「カランカランカラ〜ン♪」 ドアが開いて客が来たことを知らせる鐘が鳴り響いた。 レジボックスの壁の直ぐ裏にでも居たのだろうか、 「いらっしゃいませ〜」 かすり模様の作務衣に前掛けをした、 わたし達より少し年配の女性が声を出しながら現れた。 「あの〜予約しておいた、セリサワですが」 作務衣姿の女性はレジカウンターの中から声を掛けながら出できた。 「ありがとうございます。お連れ様はお席で大町に成られております。 お満の間、お連れ様お着きです。」 今度はグレーの無地の作務衣を着た男性が現れて、 「お待たせしました、こちらです。」 フロアー担当が男性と言うのも、和食のお店としては珍しいと思いながら、 後を付いていった。 付いていきながら、わたしは素肌に短めのミニスカートにダボっとしたティーシャツ。 その上に羽織っていた、カシュクールの丈の長めのカーディガンを脱いだ。 わたしの後を付いて来ていたレイも、ミニワンピの上に着ていた、ジャケットを脱いでいた。 奥の小座敷に通され、上がり口で靴を脱ぎ、しゃがんで靴の向きを変える。 わたしの後ろで化粧襖の走る音。 振り返ると、驚いた顔のホール係りの男性のその後ろに、 ビックリ顔のナオが立っていた。 二人にお尻を向けて、前屈みに靴を持っているわたし。 どうも、彼等にマンコの中まで見せてしまったようだ。 靴の向きを変えて立ち上がり、ナオに舌をチョロッと出して笑顔で応えた。 「しっ、失礼します。後でご注文をお伺いにまいります。」 作務衣の男性は顔を真っ赤にして、入口の方に早足でさった。 こちらを振り返り、今度は靴を脱ぐ為に前屈みになっていた、 レイのスカートの中を見れたのだろうか、進みかけた足が止まっている。 落ち着いて辺りを見回すと、そこの個室の入口の斜め前に、 上下の空いた、仕切り壁に囲まれたボックス席の男性が、 こちらを凝視していた。 わたし達三人は、個室に入り仕切りの襖を閉めた。 隣の個室とは、障子にすだれが付いたような壁で仕切られ、 上部についているので普通になは見えないが、立てば見えるようだ。 店の紹介記事ではないのでこの辺で状況説明は終わろう。 既にわたしとレイがどのような恰好で来たのか分かっているナオ。 開口一番は 「アヤ姉、マスターって人の?」 わたしは首を振って否定した。 信じては居ないようだったが、 わたしの隣のレイを紹介し、 二人の間のことを話した。 ≪ナオはわたしの家の家族関係のことは知らない。≫ わたしとレイがレズって居ると聞いて、 目を輝かせたように見えたのは、わたしの思い違いだろうか? 注文をし、おしゃべりをして、帰る前にわたしはナオに時間がある訊ね、 あると返事を貰ったので、レイの部屋へ誘った。 靴を取り出して、一段高い位置に立つわたし達に、 「どうぞ・・・ありがとうございました・・・」 声を掛けながら、自分はしゃがんだまま、 靴が履きやすいように、出してくれていたのは、 最初に案内係の作務衣の男性だった。 男性でもしゃがんで、一段高いところの、 短いミニスカートのわたし達のスカートの中は見えるか見えないか? いや、彼は見る為に、実際のわたし達の立ち位置より少し離れていた。 そのため、靴を出してくれる時、上がり框に近づいたわたし達に、 深いお辞儀をする形でないと、靴が届かない。 前によっているわたし達は・・・ レイは穿きにくいブーツだったので、最後に座って、履いた。 その状況は・・・ 完全にノーパンの股間を彼に見せている。 それも靴を履くためにやや脚は開き気味である。 男の頭が影でわたし達には見えなかったが、 おそらくはレイのマンコは口を開いていたと思う。 