Ω.偽善社会と「いじめ」
[偽善の皮を剥ぎ取れ!#2]
(Hypocrisy and Bullying)

−− 2006.12.18 エルニーニョ深沢(ElNino Fukazawa)
2007.04.02 改訂

 ■討論内容と投稿者
 御馴染みのリチャード・プー氏(又はT性交氏)と私とのバトル討論です。ですが何故か今回の議論に於いては音楽の話題が出たりして居ます。スクリャービンイスラエル国歌とスメタナのモルダウの関係、そして三木鶏郎(又は三木トリロー)の『僕はサラリーマン』などです。そうかと思うと、植草センセホリエモンも登場します。
 そして大阪で起きた児童集団殺傷事件(犯人は死刑執行済み)で死んだ生徒に”卒業証書”を渡すというのは”偽善”だ、とはっきり言いました。更に最近問題の「いじめ」に踏み込み、「いじめ」の裏に垣間見える”偽善社会の構図”に鋭く迫って居ます。そして「いじめ」と「いじめられ」は”互いに引き合う”のだ、という大事な視点を指摘して居ます。しかし、この議論が長文の辛口論考
  いじめ問題について(About the BULLYING)
の基に成ったのです。

投稿者▼
  [1]:リチャード・プー氏(女体総合研究所性痔部主任研究員)
    T性交氏
  [2]:私

オルグならず 投稿者:リチャード・プー 投稿日:2006/03/11(Sat) 22:27 No.352
<板−1>

  ◆◆◆ブタはどこ迄行ってもブタ
 やぁ、エルニーニョ氏。
 先日話した革命家養成塾銀座オルグ計画(※1)ですが、失敗しました。本当は酒とオンナを好きなくせに、おごってやるから夜の街にお金捨てに行こうと言ったら逃げられました。だめですな、最近の若者は。
 不景気育ちなので先輩格の人におごってもらった事もないようで警戒するみたい。しかも、「スーツでする仕事につけた」「正社員である」というだけで世間よりレベル低い会社でもマンゾクしてます。上昇志向なんてゼロでっせ。
 せっかくそいつの1ヶ月の手取り分をシャンパン1本にして一気飲みさせて、自身の市場価格のはかなさを実感させ、革命活動に導く予定やったのに。
 予算はあまったけど、ちょうど飲み友達はぎっくり腰でダウンなので、一人で歌舞伎町で朝まで飲んでましたとさ。

ブタは所詮ブタ 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2006/03/14(Tue) 13:43 No.353
<板−1>

 やあ、プーさん、だから言ったでしょう。革命をオルグする前に「割礼」を施せ、と。そういう「ブタ資本主義」「バカ・ブス民主主義」の体制内で安逸を貪っている腐った連中を相手にしては行けません。
 例え革命が成就しても、そういう連中はサボタージュ労働者(=足を引っ張るブタ)にしかならないのです。「ブタはどの体制に於いてもブタである」ということを肝に銘ずべきですゾ!
 しかし、プーさんの言う「世間よりレベル低い会社」のヤツに、オカシイのが大勢居りまんなあ。”吹けば飛ぶような”A社の臨時雇い社員がB社に出向し、B社の名刺を持ってC社に出向し、そいつがC社の名刺を持って某一部上場の元受け会社・X社に出向したりするパターンがよく有りますな。
 すると”吹けば飛ぶような”A社のヤツが、その日からX社の社員でも有るかのような口を利いてX社のことを「ウチ」などと呼んだりして、「ウチは××××の技術では一番だから」などと”自分の会社でも無い会社を自慢”したりして、よく見掛けますなこういうヤツを。プーさんの業界には多いんじゃないでっか?、そういう”頭のオカシイ”ヤツ等が。

 ところで、東京拘置所で拘置中の60歳代の男性が12日に独房内で首吊って自殺したらしいですな。同じ東京拘置所の独房で”暮らしている”ホリエモンは「時間過ぎるの早い」と宣っているそうな。

