シンガポール市街からタラメラ・フェリーターミナル(TMFT)までは、バスやタクシーで移動することができます。バスを利用する場合はMRTベドック駅かタナメラ駅からSBSのバスの35番に乗車し、20分ほどで到着します。タクシーの場合は、15分前後でS$15くらいです。シンガポール国際空港からMTFTまではタクシーで10分程度です。
《空港到着から乗船までの時間が長い場合)》
シンガポール空港に到着したものの、フェリーの乗船時間まで3〜4時間くらいという中途半端な時間がある場合、荷物持参でタクシーなどでシンガポール市内を観光するか、空港内で過ごすか、の2パターンの行動が多いようです。もともとシンガポールに滞在の予定がないのであれば、観光に出かけるのもいいかも知れませんが、予定があるのであれば行動が重なってしまうこともあるので、空港内で過ごす方がいいでしょう。空港内には様々な施設もあり、数時間程度であれば、問題なく過ごすことが出来ます。なお、フェリーターミナルには施設内に何もないので、早めに行く必要はありません。
TMFTへは通常1時間前までの到着とされていますが、実際には出発の45分前くらいで十分です。出発の30分前を過ぎた場合は予約を取り消される可能性がありますので、注意しましょう。着いたらまずチェックインをして荷物を預け、その後、出国手続をします。(写真右上はTMFTチェックインカウンター)。荷物については20s以下のもの2つまでの手荷物の持込が認められています(それ以上は料金がかかる。最大40sまで)。あまりも早く出国手続をしていまうと、何もない待合室でずっと待たされることになりますので、その手前にある小さなフードコート(レストラン)で時間をつぶすのがいいでしょう。
出国手続の際にはパスパート、ビザ(必要な方)、出入国書類、乗船証(フェリーチケット)が必要になります。また、出発の15分前になると手続が打ち切られますので注意して下さい。出国手続が終わると待合室のTC5カウンターの前で待機し、出発の10分前くらいになると、長い桟橋を渡って船に乗り込むことになります。
フェリーは2階建てになっていており、300人ほどが乗船することが出来ます。1階の中央部に売店があり、ここではドリンクやスナック菓子などを売っています。座席は自由席(すべて禁煙)で1列7席ほどになっていて、右、中央、左の3つに分かれています。ビンタン島に行く場合は、進行方向に対して右側から乗船し、左側から降ります。すぐに入国手続をしたいのであれば、船の左側中央部にお座りください。ビンタン島からシンガポールに行く場合は、船の左側から乗船して、右側中央部に座れば、着いてからすぐに船を降りることができます。ちなみに船の窓は曇りガラスにような感じで、外の景色はあまり見ることが出来ません。
《オーシャンプラス(ocean plus)》
ビンタンフェリーには、通常の座席とは別に上級クラス向けの「オーシャンプラス」というシートがあります。席は2階にあり、向いあわせの席4名座りが2組分(8名分)あります。このシートは皮張りで座り心地もよく、そこでは飲食物のサービスを受けることができます。料金はS$15(片道)。ただ利用者の声では、わざわざ選択する必要はない、という意見が多いようです。
平日であれば、まず予約なしでも乗船できますが、週末に行かれるのであれば、予約しておくことをお勧めします(Bintan
Ferrysでは、予約を推奨しています)。インターネットで予約した場合は、カウンターで予約番号を係員に告げますとチケットとともにインドネシアへの入国カードが手渡されます。
《インターネットよるチケット予約》
インターネットによるフェリーチケットの予約方法については、こちらをご覧下さい。
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金〜日、祭日 |
月〜木 |
大人(往復) |
47.20 |
36.20 |
大人(片道) |
33.10 |
25.10 |
子供(往復) |
34.20 |
24.20 |
子供(片道) |
23.20 |
16.20 |
幼児(往復) |
10.20 |
10.20 |
幼児(片道) |
6.10 |
6.10 |
料金料は右表です。出発日、チケットタイプ(往復or片道、大人or子供)等を確認しましょう。なお、詳細は以下を参考にしてください。
・料金はシンガポール$で表示しています。
・往復の場合、出発日が料金算定の日となります。
・子供は2歳以上、12歳未満です。幼児は2歳未満のことです。
・出航時間はシンガポール、ビンタン島共に現地時間です。
出航地 |
曜日 |
出航時刻 |
シンガポール
(TMFT) |
月曜日〜木曜日 |
09:05 11:05 14:00 17:00 20:00 |
金曜日 |
08:05 09:05 11:05 14:00 17:00 20:00 |
土曜日/日曜日/祝日 |
08:05 09:05 11:05 12:00 14:00 16:00 17:00 20:00 |
ビンタン島
(BBT) |
月曜日〜木曜日 |
09:30 11:30 14:30 17:30 20:00 |
金曜日 |
08:30 11:30 14:30 16:00 17:30 20:00 |
土曜日/日曜日/祝日 |
08:30 09:30 11:30 13:30 14:30 16:30 17:30 20:00 |
ビンタン島に到着したら、船を降りて、まずビザカウンターでビザ費用を支払い(詳細はFAQを参照)、荷物を受け取り、入国手続きをします。早く船から下りても荷物を預けれいる場合は、荷物が出てくるまで時間が多少かかりますので、それほど急いで下船しなくても大丈夫です。入国手続は形式的なものですぐに終わります。フェリーターミナルは小規模な建物で、特別迷子になるような造りにはなっていません。ターミナル内には小さなレストランやお土産屋があります。入国審査を終えて通路を進むと(写真右)、小さなショップなどがあります。ターミナルの外に出ると、ホテルからの送迎のシャトルバスやタクシーが停まっています(写真右下)。ターミナル周辺には特になにもないので、特段歩き回ることも必要ありません。
雨季や風の強い日は、船が大きく揺れることもあります。また、船への荷物の積み込み時は船の両サイド揺れは、結構すごいこもがあります。もし揺れに弱い方であれば、予め酔い止めの薬を飲んでおいた方がいいかもしれません。それでも心配であれば、船の中央部の席に座れば、多少は緩和されます(船の前と後は揺れが大きい)。また、日本の冬に当たる時期は、気候的に海が荒れることも多く、その影響で船も大揺れすることがあります。ただし欠航することは、ほとんどありません。
船酔いも心配の種ですが、それ以上に気になるのが、船内のクーラーの効き過ぎです。半袖だとかなり寒く感じますので、羽織るものなどを船内に持参した方がいいでしょう。
なお、フェリーに関しての詳細はBintan Resort Ferriesをご覧下さい
シンガポールへの帰りの際は、遅くとも出発の45分ほど前までにターミナルに到着しましょう。その後、チェックインをしますが、通路の右側が手荷物者、左側が荷物を預ける人です。出国手続はすぐ終わります。渡航者が多い場合は、待合室に座れないこともありますが、必要以上に早くターミナルに来る必要はありません。もし、入国審査に長い行列が出来ていたら、手続の前に一息入れるのもいいかもしれません。待合室にはテレビモニターがあり現地の番組を見ることが出来ます。また、小さな売店もあります。
タナメラフェリーターミナルに到着しましたら、桟橋を渡りターミナルの建物で入国手続きをします。手続きの後、ターミナルから他の場所(シンガポール市内)に移動する場合でタクシーを利用する方は、待機している台数が少ないこともありますので、早めに下船して手続きを終わらせた方がいいかもしれません。なお、バスでもシンガポール(市街)まで出ることが出来ます(シンガポール関連情報はこちら)。
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