・C571

 C571は現在梅小路蒸気機関車館に保存されており、1年のほとんどは山口県の小郡機関区配属として、山口線で活躍しています。現役時代は新津機関区を中心に活躍し、昭和36年2月9日には土砂崩れに突っ込み、脱線大破し、復元不可能とさえ言われましたが、1号機の強みで6ヶ月をかけて修復されました。そして昭和47年にはお召し列車牽引という晴れの舞台も経験しています。
 モデルはカトー製の山口号タイプをベースに、銀河モデルのパーツや晴海模型のナンバープレートを用い、各部を現役時代風に改造しました。

(RM MODELS 91に掲載)

さすがに「貴婦人」と呼ばれただけに優雅なスタイルです。
有名な本機でも、現役時代は結構薄汚れていました。

空気作用管はモールドのままで、塗装で再現してあります。
ドーム前の手すりも、現在180号機で見られる形状のものです。

東北地方では多くの機関車が防寒のため、キャブの屋根を延長しています。
清缶剤タンクが載っていたのも現役時代の特徴です。

東北地方では、スノープロウを取り付ける際にステップを取り外してしまう例が多かったです。

本機はかなり前に製作したものなので、テンダー後妻は手すり以外モールドのままです。

「C57のページ」に戻る

「展示室」へ戻る