の十一時頃までは家庭から追い出され、町を行く所もなく、さまよつておるような始末でございます。更に、夜ともなれば、これらの婦人たちが校庭にまで進出して、不潔な性具が校庭に散乱し、兒童がこれを”長靴”と呼んで、子供たちはいつの間にか性的な隠語(※1−1)までも覚えておるという始末、まして小さな子供が屏風を持ち出してパンパンごっこをするという所業に至つては、まさに言外のことと言うべきでありましよう。」という状況だそうな。

 エルニーニョ氏と同年代の子供たちの当時の作文。
 「わたくしの家では、パンパンにお部屋をかしています。」(神奈川横須賀・小4女『私の家』)
 「小さい子でも、パンパンはいいことだと思って、大きくなったらパンパンになるんだと、はりきっている子もあります。」(横須賀・小5女『家の近所』)
 「パンパンのおねえさんは、すきです。なぜかというと、きれいなものをきているし、きれいなかおで、すきです。くちべにをつけているから、すきです。おかねもちですから、すきです。きれいなうちですから、すきです」(神奈川横須賀・小1女『ぱんぱんはすき』)


 最近の横須賀
>安浦にはいまだに売春地帯があり、ここは小泉純一郎の自宅の裏にあります。
彼が総理大臣になった後でまさかの取り締まり強化で風俗店が営業できなくなリ倒産(←「彼」とはコイズミ総理のこと)
>店主が焼身自殺し店の下にあった運送屋が消防の水をかぶって飛んだとばっちりとは私の会社のこと


 さらに米兵はこんな所でも。
日本銀行も例外ではなかった。「夜間になると外出をしてパンパンを伴ってくる兵士もあり、明け方には歴代総裁の肖像がある二階の廊下に性具が散乱していたこともあり、思い出すだけでも、不愉快である。」

 ところで、最近、みなとみらい「横浜アンパンマンこどもミュージアム」というのができました。けっこうにぎわってるみたいです。
 わが帝国臣民の売春史認識を正すためにも、政府直営で、”野毛パンパンマンおとなミュージアム”を設立するべきでしょう!

横浜のアンパンマンは、何故だ?
エルニーニョ深沢 :2007/05/21(Mon) 14:24 No.105
<新板−1>

  ◆◆◆パンパンの歌 − 『星の流れに』
 やぁ、T性交さん、色々と有るんですな、パンパンの呼び名が。唖パンなどは最高ですな。大体、女は口煩いので唖なら大人しくて結構毛だらけ猫灰だらけです。しかし、私の好きなメロンパンが無くてちと残念です。
 「パンパンごっこ」とはどんな遊びでしょうか?、「お医者さんごっこ」とは違うようですな、ブッハッハッハ!
 パンパンに部屋を貸してた家は私の近所にも在りましたよ。
 しかし横須賀のパンパン地帯がコイズミが総理大臣に成った御蔭で倒産に追い遣られた話は笑えます。私はコイズミの実家がパンパン地帯の裏に在ったのだ、と解釈しますが。

    星の流れに 身を占って
    何処をねぐらの 今日の宿
    荒む心で いるのじゃないが
    泣けて涙も 涸れ果てた
    こんな女に誰がした


 これは『星の流れに』(作詩:清水みのる、作曲:利根一郎)という闇市時代の流行り歌の1番の歌詞ですが、これはパンパンの気持ちを歌った歌ですよ。「こんな女に誰がした」(※1−4)という台詞が効いてますな。
 私は「敗戦」「終戦」と言い換えた所に、戦後日本の再出発はスタートから欺瞞(=インチキ)であったと考えていますが、或る意味で”耐エ難キヲ耐エ、忍ビ難キヲ忍ビ”して敗戦後の日本を救ったのは「こんな女」のパンパン姐さんたちだったと思いますよ。

 ところで横浜がアンパンマンとは「?」と思いますが。
 私がここ2、3年四国を旅した時、土讃線でアンパンマンのキャラの絵を描いた「アンパンマン列車」をよく見掛けましたが、これは作者の漫画家・やなせたかし氏がそっちの生まれ(←高知県香美郡香北町)だから解りますが、横浜とアンパンマンはどういう関係が有るんでっか?

