シンガポール関連情報





ビンタン島に行くためには、ほとんどの方がシンガポールを経由することになります。そのため、一般のツアーでは、シンガポール観光とセットになっているのもが多数設定されています。また距離も高速フェリーで50分程度と比較的近距離にあるので、国は異なるものの同一の経済圏になっており、使用する通貨もシンガポールドルやルピアが、それぞれ流通・使用できます。そういうことから、シンガポールからの日帰りに観光客も多く見受けられます。

シンガポール・チャンギ空港は2つのターミナルに分かれており、航空会社によって到着ターミナルが異なります(下表参照)。ターミナルに到着しましたら、入国手続き、荷物の受け取りを経て、税関を通過したあとに空港ロビーに出る形になります。空港内はとても広いですが、迷うような造りにはなっておらず、案内看板もしっかり表示されていますので、迷子になることはありません。両替については、税関を出たすぐ脇などにありますので、そちらをご利用いただけます。なお、空港到着時から入国までの経路等については、JALホームページ上の動画、またはトラベルサポート、空港案内等はシンガポール・チャンギ空港のウェブサイトをご覧下さい。

ターミナル1(Terminal1)
日本航空(JL)/アメリカン航空(AA)/エアー・インディア(AI)/ビーマン・バングラディシュ航空(BG)/インド・ボーラク航空(BO)/中国国際航空(CA)/チャイナエアライン(CI)/キャセイ・パシフィック航空(CX)/エミレーツ航空(EK)/ガルーダ・インドネシア(GA)/ガルフ航空(GF)/セイシェル航空(HM)/インディアン航空(IC)/クエート航空(KU)/モーリシャス航空(MK)/エジプト航空(MS)/バンコク航空(PG)/パキスタン航空(PK)/カンタス航空(QF)/ロイヤル・ネパール航空(RA)/サウジ航空(SV)/タイ国際航空(TG)/ベトナム航空(VN)など
ターミナル2(Terminal2)
/エール・フランス(AF)/ロイヤル・ブルネイ航空(BI)/ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)/シルクエアー(MI)/マレーシア航空(MH)/ニュージーランド航空(NZ)/フィリピン航空(PR)/シンガポール航空(SQ)など


シンガポール国際空港から市街、TMFTへの移動

空港から市街へはMRT(地下鉄)、タクシーなどを利用することになります。費用は地下鉄でS$1.4、タクシーではS$15くらいです。また、シンガポール市街からTMFT(タラメラフェリーターミナル)まではバスやタクシーで移動することができます。バスを利用する場合はMRTベドック駅かタナメラ駅からSBSのバスの35番に乗車し、20分ほどで到着します。タクシーの場合は、15分前後でS$15くらいです。

TMFTはシンガポール国際空港の隣で、空港からフェリーターミナルまではタクシーで15分程度です。敷地は隣接していますが、徒歩での移動は困難ですので、タクシーなどを利用しましょう。なお、シンガポール空港に到着したものの、フェリーの乗船時間まで3〜4時間くらいという中途半端な時間がある場合、荷物持参でシンガポール市内を観光するか、空港内で過ごすか、の2パターンの行動が多いようです。もともとシンガポールに滞在の予定がないのであれば、観光に出かけるのもいいかも知れませんが、予定があるのであれば行動が重なってしまうこともあるので、空港内で過ごす方がいいでしょう。空港内には様々な施設もあり、数時間程度であれば、問題なく過ごすことが出来ます。なお、フェリーターミナルには施設内にはフードコートはありますが、それほど長く時間を過ごせるものはありませんので、必要以上に早めに行く必要はないでしょう。


シンガポールでの宿泊
シンガポールは近代的な国家で、建物も綺麗なものが目立ちます。また観光立国としての位置づけがしっかりしており、国中に観光客があふれています。ホテルについては、基本的に中規模程度のスタンダードクラスのものから大規模で最高級なホテル(ラッフルズホテルやリッツカールトン、フォーシーズンズなど)まで数多くあり、目的にあわせたホテル選びが可能です。宿泊先を決る場合は、周辺地域に何があるかなどを含めて考えると、行動がしやすくなります。

シンガポール・チャンギ空港に夜遅くに到着、翌日の朝にビンタン島に向かう場合は、わざわざ市内のホテルを予約せず、空港内の仮眠施設を利用される方もいるようです。もちろん、市内においても、1泊S$3000〜5000程度のホテルもあります(直接ホテルの予約を入れるか、インターネットで安い価格で部屋を提供しているサイトもあります)。ただ、そういうところは、セーフティボックスやアメニティセットがない場合がありますので、予め対応を考えておく必要があります。交通費等を考慮すると、結局は割り高になることが多いようです。なお、空港に近いのはビレッジホテル(車で5分)、パラマウントホテル(15分)、グランドメルキュール・ロキシー・ホテル(15分)です。

《シンガポールの主なホテル》
デラックス ラッフルズ、フラートン、リッツカールトン・ミレニア、フォーシーズンズ、グッドウッドパーク・ホテル
スーペリア リージェント、インターコンチネンタル、メリタスマンダリン、マリオット、シャングリラ ホテル、ラッフルズ・プラザ、コンラッド・センテニアル・シンガポール、ヒルトン
スタンダード カールトン、メリディアン、トレーダース、グランドセントラル、コプソーン・キングス、パンパシフィック・シンガポール、グランド・プラザ・パークロイヤル、オーチャード、ANAホテル
エコノミー コプトーン・キングス、コンコルド、コプトーン・オーキッド、プラザ・パークロイヤル、ランデヴー、ノボテル・アポロ・ホテル、ミラマー、リバービュー、アルバートコート


最低限の観光スポットは
1日だけシンガポール観光がついている場合など、どこを周るべきか迷ってしまう方もいると思います。まず最も皆さんの頭に思い浮かぶのはマーライオンでしょう。ただ、このマーライオン、実は3つあり、それぞれ大きさが異なります。実際にはマーライオンパーク内にあるものが元祖とされており、大体観光される方は、ここで写真を撮ります。その他の観光名所は、ラッフルズ卿上陸地点、ラッフルズホテル、家族連れであればナイトサファリ、シンガポール動物園、セントーサ島などがあります。ただ、これらはあくまでも定番といわれているもので、上記以外にもシンガポールを満喫・堪能できる場所は、たくさんあります。


日帰りのビンタン旅行
シンガポールから日帰りでビンタン島に訪れる人もたくさんいます。そういう方の中では、マナマナビーチクラブ、ビンタンラグーンに行かれる人が多いようです。もちろん、シャワールームや荷物を預けるロッカールームもありますので、心配は要りません。いろいろなアクティビティを楽しむことが出来ます。ただ、マナマナ以外の施設では、基本的に宿泊者以外の施設利用を認めていません。とはいっても、スパを利用する人もいますし、他のホテルのビーチを楽しみたい人もいますので、そうすることを頑なに拒否するホテルは、実際にはないようです。ただ、タオル等については持参するようにしましょう。フェリーターミナルから各ホテルまでは、ツアーの場合はフェリーターミナルで現地スタッフまたは無料送迎バスが来ます。ツアーでない場合(個人)であってもホテルに行くという目的があればバスを利用することができます。なお、当然ですが、ビンタン島とシンガポールの間では時差があります。その時間を考慮して無理のない行程を考えましょう。



なお、シンガポールの天気、その他の詳しい情報については、シンガポール政府観光局のウェブサイトをご覧下さい。


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