偽善者国家を憂う 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2006/03/20(Mon) 05:56 No.355
<板−1>

  ◆◆◆被害拡大症候群
 先日の15日、例の児童集団殺傷事件が起こった、国立大阪教育大付属池田小で殺された児童の遺族に卒業証書を授与したらしいです、卒業もして無いのに。これは「偽善」です。
 そして教師・遺族合わせて泣いたといいますから、全くのお笑い種です。安っぽいメロドラマ、「偽善」の押し売り、被害拡大症候群ですな。
 犯人の宅間守は04年9月に大阪拘置所で死刑執行され既にこの世の人ではありませんが、拘置所に収監されてからの宅間は”悲しみを売り物”にしている遺族より余程潔かったと思いますよ。
 次は何処ぞの中学校の卒業証書渡すんかいな。卒業して無い人間に卒業証書出せるんだったら、もういっその事”東大”卒業証書渡して遣ったら?!
 全く最近の風潮は「補償金」せしめるために、被害を針小棒大にして何時までも引きずるパターン −裁判が決着するには時間が掛かる− が目に付きますな、この事件だけでは無く。被害者天国の偽善者国家ガキ社会です。
 遺族の悲しみは理解出来ますが、女々しい後ろ向きの生き方では無く前向きに生きることが大切です。「忘れる」ということも人間にとって必要なのです。

リチャード・プー 投稿者:神秘革命占い 投稿日:2006/03/26(Sun) 15:57 No.358
(↑表題と投稿者が”あべこべ”に成ってますね)
<板−1>

  ◆◆◆君はスクリャービンを知らないのか、困ったもんだ
 やぁ、エルニーニョ氏。
 スターリンネタでも書いてくれたのかと読んでしまいましたが、誰でっか?、スクリャービン(※2)て。しかしあやしげな音楽理論を並べてますなぁ。
 ちょうど今日はうちにある電子ピアノを職場の女の子にセクハラのお礼に贈るために分解してました(セクハラはボクが被害者の方だった)。
 これでも昔はピアノで弾き語りができましたよ。なにわの小坂明子(もしも私が家を..)か小林明子(80年代)かと言われたもんです。
久々に電源入れて鳴らしてみたが、あんな和音ちっとも自然じゃありまへんで。
 まず1オクターブを12音で分割してるのは、ただ鍵盤楽器の都合です。ピアノが発達・普及したからドビュッシーなど無調音楽が100年前にはやったのです。
 しかしこんなのあくまで、亜流/脇役にしかなりません。カレーの福神漬けみたいなもん。
 誰でも口ずさめるような名曲は5音で構成されるペンタトニック・スケールが多いです。ピアノの黒鍵だけでテキトウに鳴らすと、誰がやっても中華風になりまんな。あれも一種です。
 世界的に民族音楽はほとんどペンタトニックです。演歌もそうやったかな?
 これが本当に自然な音階です。たぶん5は人間の指の数と同じだからか?五線譜が関係あるかはしらないけど。
 しかし、12平均律の12という数字は興味深いですな。1年を月齢で割ったおおよその数か木星の公転周期起源かわかりませんが、12進法は人類が普段使ってますな。
 先日、これも久しぶりに楽器屋に行ってみると、最近の電子ピアノは占い機能がついてるのです!
 西洋12星座の占星術12音にしてるだけと思われますけど、8月生まれはGとかなんかな?
 というわけで次回は音楽と占いを追求した革命的オカルト理論の発表を待ってます。

