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保谷バッファローズ観戦記
2003年 VOL.88
11月24日(月)  
多摩学童秋季大会準々決勝戦 <クラスA> バッファローズ対東萩山ライオンズ
 
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R
ライオンズ
12
バッファローズ
赤坂(2回)→赤岡(2回)→小松(1回)−赤岡、赤坂
強豪東萩山ライオンズ。高まった緊張感が、序盤逆目に出た。硬かった。初回、バッファローズの小さなほころびをライオンズが見逃さず、隙をつかれた形で3点先行される。1回裏。1アウトから菅野にライト前ヒットが出るも、三者凡退。2回表。今度は強打のクリーンナップに3連打されるなどで、4点。計7点は重かった。しかし、その裏2アウトから右中間ヒットの赤岡を2塁において、蓮見がレフトへタイムリーヒットを放ち1点返した。3回から2番手で登板した赤岡の好投もあり、バッファローズはリズムを取り戻す。3回裏。四球出塁の渡邉を3塁におき、小松がレフト前へ打った。2回裏に続き2アウトからのタイムリーだった。4回裏。赤坂がセンター前ヒット、山本は四球を選び出塁するが、いずれも盗塁を刺された。5回表もなんとなくうまくやられた感じで5点取られた。5回裏。バッファローズはよく粘り、1点返すが力及ばなかった。バッファローズの選手たちは積極果敢な攻撃や走塁をみせた。最後まであきらめず、精一杯やったと思う。ひとつひとつのプレーに気持ちが出ていた。それが観るものに伝わった。最後の大会でチーム一丸となって戦い抜いた。嬉しかった。良かったと思っている。
田無公園グラウンドにて。
12月7日(日)  
早稲田大学軟式(準硬式)野球部野球教室交流試合 <クラスC>
第一試合バッファローズ対栄ホークス
 
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R
ホークス
バッファローズ
川上(3回)−木屋
超〜硬かったね、みんな。緊張で身体が動かない。ボールも手につかない。そのうち、声も出なくなった。三振とピッチャーゴロでしかアウトが取れなかったし。勝敗は関係ないから思い切りやろう、といってもそうはいかないか。いかないよね。経験不足はしょうがないにしても、ミスをすると余計に固まってしまい、悪循環になった。打撃も中途半端だった。ここからが君たちの本当のスタートだよ。
早稲田大学軟式(準硬式)野球部野球教室交流試合 <クラスC>
 第二試合バッファローズ対アロー・ウイングス合同チーム
 
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7
R
バッファローズ
A&W
石塚(3回)−木屋
気分、一新〜!硬さがほぐれ思い切りが良かった。初回は先頭から5連打などで5点。積極的だった。守備も随所に見事なプレーがあった。みんな元気一杯だった。上手くなればなるほど、面白くなって、野球が好きになるよ。面白くないかもしれないけれど、基本練習の反復が必要だ。勉強と同じだね。ひとつひとつ覚えていこう。春の公式戦はすぐだ。いっぱい、練習してがんばろう。楽しみにしている。
人の記憶は時の経過とともに薄れていくものだが(或いは月日を重ねる事に)、何故か、ずっと記憶の底に残っているのは、たいした出来事ではない。―なんでこんな事、覚えているのだろう?―記憶を過去に遡る時、いつももっと大事なこと、もっと印象的なこと、忘れてはならないことがあったような気がしてしまう。小学・中学時代の思い出はもう遥か20億光年の彼方。画質の悪い無声白黒映画をフィルター越しに観ているようだ。

野球は記録ではなく記憶に残るスポーツだという。
私事で申し訳ありませんが、ふたりの息子がバッファローズでお世話になりました。長男が4年間で、二歳下の二男が5年間。ふたり合わせて、小学校で学ぶ年月と同じ6年間です。
僕がコーチと呼ばれるようになって5年間、Buffaloes Newsの発行を始めて4年間。休日にある練習・試合は、ほとんど見てきました。2年生、3年生、4年生、5年生、6年生と学年ごとに(ふたりの息子それぞれに)印象深く鮮明な映像として心に刻まれている記憶があります。それは一陣の風のように一瞬の出来事でしたが、僕にとってはかけがえのない思い出です。何事にも代えられない時間をふたりと共有できて、とても良かったと思っています。きっと、僕はおじいさんと呼ばれるようになった時、邪険にされ、相手にされなくても誰彼つかまえては、ぶつぶつ繰り返しその話をするのでしょう。
今でもその気がありますが。

卒団する6年生は3年生の時にある程度メンバーが揃い、Cチーム(4年生の時)から結果を出してきました。頂点には惜しくも届きませんでしたが、トータル的には好成績を残したと思います。良くがんばりました。途中、転居、退団、受験等でメンバーが頻繁に入れ替わりながらもよくまとまりました。僕にとっては、バッファローズで一番長い時間を一緒に過ごしてきたので、これを書いている今も様々なことが思い出されます。君たちの足跡は確かなものです。最後の大会の1・2回戦は、みんな伸び伸びと思いっきり、プレーをしていました。チームに一体感があり、野球を心から楽しんでいました。君たちが本来持っている力を見せました。

2003年。6年生に送ります。

Field of Dreams
「夢を持つことはとても大切な事だ。
それはなかなかできることではないけれど、夢を実現するために自分自身を信じ続けてほしい。
君たちのフィールドは無限だ。
これから君たちが行く道は決して真っ直ぐでも平坦でもないだろう。それは長くて曲がりくねった道だ。
つまずくこともあるだろう。道に迷うこともあるだろう。
けれども、自分の夢を信じて、急がずあわてずに歩んでほしい。
ひとりひとりの翼を心に抱いて、いつか大空に飛び立ってほしい。」

さて、バッファローズのお話はまだまだ続きがあります。
2004年。子供たちはどんな物語を描くのでしょうか。
それでは皆さん。また来年、桜の咲く頃にお会いしましょう。
渡邉 博文
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