男が何か言ったように思うが聞き取れなかった。 後でレイに聞くと、ぜひ股見せてください・・・ じゃなくて、「ぜひ又来てください!」って言われたそうだ。 ≪オイオイ!レイだけかよ?≫ レイの部屋では、店で話したことを実践にかえた。 ナオにも緊縛縛りをされたレイを見せてやった。 そしてわたしとレイで、アヤを無理やり縛って・・・ 3Pレズ・・・初めての行為だった。 最後に縛られたわたしを、ナオとレイが襲いかかった! 意外と器用なレイはわたしを、手を頭の上に出した状態。 脚はあぐらをかいた状態で縛り上げてしまっていたので、 わたしは彼女達にマンコもアナルも晒したまま拘束されていた事になり、 それはわたしが何をされようがされるがまま、無抵抗だという事だ。 「ちょっと!レイ!やり過ぎよ・・・早く解いて! いやっ!だめっ!ぁウッ!」 二人の女はわたしの身体に指を這わせ、舌を走らせ・・・ 一度に乳首と、クリトリスを噛んでくる・・・ 声を出そうとしたが、わたしの口の中に、 ナオの穿いていたパンティを押し込まれた。 この日の為に、自宅からバッグに入れてレイの部屋に持ち込んでいた、 大人の玩具と、レイの持っていた物で、わたしは散々に攻撃され、 逝かされ、行き絶え絶えに喘ぎ捲くった。 女達に・・・同性に辱しめられ、逝かされることへの羞恥の高まりが、 身体の全てを、性感帯に変えてしまった。 レイがわたしの乳首の先に、爪楊枝を突き刺した。 瞬間、わたしの全身に電気が流れ、わたしの意識は一瞬だったが消えた。 ナオに直ぐ、クリトリスを甘噛みされ、今度は前出と違い、 電流が走るとともに、身体が飛び跳ねるような衝撃をうけた。 「やだ〜!アヤ姉・・・お漏らししてる〜!」 ナオがわたしの勃起し、大きくなったクリトリスを指で弾いた。 瞬間、声に出ないわたしの歓喜と喘ぎの悲鳴が、 ナオのパンティに吸い取られていく。 「ナオ、これはアヤが潮を吹いたのよ! アヤの身体って、無茶苦茶淫乱じゃない! レイやナオなんか比べ物にならないかもよ! ねえ、二人でとことん嬲り倒しちゃおうか? レイとナオの奴隷にしちゃわない?」 レイがナオをそそのかし始めた。 レイの目的が掴めないまま、仲間にしたことを公開し始めているわたしが、 レイの部屋の中に横たわっていた。 おマンコとアナルにバイブを突き刺され、 乳首とクリトリスとラヴィアにクリップを付けられ、 のた打ち回るように、痛みと快感と喜びの狭間を、 行き来させられていた。 「アヤ姉・・・ううん、ねえアヤぁ、アヤで良いよね! レイと一緒にこれからは、思いっきりあんたを玩具にしたげるから! どう?嬉しい? せっかく人が妄想相手探してあげるって言ったのに、 ナオは逆に男達の玩具にされたんだからね! ナオが受けた倍返し!いいえ、 十倍はアヤも男達の玩具にされたらいいのよ!」 ≪なに?何のこと?わたしには分からない!初耳だわ! ナオが男の玩具にされたって?うそ!守ろうとしただけなのに!≫ 結局、わたしが一番二人に玩具にされてしまった。 最初にナオ、次にレイ。 三時頃から五時前まで? わたしが集中して責め上げられていた。 ロープを解かれ、顔を見合わせた三人は何故か、微笑みあっていた。 ≪気になるのはナオの男の・・・男達の玩具になったこと≫ わたしは二人をレイの部屋に残したまま、6時に病院に戻った。 それから患者の世話をし、8時に二交代の夜勤で出てきたレイと顔を合わせた。 わたしが帰った後、レイとナオは・・・ と言うよりも、ナオはレイのレズテクでメロメロにされたそうだ。 これでナオはもう、男に係わろうとしないと思う。 計画は成功だ! |