お新香の糠 投稿者:エルニーニョ深沢 投稿日:2006/03/29(Wed) 16:14 No.359
<板−1>

 やあプーさん、貴方が −例によって生半可だが− 音階について理解を示してくれたことは結構なことです。貴方のように我流でこじ付けではあっても、自分の理論を取り敢えず構築することは進歩の第一歩です。
 何時までも五音音階の子守唄に閉じ籠もっていず、モダンジャズでも聴いてみることですな。スクリャービンのピアノ曲とモダンジャズのピアノ曲を聴き比べたら、スクリャービンの和声が現代の音楽に遍く浸透していることが分かる筈です。
 しかし現代の音楽から「ここがスクリャービンだ」という風に切り取ったり抽出したりは出来ないのです。
 貴方の”福神漬理論”に則して言えばスクリャービンの和声は糠漬(ぬかづけ)のです。お新香のナスやキウリの中に浸み込んでいるのです。
 ところで貴方が読んだスクリャービンについての論考は実は書き掛けで「再び『プロメテウス』」という章(←章の題は更に変わって最終的には「『交響曲第5番「プロメテウス」』の神秘和音について」という長い題に成りました。)を追加したので、ここを読んで下さい。ここでは『プロメテウス』は実はセックスの高揚感(=エクスタシー)を表現しているという、亜流の音楽学者が今まで書かなかった新解釈を披露しています。
 これを付加してこの論考は完成です。その間モーツァルトやシューマンの曲目解説を書いたり、大阪城の石垣を登ったりと忙しかったのです。

 音楽ネタに興味が有るなら、イスラエルの国歌スメタナの『交響詩「我が祖国」』の「モルダウ」を聴き比べることをお薦めします。

 ■独言...(*_-)

  ◆◆◆イスラエル国歌とスメタナの「モルダウ」の類似
 イスラエル国歌を聴いた事が有りますか?
 聴けば、この曲がスメタナの『交響詩「我が祖国」』の「モルダウ」にそっくりだということが解ります。この事に前から気になって居て少し調べてみると次の事が解りました。それについて少し話しましょう。
 イスラエル国歌の歌詞は、1878年にルーマニア北東部の都市ヤシにて、ガリツィアの詩人ナフタリ・ヘルツ・インベル(Naftali Herz Imber、1856年〜1909年)の手に成り、音楽はモルダヴィア(=モルドヴァ)民謡「Cucuruz cu frunza-n sus」を基にサミュエル・コーエン(シュムーエール・コーヘーン、Samuel Cohen)が編曲したもので、段々と讃美歌化して行きました。そして1897年の第1回シオニズム会議(バーゼル会議)で公式にシオニズムの讃美歌(※3、※3−1)とされ、1948年のイスラエル建国の際に同国の国歌と成りました。
 一方、モルダウ川(現チェコ・ブルダヴァ川)付近に定着したユダヤ民族はユダヤ民族の讃美歌を代々伝えていました。偶々その中の曲をスメタナが交響詩「わが祖国」の第2曲目「モルダウ」に採用したのです。スメタナは当地の民謡だと思いテーマに使ったそうです、まぁ元は民謡ですから。
 つまり、イスラエル国歌モルダウは原曲を共通とする兄弟の関係に在る曲なのです!
    {この独言は2007年04月02日に追加}

おマンたせ、T性交さん
エルニーニョ深沢 :2006/12/07(Thu) 09:32 No.46
<新板−1>

  ◆◆◆当サイトの掲示板は「言葉狩り」はしない
 T性交さん、おマンたせ!、昨日の6日まで、ちと忙しかった。しかし、貴殿は大分ヒマそうですな。

    <...前半略...>

 元々インターネットが普及したのは無修正のエロ写真のダウンロードが大きく寄与しましたので、ネット人口に占めるスケベ変態の割合は世間一般よりも圧倒的に高いのです。

    <...中略...>

 掲示板の設定で「オマンコ」「おめこ」「穢多」「非人」「部落」などの単語で締め出す機能が有りますが、私はそれをしません。単語で締め出すのは偏食や拒食症と同じです。人間は皆親のスケベ行為によって「オマンコ」「おめこ」を通して生まれて来た訳ですから自分の存在を否定することになります。そのことは「当サイトのコンセプトについて」で、サイトを立ち上げた時から言ってあります。

 少し前に然る”やんごと無き”お方が帝王にするためかどうかは知りませんが、帝王切開(※4)でご出産されましたがこれは誠に遺憾です。真っ当な人間になるためには人は「オマンコ」「おめこ」から生まれなければならない、というのが私の持論です。
 私は「いじめ」「いじめられ」のような陰険な性格のヤツは「オマンコ」「おめこ」から生まれて来なかったヤツが多いのではないか?、と思っています。ヒマに任せて次は是非これを学問的な統計データで調べて証明して下さい、ブワッハッハッハ!!

