C57
C57はC55の改良型として登場した旅客用蒸気機関車です。昭和12年から22年まで総数201輛が製造され、年代により1次型から4次型までの形態がありました。C57は細いボイラーに長い煙突、程よい大きさのテンダーと相まって「貴婦人」と呼ばれ親しまれました。昭和50年12月14日に現役最後の旅客列車を牽引(135号機、交通博物館に保存)したのもこのC57です。
現在ではJR東日本に180号機(3次型)、JR西日本に1号機(1次型)が動態保存されています。その他に34輛が各地に静態保存されています。
Nゲージとしてはカトー(1、3、4次型)、トミックス(1、3次型)、マイクロエース(1、3次型)、そしてワールド工芸(1、3、4次型)、天賞堂(11号、135号)で製品化されています。