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保谷バッファローズ観戦記
2006年 VOL.173
ワールド・ベースボール・クラシックで優勝した王ジャパンにはひとつの教訓がありましたね。
「数パーセントの可能性でも、最良の結果を信じ、前向きに考え、行動する事。或いは、時には祈る事も必要。」だと。
第一回記念大会を優勝するように仕組んだ、主催のアメリカのこけかたは、ある意味アメリカらしかったとも言えますね。
いかにも、たこにも、ですね。・・・え〜と、ここは笑うところですね。
これが映画だったら、あまりにも都合が良すぎると思うところですが。
王監督はアメリカ対メキシコの結果を待つ間、サンディエゴの中華料理店にいて、店を出るときに引いた占いくじには、“未来は明るい”と書かれていたそうです。映画ですね〜。

ところで、選抜高校野球大会が始まっています。
初出場した新潟県代表、日本文理が県勢初の選抜勝利を飾りました。新潟県は全国唯一の未勝利県でした。夏の大会と合わせても通算15勝で、野球後進県と言われ、悔しい思いをしていたので、これを機会にがんばってほしいと願っております(注:ベスト8に進出しました)。

個人的な話になりますが、僕が高3の春に地元糸魚川市内の高校が出場しましたが、ノーヒット・ノーランで鉾田一高という学校に負けました。いつもふざけあっていた中学校の同級生が3〜4人レギュラーで出ていました。テレビを通して見る彼らの姿に、もう違う世界にいるのだなあ、と不思議な感覚がしたのを覚えています。
新潟県はなぜ弱いか。僕にはそれに関する考察があって、それは「米どころ新潟コシヒカリの安心安定―海・山・川―理論」と自分で名付けています。
お聞きになりたい方は、どうぞ、お声を。
3月26(日)  
東西春季大会1回戦 <クラスA> バッファローズ 対 東村山ドリーム
 
1
2
3
4
5
6
7
8
R
ドリーム
     
10
バッファローズ
     
武藤(3回)→本橋(2回)−水井・武藤
勝つチャンスはあった。気持ちの差が出たように思う。相手は得点を奪う気迫が見えていたが、バッファローズは消極的な姿勢が目立った。
エラー、四球がすべて失点に繋がった。
1回表。2死から2ベース、内野ゴロエラーで1失点。2回表はホームランを打たれたが、最小失点でくい止めた。
2回裏。先頭の石井内野安打、水井レフト前ヒット、2死後、久我が右中間2ベースを放ち、同点。ここまでは互角だった。
3回表に2ランスクイズ、4回表には四球、エラーなどでそれぞれ3失点。5回表も同じように得点を奪われた。
バッファローズも4回裏、5回裏と粘ったが、打線が繋がらなかった。

ダラダラ、ズルズルと引きずられるように得点を積み重ねられた。しまりのない試合内容だった。元気良く、声を掛け合って、キビキビと動いてほしい。野球も覚えてほしい。期待している。
この試合で目立ったのは水井の鋭く振り抜くバッティングだった。他のメンバーは参考にしてほしいと思う。
秋水園にて。
2006年 VOL.174
桜の季節です。ここに来て一気に開花という感じで、試合会場に向かう途中のあちこちでも、淡いピンクのほんわりさが、気分を和ませてくれます。午前中は第一小でフリーバッティングを中心とした軽い目の練習をおこない、たけのこ公園で昼食をとり、みんなのびのびと明るくやっていたのですが、試合内容は厳しいものとなりました。
4月1(土)  
多摩学童春期大会 2回戦 <クラスA> バッファローズ 対 滝山ジュピターズ
 