いじめは階級闘争ナリ
T性交 :2006/12/09(Sat) 11:23 No.49
<新板−1>

  ◆◆◆いじめは階級闘争ナリ
 やぁ、エルニーニョ氏。
 エルニーニョ氏もいじめ問題には関心がありますかな。しかし、いじめとは何でしょうな。最近はただの犯罪でも、子供がやるといじめという名でごまかしてる風潮はどうかと思います。いじめとは、群れで生活する生物がその集団を維持するために行う階級闘争と定義すべきです。ある種の生存競争であり、自然の摂理であります。「いじめをなくそう」というのは「不純異性交遊をなくそう」と叫ぶのと同じです。ちんこマンコに入って生命が誕生するのに、自らそれを不純と否定するのと同じなのです。
 子供のいじめ自殺問題解決には、いじめに負けない意思を育む、つまり階級闘争に打ち勝つ革命英雄を育てることを目指すしかありません。なぜなら大人の世界のいじめ(階級闘争)の方がはるかに激しく陰険であり、群れの規模が企業ではリストラ、国家レベルになると生命のやり取りが当然であり”正義”なのです。
 もちろん体制側の学校教育制度が、革命戦士を育てるわけがありません。また昨今は革命思想が衰退しており、かつてはいじめられっ子の受け皿と機能していた各種左翼セクトやオウム真理教などのカルト団体が体制側の圧力で壊滅状態にあります。
 そこで新たな塾の出番です。大日本革命塾を創設しましょう。初代塾長にはエルニーニョ氏がふさわしいですぞ。

被害者天国万歳!!
エルニーニョ深沢 :2006/12/12(Tue) 01:39 No.50
<新板−1>

  ◆◆◆「いじめ」と「いじめられ」は”互いに引き合う”のです
 T性交さん、残念乍ら私は「いじめ」には関心ありませんが、「いじめは階級闘争ナリ」には賛意を表します。
 No.46でも述べたように「いじめ」「いじめられ」共に陰険で捻くれた性格だ、というのが私の見解で、この点が世間一般の見方(=世論)と違っているので、先ずそれを述べましょう。
 主に小中学生のいじめ問題に対し、マスメディアに誘導された大衆の世論は

  いじめられ=100%被害者=善良な学童 → いじめられっ子は可哀相
  いじめ  =100%加害者=悪ガキ   → いじめっ子は憎い

という、極端に二極分化した見方です。しかし「いじめられ」が性格が良い子で100%被害者なのか?、ここに私は大いに疑問を感じますなあ。
 例えば先頃「私が死んだら皆楽しいでしょ」と書き残して死んだ少女や、文科相宛てに自殺予告文書を送った生徒など、「いじめられ」には故意に世間を騒がせて最後に”目立とう”とする「倒錯した自己顕示欲」が窺えます。
 このように「いじめられ」の中に内在する周囲と折り合えない「過度の鬱屈」「被害妄想」や上手く発散出来ない「倒錯した自己顕示欲」などの”陰険さ””捻くれ”が、実は「いじめ」を呼び込んでいる、というのが私の心理分析です。
 「いじめ」も無差別に苛め行為をしている訳では無いのです。Aという「いじめ」が居て、BやCは何もされないのに、何故Xだけが苛められるのか?
 ここにXの側の問題点、或いはXとAとの関係性における問題点が有る、即ち「いじめられ」には前述のような”それなり”の問題点が有るのです。
 従って

