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保谷バッファローズ観戦記
2003年 VOL.63
前日の天気予報では一日中雨の予報で、中止になるかなと思っていました。先週、劇的な勝ち方をしただけに、今日、試合をしたかった。梅雨寒の今にも降り出しそうな空模様でしたが、なんとか持ってくれて良かったです。
7月13日(日)  
防犯大会準々決勝戦 <クラスA>     バッファローズA対向台リトルライオンズ
 
1
2
3
4
5
6
7
R
リトルライオンズ
バッファローズ
17
赤坂4回―赤岡
バッファローズ!完勝!!4回コールド勝ち!!準決勝、そして決勝へ!!!
初回。四球、エラーで1点先行される。
しかし、ベンチに戻って来た選手の顔を見ると、誰もが自然な表情だった。変な力みもなかった。
うん、心配ない。大丈夫だと思った。
その裏。先頭の渡辺四球出塁。盗塁で3塁まで進む。1死後。キャッチャーがわずかに後逸する間に本塁を陥れる。見事なスライデングだった。3番小松も四球。4番赤岡がセンター前ヒット。5番赤坂、続く山本が内野安打、蓮見四球。加藤(克)が三遊間をライナーで抜くヒットで続き、公式戦初打席の青山が初ヒット。計7点。
試合はこれで決まったが、バッファローズの選手は最後まで油断することもなく、真摯だった。
赤坂は「今日は調子いい。」と自ら言うように、素晴らしい出来だった。
3回は三者三振。回が進む事に安定していった。

バッファローズは2回裏に1点を追加した後、3回裏に爆発した。
この回、先頭の加藤(克)四球・盗塁で3塁へ。青山ライトへクリーンヒット。ガッツポーズ!盛り上がりましたね。
1死後。菅野・小松連続四球。赤岡センター前ヒット。満塁で赤坂が走者一掃の左中間3塁打。会心の当たりでしたね。その後もバッファローズは手をゆるめることもなく、この回、9点。合計17点。
4回表もビシッと締めてコールド勝ちした。
その4回表。
蓮見の「締まっていこうぜ!」という声がグラウンドに響く。
マウンドで赤坂を中心に、輪になったいた選手が自分のポジションに戻りながら、「オウー!」と答える。
いいなあ、と思いましたね。
点差が離れても、相手を見下さず、みんな一生懸命、最後までプレーしました。
それがうれしい。
次は言うまでもなく、準決勝、そして決勝だ。今日の気持ちを忘れることなく、試合に望もう。

君たちに四つの事を言おう。
1. 野球を思いっきり楽しむ。そのためには夢中でやる。
2. エラーは仕方がない。どんなにうまい選手でもする事。ただ、あわてて、二重のエラーをしない事。
3. 相手にリードされても、あせらない事。じっくり、じっくり、やる事。
4. 俺たちは強い、力があるんだ、と打席に入る時、守備につくとき、ランナーの時、心につぶやく事。
北原グラウンドにて。
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