革命的プロパガンダ開始
T性交 :2007/05/24(Thu) 12:31 No.106
<新板−1>

  ◆◆◆「こんな女に朕がした」と洒落た積もりのT性交氏
 やぁ、エルニーニョ氏。「敗戦後の日本を救ったのは「こんな女」のパンパン姐さんたちだったと思いますよ。」とあるが、それはどうですかな。客あっての商売ですから、米兵の下半身に救われたと解釈すべきでしょう。また、「「こんな女に誰がした」という台詞が効いてますな。」とあるが、これは男の幻想ですな。本人達は絶対そんなこと思ってなかったはずでっせ。だいたい、そのはるか昔から公娼私娼による身売りや、搾取があったんでっせ。その台詞には「金もらえてうらやましい」「さぞかし米兵はデカイんやろな」などパンパンを見下してる様で、自分を卑下する作詞者のコンプレックス的な心理が見え見えですぜ。
 「こんな女に朕がした」とシャレて見ましょう。

 「横浜とアンパンマンはどういう関係が有るんでっか?」には、東京は地価が高い。千葉にはディズニーランドがある。埼玉はダサいくらいの消去法的な理由でしょう。関東に住んでると、神奈川、埼玉、千葉くらいが普通の県、茨城、山梨は二等県、それ以外は朝鮮半島と同じで、まったくの圏外ですからな。
 ところでわが社は雑誌に広告出すことにしました。さらに東京の見本市も出展予約しました。ITプロレタリアートの解放(※5)で真のIT革命をスローガンに前衛的にいきまっせ。

「ITメーデー」は如何?
エルニーニョ深沢 :2007/05/29(Tue) 19:49 No.107
<新板−1>

  ◆◆◆ITプロレタリアートはITメーデーでも咬ましたら
 T性交さん、このところ岐阜へ行ったり飲んだくれたり、と忙しかったですな。横浜とアンパンマンとは、その程度の関係ですか。
 「朕」で思い出しましたが「敗戦」直後の1946年5月19日の「食糧メーデー」

        詔書
    國体はゴジされたぞ
      朕はタラフク
        食ってるぞ
    ナンジ人民
      飢えて死ね
        ギョメイギョジ


なるプラカードが登場し、敗戦日本はこれに不敬罪(※6)を適用しようとしましたが裁判は結局ウヤムヤに終結した事件が有りました。1946年には私は生まれて無いですが。
 原爆2発位では腐った大日本帝国の膿を出し切ることは出来なかったということですな。
 ITプロレタリアートも「ITメーデー」を開催したらどうですか?!

パンパン憲章ならすぐ出来た。
T性交 :2007/06/10(Sun) 11:13 No.110
<新板−1>

  ◆◆◆アンパンパン憲章
 やぁ、エルニーニョ氏。
 股マンコに行くんでっか?(訳:あなたはまた満州国に行くのですか?)
 ところでゴルゴ13憲章は難しいでっせ。だって究極のテロリストでアナーキストですからな。永遠の反体制革命家に憲章なんてねぇ。
 今日も雨でヒマなんでネットで調べてたら、アンパンマンの起源は大人向け童話らしい。

>アンパンマンは普通のおじさんです。
>戦争で親を失い飢えに苦しむ子供たちをみかねて子供たちのためにパンを焼いて飛行機で空を飛んで子供たちに届けにいくんです。
>哀れアンパンマンは飛んでるところを高射砲で撃ち落され死んでしまいます。


 かなりブラックな内容ですが、反戦・非暴力の思想を感じさせます。ところが、その後絵本が子供に受けたばかりに時代に迎合してゆき、知らぬ間に憲章なんてつくり、”正義のパンチ”などと言ってるのは帝国主義的でいけませんな。
 そういや、ゴルゴ13もかつては「超一流のテロリスト」だったのに、最近は「テロがあるからオレが必要とされるのだ」なーんてセリフ言っちゃって、反革命化しつつあります。
 そんなにドグマ主義的な憲章が好きなら、アンパンパン憲章ってのはどうでっか?

  a アンパンパンはいつでも買える
  n なかよくやろうみんな兄弟
  p パンツ脱ぐからサック(※7)つけてね
  a アンパンパンは米兵だいすき
  n なか出しはオプションなの
  p プラス10ドルよ
  a アンパンパンはくじけない
  n なみだこぼすなおまんこ濡らせ

(憲章の頭文字のイニシャルを繋げると「anpanpan」になる)