  いじめられ=被害者であっても、断じて100%被害者では無い
       →可哀相ではあっても自業自得

というのが私の結論です。
 勿論、だからと言って「いじめ」を免罪している訳ではありません。苛め行為は加害行為です。しかし「いじめ」も或る意味では「過度の鬱屈」や「倒錯した自己顕示欲」に蝕まれている連中だ、ということを理解する必要がありますな。「類は友を呼ぶ」の諺通り、同根の心の病を抱える「いじめ」と「いじめられ」は”互いに引き合う”のです。つまり「同じ穴の狢」ですな。
 そして、こういう性格は学校教育では無く主に幼少期の家庭教育で形成されるのです。つまり「いじめ」も「いじめられ」も原因を遡及すれば「親の責任」ということになります。ここを明確に認識しないと「いじめ問題」の解決は出来ません。
 尤も私は冒頭で述べたように「いじめ」など「アッシには関わりのねえ」の木枯し紋次郎です。私が関心が有るのは、今の日本が”被害者天国”の”偽善国家”だということです。今まで長々と書いたのはその導入部に過ぎません、オッホッホッホ!!

 −−−−−−−− ▼以下が本論▼ −−−−−−−−
 今世論は上の図式に則って「いじめられ」は100%被害者だ、としているので「いじめられ」の親がいい気になって教師→学校→教育委員会→教育システム→教育行政と、より”大きな対象”に責任を転嫁しています。カメラの前で泣いたりお涙頂戴の手記を発表したりして”被害者の立場”を大袈裟に演じアピールしています、「親の責任」を棚に上げて!
 昔は「恥を知る」という言葉が日常生活の中で未だ生きていたので、こんな親の恥を晒すようなことはしなかったのですが。コイツらが何故こんな恥知らずな演技をするか?
 それはズバリ、カネです、銭闘なのです。「いじめられ」の親 −場合によっては”遺族”と呼ばれる− は最大限の金(=補償金)をゲットするために自分は善人振って出来るだけ”大きな対象”に攻撃の的をエスカレートさせて行きます。”大きな対象”程支払い能力が高いという論理ですな。
 そして大衆はメディアを見て単純に被害者に同情します。これは同情することによって大衆自身も善人だと思い込める、という浅ましい「共同幻想」です。
 まぁ、そういう訳で「いじめられ」の親は偽善、メディアも大衆も偽善という、”偽善の構図”が出来上がって仕舞うということですな。

 JR西日本の尼崎の脱線事故の時を思い出して下さい。JRは、あれは1人のバカ運転手のカーブでのスピードの出し過ぎ、と突っ撥ねることも出来たのです。実際どんな自動停止装置や安全システムを導入してもバカな運転したら防ぎようは無いからです。しかしメディアはJRの管理体制や交通行政にまで持って行ったため、被害者遺族に厚い補償金が支払われました。しかも、JRは偽善の世論を躱すため”疑わしき”にも補償金を払いました。その結果、”偽被害者”が数10人も続出したのを覚えていますか?
 しかも遺族は「自分の家族が何輌目の何処に乗っていたか?」など、些細なことを次々と穿り出して来る始末で、正に「始末に負えない」とはこのことです。遺族の心の痛みは解りますが、遺族も前に向かって生きて行かねばならない筈。なのに何時までもぬくぬくと”遺族の皮”を被り後ろ向きなことばかり吐(ぬ)かして「獲れる物は何でも獲れ」の構えです。端から見ていて実に醜い、醜悪です。私は「甘ったれるな!」と言いたいですな。しかし、今の日本にはこういう偽善の温床が蔓延しています、これは集団病理ですよ!!
 そう言えば日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落したのが1985年、もう20年以上経ちましたが、遺族の人たちは何時まで命日登山を続ける積もりなんですかね。毎年メディアが採り上げるものだから止めるに止められない状況ですな。私が遺族だったら言いますな、「もう止めましょう、こんなことしても死んだ人間が帰って来る訳でも無いし、我々も歳を取りました。」と。前向きに生きるためには忘却も必要なのです。

 今JR西日本事故や姉歯事件や「いじめられ」の被害者や遺族の一部は薄笑いを浮かべて「赤んべえ」をしているかも知れませんよ。中には法外な補償金をせしめて貴殿と同じように風俗店で遊び惚けている連中も居るそうですので、顔を合わせたら「被害者天国万歳!!」と宜しく伝えて下さい、ブワッハッハッハッハ!

