・C57175
C57175は現在、宮崎県宮崎市にある青島総合運動公園自然の家に静態保存されています。製造当初からずっと九州で活躍し、晩年は鹿児島本線で1975年(昭和50年)まで活躍しました。1975年3月23日に日豊本線西鹿児島〜宮崎間で、C5557と重連で「SLさよなら列車」を牽引し、九州最後のC57の活躍となりました。
モデルはカトー製(リニューアル)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、タヴァサホビーハウス、KitcheNなどのパーツを用い、晩年の姿を再現しました。
3次型で唯一の門鉄デフレクター付き(一時期取り付けられた180号機除く)です。
本機は大きなナンバープレートが取り付けられています。
プレート前輪を履いています。
煙室脇にはボイラー銘板が取り付けられています。
モーションプレート座の淵は白く塗られていました。
火室下はほぼモールドのままです。
速度検出ロッドがコンプレッサー横まで伸びたタイプなので、
モールドされた従台車へ伸びるロッドを削り、新たにロッドを作りました。
ボイラー踏み板の両側と、ドーム前面にも取り付けられた「架線注意」プレート
少々見えにくいですが、リンゲルマン濃度計掛けが取り付けられています。
美しい九州のC57です。
キャブが取り外し式なので、キャブ屋根に伸びる排気管をどこで切るかに悩みました。
キャブ前面に伸びる手すり(?)は何のためにあるのでしょう?
火室横に消煙装置が2つ、取り付けられています。
非公式側の前側には水量計が取り付けられています。
前方に寄せられた増炭板が九州型の特徴です。
九州型独特の埋め込み型標識灯を取り付け。
漏水管は現在、撤去されています。