「その後のゴルゴ13」とパンマ
エルニーニョ深沢 :2007/06/20(Wed) 22:53 No.111
<新板−1>

 やぁ、T性交さん、帰って来ましたよ。大連もこの時期蒸し暑かった。瀋陽は相変わらず埃っぽく、来年の北京オリンピックではサッカーの会場になるらしく、埃っぽさが倍加してました。
 大連では貴君の好きな旅順に行きましたよ。旅順は現在、中国人民解放軍の基地なので外国人立ち入り禁止地区が大部分を占めてますが、中国人の案内で我々は「何も喋るな」を守り中国人に成り済まして一通り巡って来ました。203高地(后石山堡塁)は登りませんでしたが、その東側の山(東鶏冠山北堡塁)から見て来ましたよ(←その後、旅順の軍施設は2009年3月20日に外国人に解放されました。私が行った2年後です。)
 前回、9月初めの大連は湿気が少なく快適でしたが、6月の今回は蒸し暑かったでしたね、海洋性気候の影響です。しかし流石に夜は涼しくなります、これは大陸性気候の影響です。

  ◆◆◆ヴァイアグラで”老人の性”を扱うシリアス劇画は如何?
 「こんな女に誰がした」のアンパンパン憲章は笑えますが、ゴルゴ13(=デューク東郷)が「究極のテロリストでアナーキスト」と仰るのは時代錯誤というものです、それは昔の話、過ぎ去った夢です。彼も齢(よわい)60は超えている筈、最近は大国の論理に嵌まり”正義の味方”振った発言が多くなり体制に順応した”大国の尖兵”に甘んじています。歳を取りましたな、貴君デューク東郷「さいとうたかを」
 私は「その後のゴルゴ13」というようなタイトルで誰かに書いて貰いたいですな、老人介護を受けているデューク東郷氏の現在の真の姿を。昔は美人の国際スパイを”イかせて”いたデューク東郷が、今はヴァイアグラを飲みつつ介護ヘルパー −現代版パンマ− 相手に”半チャン”しか”イかなく”なっている氏の本当の姿を!!
 長生きし過ぎた”老人の性”を扱う「その後のゴルゴ13」はシリアス劇画として、現役をリタイアする混迷の団塊世代の新たな指針になるでしょう、オッホッホ、オッホッホ!!
    {この旅順解放のニュースは2009年4月16日に追加}

横須賀にパンパン宿ありました!
デューク性交 :2007/07/06(Fri) 21:50 No.121
<新板−1>

  ◆◆◆米軍基地の街の横須賀では
       「文化の地下水脈」のパンパン文化は健在なり!

 やぁ、エルニーニョ氏。
 横須賀米兵がパンパンを刺す事件がありました!
 そちらでも報道されてまっか?

>2女性刺傷で19歳米兵逮捕・横須賀
>5日午前8時半ごろ、神奈川県横須賀市馬堀町3の路上で、東京都杉並区の少女(16)が腹から血を流しているのを、工事中の作業員が発見。駆け付けた警察官が近くのアパートの一室で、同県綾瀬市の女性
>女性2人は「4日から友人から借りた部屋で3人で遊んでいた。男と口論になり、刺された」などと話しており、県警はトラブルの原因や詳しい動機を追及する。現場は京浜急行馬堀海岸駅から約200メートル東の住宅街の一角。アパートには日ごろから外国人が出入りしていたという。

 ネットニュースではこんな感じですが、こちらの地元テレビでは
「関係を迫ったのに断られて刺した様だ」
「アパートは米軍関係者が契約していた」
「普段から米兵と若い女性がそのアパートではよく騒いでいた」

と報道してましたで。
 明らかにパンパン宿ですよね?、断られたのも価格が折り合わなかっただけでしょう!
 ボクが思うに、若い米兵はオヤジ世代から、「横須賀のパンパンガールは中出し10ドル」とか教えられてたのでしょう!
 それにしてもヤギパンブラパンが気になりますな。猿パン(黄色人種専門)やったらどうしよ。

「疑惑の銃弾」から「疑惑の万引き」へ
エルニーニョ深沢 :2007/07/07(Sat) 14:12 No.122
<新板−1>

 デューク性交さん、この名前はデューク東郷(ゴルゴ13の本名)のパロディーですな、フッフッフ!
 ところで、そのニュースは全く知りませんでしたね、言われてネット検索したら出て来ましたが。「京浜急行馬堀海岸駅から約200メートル東の住宅街」ですね。一度見たいですな、現場(げんじょう)を。今度、7月20日〜23日頃にそちらに行きまっせ!