 ■独言...(*_-)

  ◆◆◆「いじめ問題について」の辛口論考出来上がる
 フムフム。
 この「被害者天国万歳!!」を基に、私は「いじめ」についての論考を発表したのです。興味有る方はじっくりと▼下の論考▼をお読み下さい。
  いじめ問題について(About the BULLYING)

 私の場合、辛口論考もこういう議論の中から生まれて来るものが少なからず在ります。言わば論考が生まれる過程が見れる訳です。
    {この独言は2006年12月26日に追加}

泰平天国
T性交 :2006/12/13(Wed) 19:48 No.51
<新板−1>

 やぁ、エルニーニョ氏。
 あっはっはっは。見事にひっかかりましたな。いじめネタは絶対食いついてくると思ってましたよ。しかしなんで「アッシには関わりのねえ」なんて言いつつ尼崎経由で日航機が飛びまんねん。
 しかも文章が長い。長すぎる。(←そうでは無く君等が単純な文章しか理解出来無い”単純バカ”に成り下がってるのよ、ホッホッホ!
 この支離滅裂な文章にこそ「過度の鬱屈」や「倒錯した自己顕示欲」が見えますぞ。そんなに金もらえる被害者がうらやましいでっか?
 やはりいじめられっ子に夢と幻想を与えるにはエルニーニョ氏が最適ですな。世の中の仕組み上必ず負け組みが必要なので、彼らに愚痴る生きがいや同志を与えるのが革命塾の使命です。
 江戸幕府の身分制度と同じく、社会の底辺で生かさず殺さず管理してあげるのです。革命指導をよろしクンニ。これで天下泰平間違いなし。あっはっはっはっは。

尻ケツ裂・痔核亀裂
エルニーニョ深沢 :2006/12/15(Fri) 22:59 No.52
<新板−1>

 何を言っているのか、ようワカラン文章ですな、GメンのT性交さん。貴方の文章こそ”尻ケツ裂・痔核亀裂”です。天下泰平を貪る連中を揺さぶってこそ真の革命家です。
 最近大阪では中之島の地検庁内で検事が割腹自殺未遂を起こしたり(12月11日)、11月30日に「住基ネット制度の適用の強制はプライバシー権を著しく侵害する」と違憲判決を出した大阪高裁判事が自宅で首吊り自殺をしたり(12月4日)、と被害者や加害者の責任を追及したり裁く側の人間が事件を起こしています。
 住基ネットはプーさんもシステム作りをしてたんじゃないでっか?
 あの植草センセも娑婆に出たので京浜急行は要注意ですな。古巣の野○総研周辺も警戒区域です。
 私は年末か年始に、その警戒区域に行く予定があります、例の切符で。

革命的新エタ/新非人による独立回復案
T性交 :2006/12/17(Sun) 09:57 No.53
<新板−1>

  ◆◆◆「ワーキング・プア」は素晴らしい
 やぁ、エルニーニョ氏。
 いきなりですが、「ワーキング・プア」(※5)って知ってまっか?
 最近、わが国の実質的な”国営放送”の煽動により、はやってきてる言葉らしいでっせ。
 かつて占領軍を進駐軍と呼んで敗戦の責任から逃げたわが国政府は、社会のある「階級」を以下の様に呼んできた歴史があります。
    浮浪者(よごれ)   → ホームレス
    非正社員(ぷー)   → フリーター
    (働かない)バカ娘  → パラサイト・シングル
    (働かない)バカ息子 → ニート