1
2
3
4
5
6
7
8
R
ジュピターズ
     
11
バッファローズ
     
武藤(3回)−水井、本橋(2回)−武藤
 初回は素晴らしい出だしだった。先発の武藤はリズムもゆっくりしていたし丁寧に投げた。@番A番をショートゴロ二つ、B番を三振に仕留めた。二本のショートゴロは三遊間の深いところだったが、山岸はきちっとした送球で、上手に処理した。裏の攻撃では、久我フォアボール、盗塁のあと山岸の3塁ゴロで久我は3塁へ進んだ。リードを保ちながら三塁手の送球を確認してからのスタートで危なげなかった。何気ないプレーだが上手かった。武藤フォアボール、盗塁で2・3塁のチャンス。C番本橋は前進守備のショート正面へのライナーで2アウト。D番石井の内野安打で1点先攻、E番水井は三振した。1本出ていればという場面であったが、いい感じで1回の攻防を終えた。
 2回。内野安打2本でノーアウト2・3塁のピンチを招く。ここでおおかたの予想通りにスクイズ。ピッチャー正面のバントで1塁へ送球する間に2塁ランナーも帰してしまった。相手の走塁も良かったがこちらの心構えそしてスピードが足りないように思った。ここまでは仕方がないとしよう。しかし、続く打者へ四球を与える。結果論だが、ここからのプレーで今日の試合の行方が決まってしまった。ランナーは盗塁で3塁へ進む。打者はピッチャー前の小フライ、これを武藤がまさかの落球、急ぎ1塁へ送球し全力疾走していなかった打者はアウトで2アウト。この間に3塁ランナーがホームへ突っ込む。タイミングは十分アウトに出来たと思うが、1塁本橋からの送球が難しいワンバウンドとなり、水井は球を捕らえるのがやっとだった。私は今日一番残念に思うのがこの1プレーである。このあと武藤はエラーの動揺があったのかストライクが入らず、三者連続四球とセンター前のポテンヒットで2点追加され、この回5点を失った。二回裏のバッファローズの攻撃は三者三振に倒れる。バファローズの流れが切れ、面々も沈んでしまった。
 3回表。先頭打者のサードゴロを大塚がきちっと処理した。この後内野エラー、レフト前ヒット、四球で満塁のピンチとなり、ワイルドピッチで1点献上。打者は三振にとり2アウトとしたあと、センター前にヒットされ、石井のダイレクトに届くバックホームも間に合わず2点追加された。石井の送球は一歩間違えば大暴投、低く速いワンバウンドでキャッチャーミットに入っていたらクロスプレーになっていたかも知れない。練習でやっていることをきちっとやらないといけない。裏の攻撃。先頭の久我はデッドボールで出塁、盗塁。山岸ショートフライで1アウト。武藤サードゴロ、一塁への送球の間に久我がホームへ帰る。この後、本橋の鋭いライトライナー、石井のレフト前ヒットで出塁するも水井が三振に倒れる。
 4回から本橋−武藤へバッテリーが変わる。本橋は力まない投球で、ショートゴロ、一塁ゴロ、サードライナーと三人で仕留めた。裏の攻撃。先頭大塚は三振。前の回から守備に入った新城は1塁内野安打そして2盗。打者天野は三振するが、このボールがパスボールとなり、盗塁でスタート切っていた新城は一気にホームを突こうと3塁をオーバーランする。キャッチャーから3塁へ送球されあわてて戻る。ところがキャッチャーの送球が逸れたのを見て新城はボールの行方を確認せずに再びホームへ走ってしまう。すぐ後ろでカバーしていたレフトから悠々バックホームされアウトとなる。監督からは、とにかくランナーを貯めて大事にゆくぞ、と言われていたはず。
 5回の守備。1アウトからフォアボールと内野安打で2・3塁のピンチ。次打者のセカンドゴロをこの回から守備に入った駒村がバックホーム、水井がきわどくタッチしアウトにする。2アウト1・3塁、盗塁で2・3塁のピンチが続く。ここでワイルドピッチで1点献上しこの打者はフォアボール。盗塁もありなおも2・3塁のピンチ。そして1ストライクからの2球目をまたもワイルドピッチ、本橋のカバーがなくさらに1点献上。そして今度はパスボールで1点献上。身体が反応しないのか、試合の緊張感がなかったのか、ここでも本橋がカバーに動けず、三度同じことを繰り返した。ここで監督から厳しく注意を受けた。回りのみんなの声もなかった。
 打ち込まれた訳でもなく、むしろ内野守備陣はよく守った。なのにこの得点差はなんだろう。当たり前のことだが、ベンチのみんなも含めて、全員がもっと試合に集中し、最後まで諦めずに、精一杯のことをやらないと、強い相手には勝てない。6年生のみんな、まずは君たちが頑張って、気持ちや態度で示し、この“チーム”を引っ張っていって欲しい。(m)
東久留米第十小にて。
2006年 VOL.175
桜の国。日本。昨日の夜、チームでお花見をしました。春夏秋冬の季節を感じ、感謝し、そして楽しむ。日本人って、粋だなあ、と思います。四季折々の風景や旬な食べ物を楽しむ。世界でも稀な民族ではないでしょうか。
4月2(日)  
全日本学童西東京市大会1回戦 <クラスA> バッファローズ 対 田無エンゼルス
 
1
2
3
4
5
6
7
8
R
エンゼルス
       
バッファローズ
15
X
       
22
久我(4回完投)−水井
1回表。久我は緊張気味だったのか、花冷えのせいで肩ができていなかったのか、イマイチの出来だった。結果的に四球のランナーが失点に繋がった。
1回裏。え〜、打者21人を送る猛攻?だった、と言えばいいのか。
先頭の佐々木ライト前ヒット、山岸センター前ヒット、武藤四球、本橋ファーストエラー、石井セカンドエラー、水井サード内野安打、中武満塁ホームラン!天野佳レフト前ヒット、久我三振。やっと1アウト。その後も続き打者三順した。
2回・3回・4回と久我は持ち味を発揮し、危なげないピッチングだった。

昨日の試合が気持ちがまったく入っていなかったと聞いたので、この試合をきっかけにしてほしいと思う。
楽しむことは、一所懸命やること。そのためには野球を良く知ること。
野球は面白くて、知的なスポーツだと思う。
公園グラウンドにて。
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