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保谷バッファローズ観戦記
2000年 VOL.16
2000年最終号です。今年もいろいろありました。バッファローズにとっては忘れられない年になりました。今日は二試合行なわれました。
11月19日(日)  
秋季東西大会2回戦(Bチーム)対東久留米ハッピーズ戦
 
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ハッピーズ
バッファローズ
先発投手。小林(淳)(4回)→渡辺(陸)(1回)
相手は秋の新人戦、東久留米市の優勝チーム。同じ代表同士の試合になった。好ゲームを期待していた。ところが、バッファローズは前試合よりも守備が乱れに乱れ、試合にならなかった。どうも朝一の試合は、バッファローズの選手は眠っているようだ。第一小から不動橋までランニングして身体を温めたほうが良かったかも。ハッピーズの投手はスローボールを巧みに交えた配球でバッファローズは翻弄されてしまった。先発の小林は球が走っていて、内野ゴロを打たせていただけに少し残念。実際は接戦の好試合だったはずだ。しかし、この秋は色々なタイプの投手と対戦できて良い経験になったでしょう。矢澤がレフトへ唯一のヒットを打っています。
不動橋グランドにて。
多摩学童大会2回戦(Aチーム)対田無レッドタイガース戦
 
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レッドタイガース
バッファローズ
先発投手。伊藤完投。
6年生にとっては最後の公式戦になった。レッドタイガースとは夏に対戦していて、その時は打ち勝っているが、今回は投手戦になった。スコアは3対0だったが、好ゲームだった。レッドタイガースの投手は力のある球を投げてきて、バッファローズは最後まで打ち崩せなかった。対する伊藤も6年生になって見た中では、スピードも乗っていて一番良かったのではないか。(本人はどう言うかわからないけど。)彼には投手らしい身体つきに打撃センスもある。もって生まれた非凡な才能がある。ぜひこのまま野球を続けて欲しい。6年生のみんなはとてもチームワークが良くてまとまっていたと思う。全員、運動能力も高いものがある。野球を通じてチームで行なうスポーツの素晴らしさを知り、だからこそのひとりひとりの責任の重さを感じ、試合や練習でいくつもの喜びや悔しさを味わったことでしょう。小学生の時の僕にはなかった思い出です。うらやましいぞ!中学校へ進学したら、野球をつづける者、新たに違うスポーツに取り組む者、学問的方向へ興味が向く者…etc。様々でしょうが、みんな柔らかくしなやかに成長して欲しいと思います。
田無公園グランドにて。
11月26日(日)に「かんぽ少年野球教室」が行なわれ、6・5年生と4年生以下の一部の選手が参加しました。元西部ライオンズの石毛氏、松沼氏、太田氏が熱心な指導をして下さいました。特に石毛さんの教えはとてもわかりやすく、我々コーチにも参考になりました。これからチームに生かせれば、と思います。また、12月3日(日)にも「保谷市少年野球教室」が催され、6・5年生が参加。例年と同様、土井氏、行沢氏、高山氏の指導を受けました。来年からは土井野球教室になるとのこと。
12月10日(日)は恒例の"バッファローズお楽しみ会"があり、午前中は野球の親子対決、午後はカレーライスの食事の後、障害物競走、人間オセロゲーム、ドッジボール、ビンゴゲームでのプレゼント交換と盛りだくさんな内容で、楽しい一日を過ごしました。企画・準備・進行で忙しかったお母さんの皆様、ご苦労様でした。なかなか面白い内容でした。
12月17日(日)には保谷市文化協会主催の野球教室に参加。東伏見で早稲田大学準硬式野球部の学生の皆さんから指導を受けました。午後からは他の参加チームとの交流試合があり、一試合50分と短い時間でしたが二試合行なわれ、有意義なひと時を過ごしました。結果は一試合目、泉ベア―ズに6対0で完勝。(小林(大)が左中間を破るホームランを打っています。)二試合目は保谷ユニバースと対戦。1対3と接戦の末、惜敗しましたがいい試合でした。その後、監督・コーチのミーテイング兼懇親会がありました。えーと、楽しかったです。今年一年を振り返り、大いに盛り上がりました。また、来期に向けて、色々話し合われました。ご報告はまた後ほど。−より良いバッファローズへー。進化をつづけます。
【バッファローズの新しい仲間たち】
  • 小原徳彦(4年生)―いつもニコニコしていて、指導にも素直に聞きます。身体が大きいのでパワー があります。あとは柔軟な体作りをしましょう。ストレッチとランニングが効果的(選手全員に言えます。)
  • 仲田航大(4年生)―練習で一度見ただけですが、明るく元気が良くて、物おじしない感じを受けました。これからどんどん長所を伸ばしましょう。貴重な戦力です。
  • 渡辺諒佑(2年生)―初めはおとなしい感じを受けましたが、教えた事には直に対応できる柔らかさがあります。いい能力を持っています。身体に力があります。
  • 平山利一(2年生)―運動神経は抜群なものがあります。まだ身体は小さいので、あせらずに自分に合ったトレーニングをしましょう。将来は大きく育つと思います。
≪閑話休題≫
西暦2000年の今年は世紀末だ、ミレニアムだと世間は騒いでいて、表面的には、僕は「それがなんじゃい!」「関係ないね。」という態度だったけれど、どこか気持ちの奥のほうで何かあるのではないかと期待していた。(何に期待していたのか?と問われると言葉に詰まるのですが。)でも結局、何もなかった。世紀末もミレニアムも何の関係もなかった。そりゃあ、あるわけないよなあ。
昔、キューブリックの「2001年宇宙の旅」という映画を観た時は(映画の内容は難解でよく理解できなかった。)2001年なんて信じられないほど遠い未来の事だと思っていて、その頃の自分はどうなっているのだろう、何物になっているのだろうか、と考えていた。当時、思春期の僕は意味もなく漠然とした不安と期待に悩んでいたけれど、2000年も終わりの今、実際はただのおじさんだった。そりゃあ、そうだよなあ。 ♪人間なんてララーラララララーラー……♪ 生きているうちに、ささやかだけれどヒトサマのお役に立てれば、と思う今日この頃。というわけで、皆様、良いお年を。

バッファローズニュースは2001年もつづきます。お楽しみは、まだまだこれから。来年のバッファローズはもっとすごいかも。かもね、かもね、そうかもねだ。勝負はこれからだ!待っていろよ!逃げるなよ!アバヨ―――――――――――――――――――――――――――――。では、よろしく。(渡)

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