 まるで言語学を駆使したかと思わせる様な、横文字化による言葉のすり替えが行われてきました。ところが「ワーキング・プア」とは表現があまりに直接的で、横文字も小中学生レベルであり、ゆとり教育による愚民化政策も、ついにここまで来たかと感動すら覚えますな。
 このワーキング・プアとはただの貧乏人の事であり、社会制度が悪いとか差別を受けて貧しくなったとかではありません。正当な競争の結果や、自己責任による貧困層のことです。
 しかし、今後深刻な社会不安の原因になると危惧されてるそうな。貧乏人どもは数が多く浅はかなので、右に走られても左に走られても、ろくなことないですからね。
 かつて明治政府は被差別階級を”解放”したと称して「新平民」(※6)と呼ばせました。今に続くこの政策の失敗は、解放にあるのではなく2つの階級を統合してしまったことにあります。
 その結果が、軍国主義→敗戦→米国の植民地化→拝金主義→バブル崩壊→中国の植民地化であります(大量の製品を”買わされ”、多数の”植民”が札ビラもって入りこんでるんだから既に中共植民地です)。
 それに比べ江戸時代に長く独立を保てたのは、幕府が巧みに2つの底辺階級に、お互い自分の方が上だと思わせ、差別させあうことにより社会不安を抑えたところにあります。
    エタ = 非人より身分が上
    非人 = 努力すればエタより上に戻れる
 安易に神に頼ったインドのカースト制度に比べ、実に素晴らしい世界に誇る祖先の知恵です。
 もうおわかりでしょう。底辺が「貧困層=ワーキング・プア」だけではダメなのです。
 そこでエルニーニョ氏を指導者とする、いじめられっ子の革命期待層の登場です。「ひきこもり」なども含んだ、なんでもマスコミや社会のせいにする「鬱屈」した階層ですな。
    新エタ = ワーキング・プア
        = 経済的敗者 = 合法で保証された身分
    新非人 = いじめられっ子
        = 人格的敗者 = 革命を起こせば這い上がれる
 しかしこのままでは、歴史的経緯からして問題なんでネーミングは変えてあげましょう。
    新エタ = エコノミック・ターミネータ
    新非人 = 非暴力革命人
略せば同じですがね。
 どうですかな?、この底辺身分制度は。これを導入すれば、さえない安倍くん一族でも300年は政権を続けられますぜ。

ワーキング・プアは正解です
エルニーニョ深沢 :2006/12/19(Tue) 23:32 No.54
<新板−1>

  ◆◆◆”在らぬ幻想”を抱かせない『僕はサラリーマン』は素晴らしい!
 ワーキング・プアね、世間に疎い私は知りませんでしたが、良い言葉です。日本の所謂一つの中流階級の実態は正にワーキング・プア(Working Poor)です。即ち「働けど働けど猶我が生活(くらし)楽にならざり」の下を行く働き貧乏です。
 一時はニュー・リッチだの、中間管理職だのと”在らぬ”イメージを振り撒いて来ましたので、メディアもやっと正しい答えに辿り着いたな、と感じました。
 ニュー・リッチも中間管理職も結局はワーキング・プアに過ぎなかったということですな、オッホッホ!
 戦後間も無く、こんな歌が実質的な”国営放送”のラジオから流れていましたよ(少し疎覚えですが)。

    ♪ぼくはサラリーマン、会社のホープだよ
     とか何とか煽てられ、しまいにゃ馘よ♪

 こんな良い歌を底辺階級が理解しなかった、ということですな。三木鶏郎(又は三木トリロー)という人はスゴかった!!