  ◆◆◆「疑惑の銃弾」ならぬ「疑惑の万引き」
 ところで、ネット検索でオモロイ記事を見付けました。三浦和義という人、覚えてまっか?
 嘗て米国ロスにおける「疑惑の銃弾」事件で殺人罪などに問われ、03年に無罪が確定した御仁です。
 この人が3月17日(←多分今年)、平塚市内のコンビニでサプリメント6個(約3600円相当)を万引きしたとして起訴されてたそうです、この話も私は全然知らなかったですが。
 で、7月6日の横浜地裁小田原支部の初公判で「記憶する限り万引きは一切していない」と起訴事実を全面否認したそうです。
 「疑惑の銃弾」の御仁が「疑惑の万引き」です、オッホッホ!!

帝国陸軍ヨリ入電アリ
デューク性交 :2007/07/07(Sat) 19:53 No.123
<新板−1>

  ◆◆◆基地の街の横須賀万歳!!
 やぁ、エルニーニョ氏。
 その後例の事件の話が陸軍情報部より入ってきました(知り合いの横須賀の自衛隊員談)!
 犯人は黒人みたいなので、ブラパンでした。横須賀では、米兵目当ての女を「ぶら下がり族」と言ってたそうです(古い言い方らしいが)。ぶら下がってるのはエルニーニョ氏の目撃談と一致しますな。それよりおもしろいのが彼女達の生態です。なんでも、自分達のことを「キャッシー」とか「エリー」とか言ってるらしいでっせ!
 そんで基地の入り口で米兵を待ってるそうな。基本的には本場横須賀では、パンパン文化が継承されてるとみていいでしょう!!
 もう一つおもしろいのが、事件があると軍隊では連隊責任なので、外出禁止令が出ることに同情しとった。これは敵国ながら同業者の見方ですな。

 三浦事件は地元なので、テレビ神奈川では当然詳しく放映してましたで。はっきりと万引き現場が映ってる防犯ビデオの映像まで流れてた。
 あまりにヒマなので昨日から築地で働いてますわ。青春18切符で来たときは、浅草ででも飲みますか。

 ■独言...(*_-)

  ◆◆◆人間は死ぬ迄スケベなり!!
 フムフム。
 デューク性交氏の最後の投稿日付が07年7月7日、即ち7.7.7「7のゾロ目」(※8)に成って居るのう。別に当ページの内容とは無関係なのじゃが。
 パンパンという言葉が一般には死語化しつつある中で、やはり

  横須賀の様な米軍基地が在る街ではパンパン文化パンパンという言葉もが”世紀を跨って”も立派に継承されている

ことが明らかに成ったという事じゃのう。まぁ、或る程度は予想通りじゃが結構、結構。これは横須賀では「文化の地下水脈」が未だ脈々と流れている、という事じゃろうの!!
 ところで、当コーナーで「文化に地下水脈」に最初に光を当てたのは
  酔っ払いの会話(Chat of drunkards)
じゃ。この時かの有名な「陰毛は何故縮れて居るのか?」という問 −卑猥じゃが誰も解いて無い大テーマ− に挑んだ訳じゃよ。この問題は未だに未解決じゃ、オッホッホッホ!!
 パンパンに戻って、パンパンの語源には諸説在る中で、T性交氏は【脚注】※1の[5]説が有力だ、という意見じゃのう。又、パンパンの分類は中々の力作じゃ。しかし、パンパンごっことはどの様な遊びかのう、どうも気になるのう。

 しかし又、長生きし過ぎた”老人の性”もちゃんと指摘しとるゾ。人間は死ぬ迄スケベという事かも知れんのう、オッホッホッホ!!
    {この独言は2007年7月14日に追加し、その後2011年1月30日に[「文化スケベ学」の実践]シリーズを組み、当ページを[「文化スケベ学」の実践#3]としました。従って、この独言は2011年1月30日に最終更新しました。}

 尚、[「文化スケベ学」の実践]シリーズの他画面への切り換えは最下行のページ・セレクタで行って下さい。(Please switch the page by page selector of the last-line.)

