・C57151
C57151は現在、鹿児島県鹿児島市平川町にある平川動物公園に静態保存されています。製造後すぐから九州入りし、門司、熊本、鹿児島、最後は吉松機関区で活躍しました。本機はK-3デフという、本機のみに装備された独特な形状のデフレクターを取り付けられているのが特徴です。昭和27年10月に、小倉工場における鉄道80周年記念の展示機関車として、K-3デフが装備され、デフレクターには「富士山と天女と羽衣」の飾りが、ステンレスとブロンズで製作されて、取り付けられました(のちに撤去)。
モデルはトミックス製(C571)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル、晴海模型製のパーツを用いて、熊本機関区配属当時を再現してみました。
砂撒管は3本に増設されています。
先台車の後部車輪は、プレート型になっています(時代によりまちまちですが)。
速度計が第3動輪まで伸びた形状を再現しています。
非公式側のデフステーには、リンゲルマン濃度計掛けが取り付けられています。
いつも製作に悩む火室上部は、保存機の写真より忠実に製作しました。
テンダー側面のリベット数も、忠実に再現しました。
増炭板により、前にかき寄せられた石炭
炭庫からこぼれ落ちた石炭の再現しました。
九州型独特の埋め込み型標識灯