 ■独言...(*_-)

 これは良い歌ですねえ。『僕はサラリーマン』(作詞:サトウハチロー、作曲:三木鶏郎、歌手:三木鶏郎、並木路子)という歌ですが本当に良い歌です。ほう、作詞はサトウハチローですか。この歌を小学校で毎日歌わせると良いですね。
 私はラジオで聞き覚えたこの歌を、大人に成っても思い出した時には口ずさんで居ましたね。御陰で私はサラリーマンに成らずに済み、ニュー・リッチだの中間管理職だのと、世の中に”在らぬ幻想”を抱くこと無く遣って来れたのです。だから私は今でもこの歌には大変感謝して居ます。有難うトリローさん、ハチローさん!!
 [偽善の皮を剥ぎ取れ!]シリーズはこれで終了です。皆様にも感謝です!!

 尚、[偽善の皮を剥ぎ取れ!]シリーズの他画面への切り換えは最下行のページ・セレクタで行って下さい。(Please switch the page by page selector of the last-line.)

ΩΩ 以上 ΩΩ

【脚注】
※1:オルグとは、(日本語でオルガナイザー(organizer)の略)大衆の間に派遣されて、組合や政党を組織したり加入を促したりする人。又、その活動。組織者。下部組織の梃入れ要員。

※2:アレクサンドル・スクリャービン(Aleksandr Nikolaevich Skryabin)は、ロシアの作曲家・ピアノ奏者(1872.1.6〜1915.4.27)。複雑な和声とリズムとに依る神秘思想の表現、色光鍵盤に依る音と色彩との結合を試みた。「法悦の詩」「プロメテウス」などの交響曲、ソナタなど多数のピアノ曲を作曲。

※3:シオニズム(Zionism[英], sionisme[仏])は、パレスティナにユダヤ人国家を建設しようとする運動。19世紀末に興起し、1948年イスラエル国家を実現シオン主義
※3−1:シオン(Zion[英], Sion[ラ・仏])は、エルサレム市街の丘の名。ダヴィデ王の城や墓が在る。転じてエルサレムの雅名シオニズム運動の象徴。シオンの丘。

※4:帝王切開(ていおうせっかい、Caesarean section, Kaiserschnitt[独](←sectio caesarea[ラ]の訳語。)は、母体の腹壁及び子宮壁を切開して胎児を取り出す手術。母体死亡の直後、又は胎児の産道通過が困難で、自然分娩が期待し得ない時に行う。ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)が、腹部切開術で生まれた為に「帝王切開」と名付けられたとする俗説が在る。<出典:一部「学研新世紀ビジュアル百科辞典」より>

※5:ワーキング・プア(working poor)とは、正規雇用に就いて居るにも拘わらず、低賃金や養育費の支払いなどの為に生活保護の水準以下の生活を強いられて居る階層。2006年に流行。

※6:新平民(しんへいみん)は、1871(明治4)年穢多非人を新たに平民籍に編入した後も、尚これらを差別して呼んだ俗称

    (以上出典は主に広辞苑です)

●関連リンク
参照ページ(Reference-Page):「言葉の解放」は
当サイトのコンセプトの一つ▼
当サイトのコンセプトについて(The Concept of this site)
補完ページ(Complementary):「いじめ」について▼
いじめ問題について(About the BULLYING)
偽善や偽善社会について▼
旧石器発掘捏造はマスコミ犯罪だ
(Mass media led the paleolith fabrication)

スクリャービンの神秘和音の音楽(「プロメテウス(火の詩)」)▼
N響、スクリャービンの共感覚に挑戦
(NHK-SO challenged Skryabin's SYNESTHESIA)

ネット人口に占めるスケベ・変態の割合は世間一般よりも圧倒的に高い▼
掲示板のテロ対策(Defend BILLBOARD from terrorism)
”やんごと無き”お方が帝王切開で出産したり
経済学者の植草センセの止められない病気▼
風船爆弾は雅(みやび)な兵器(Balloon bomb is the elegant arms)
極端に二極分化した考え方▼
片手落ちの綺麗事を払拭せよ!(Sweep away unbalanced virtue !)
ワーキング・プアについて▼
戦後日本の世相史(Shallow history of Japan after World War II)


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