ΩΩ 以上 ΩΩ

【脚注】
※1:パンパンとは、(原語不詳)第二次世界大戦後の日本で、街娼・売春婦のことを指した語。特に占領軍将兵相手の日本人街娼・私娼の蔑称。パンスケ(パン助)
 補足すると、敗戦直後の1945〜60年頃迄は俗語として日常的に使われましたが、以後は次第に隠語化し表立って使われず、近年は死語化
 パンパンの語源としては
 [1].pompom[英]。原意は自動高射砲・対空速射砲だが「性交」の隠語
 [2].パン1切れ[の金額]で体を売る女。
 [3].「女性」を意味するインドネシア語 perempuan(プロムパン)のアメリカ訛り。
 [4].ペンペンという三味線(つまり芸者)を表す擬音語のアメリカ訛り。
 [5].委任統治時代の南洋 −ラバウル(現パプアニューギニア)やサイパン島など− に於いて日本海軍が慰安婦(日本人や朝鮮人の従軍慰安婦が主体)を指して呼んだ和製隠語で、ニューギニア語の「売春婦(pamuk)」が語源。
<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>
※1−1:隠語(いんご、argot)とは、特定の仲間の間にだけ通用する特別の語。隠し言葉。
※1−2:「助(すけ)」は、(「なごすけ」の略で、「なご」は「おなご(女子)」の略)女子、特に情婦の隠語。(いろ)。
※1−3:パンマとは、パンパンアンマ(按摩)の合成語。1946年、GHQによる「公娼廃止に関する覚書」が発令され、1948年「風俗営業取締法」が公布、翌1949年に「売春取締条例」が発令され、売春活動が出来なく成った売春婦の中には按摩やマッサージを副業とし、実質は売春を続ける者が続出した。これをパンマと呼んだが、その後温泉街やホテル街に拡散して行き、今も健在である。
※1−4:「こんな女に誰がした」は、敗戦直後の1947年に作られた「星の流れに」(作詩:清水みのる、作曲:利根一郎)という歌謡曲の一節で、1947〜50年頃の流行語にも成りました。谷真酉美の歌でヒットしたこの歌は街角で歌い継がれ、パンパンの退廃的情緒に溢れて居ます。当時の民衆はこの台詞に「こんな日本に誰がした」を想い重ねていた様です。

※2:委任統治(いにんとうち、mandate)とは、国際連盟の委任に基づいて、その監督下に特定の国家に依って行われた統治形式。国際連合の信託統治の前身。第一次大戦(1914.7〜18.11)の敗戦国ドイツ/トルコの旧植民地に適用され、戦勝国が直接に統治し、又は保護国とした。太平洋諸島中、赤道以北は日本が受任国であった。→信託統治。
※2−1:従軍慰安婦(じゅうぐんいあんふ)は、日中戦争・太平洋戦争期、日本軍に依って将兵の性の対象と成ることを強いられた女性。多くは強制連行された朝鮮人女性

※3:ヤンキー(Yankee)は、(元アメリカ合衆国北部諸州の住民、特にニューイングランドの住民を言う)アメリカ人の俗称(歴史的には、南北戦争中の北軍兵士をそう呼んだ)。

※4:湯女(ゆな)とは、[1].昔の温泉宿で入浴客の世話をした女。
 [2].江戸時代、市中の湯屋に居た遊女。風呂者。風呂屋女。

※5:プロレタリアート(Proletariat[独])/プロレタリア(proletariat[仏])とは、
 [1].古代ローマに於ける最下層の市民たち。
 [2].[a].資本主義社会に於いて、生産手段を持たず、自己の労働力を資本家に売って生活する賃金労働者の階級。無産階級。←→ブルジョアジー。
   [b].[a]に属する個々の労働者。無産者
 [3].貧乏人。

※6:不敬罪(ふけいざい)は、天皇・皇族・神宮・皇陵などに対して不敬の行為をする罪。1880(明治13)年制定の旧刑法で初めて規定。公然と皇室を批判する場合だけで無く、日記に天皇制批判を記した者も罰せられる(検閲介入)など言論抑圧に用いられたが、1947(昭和22)年刑法改正で削除。日本国憲法では検閲も禁止された。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>

※7:サック(sack)は、[1].その中に差し込んだ物を保護する袋状のもの。
 [2].指サックに同じ。
 [3].(ルーデサックルーデザック(roed-zak[蘭])の略)コンドーム

※8:ぞろ目/ゾロ目(ぞろめ)とは、〔俗〕[1].2個の賽子(さいころ)を振って、同じ数が出ること。
 [2].連勝式馬券などで、同じ枠の馬が1・2着に成ること。
<出典:「学研新世紀ビジュアル百科辞典」>

    (以上出典は主に広辞苑です)

【参考文献】
△1:『江戸入浴百姿』(花咲一男著、三樹書房)。

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