11/1/2018/THU
みゆき健康法
憂うつだから酒を呑む。
呑むとなおさら暗くなる
風呂でたっぷり中島みゆきを聴いて
布団をかぶって眠る
それが私の健康法
さくいん:中島みゆき
憂うつだから酒を呑む。
呑むとなおさら暗くなる
風呂でたっぷり中島みゆきを聴いて
布団をかぶって眠る
それが私の健康法
さくいん:中島みゆき
今日は睡眠時無呼吸症候群の精密検査。一晩泊まって呼吸を検査。
受付は18時半までなのにまだ診察の患者がロビーに何人もいる。開業医はたいへんそう。
8時半に各種センサーを装着。頭、耳、胸、足首、もちろん鼻の穴にも。
9時就寝。いつものように導眠剤を飲んだのですんなり眠りに落ちた。ところが、3時半にトイレに起きてそのあとは眠れなかった。
夜明け前の商店街を抜けて駅前に出る。おなかが空いたので24時間営業のそば屋でわかめそばを食べる。始発バスで帰る。帰宅したのは6時半
毎晩酸素マスクをつけるほどの重症かどうか、この検査結果で明らかになる。
大学の保護者会に来た。
父が健在だったら、喜んで来ただろう。
60年前、自分が卒業した同じ大学、同じ学部、同じ学科に初孫が通っているのだから。
私は文系なので実験室を見るのが楽しみで来た。
実験室見学は面白かった。各研究室では修士の学生が研究テーマを紹介してくれた。
どの学生もプレゼンが上手で感心した。イマドキの学生たちがとてもスマートに見えた。
久しぶりに図書館へ行き雑誌をまとめて借りてきた。暇になると同じ雑誌を借りてくる。
船、クルマ、美術、軍事⋯⋯⋯。濫読と言いながら、読む雑誌は東京に住んで図書館を利用するようになってからずっと変わっていない。
久しぶりに借りた大型豪華本。
多読ではないけれどやはり本が好きなのだろう。こういう本を眺めているだけで楽しい。
ありがたいことに、こういう稀覯本が、東洋文庫ミュージアムや印刷博物館では間近で見ることができる。
興味を惹いた本。『不思議の国のアリス』と『資本論』の手稿、『ベリー公のいとも豪華な時祷書』、『神曲』(木版挿絵付、1497年発行ヴェネチア版)。
「働き方改革」というと、あたかも労働者側に問題があるように思われる。
ハラスメントや過労の問題は雇用側が対処すべき問題。
だから本来の趣旨に立てば「働かせ方改革」でなければならない。
母とよく行くイタリアン。
いつも同じワインを頼んでいたらさすがに覚えられたらしい。
いつものですね
え、息子さんなんですか?
息子でなければ83才の女性と呑んでる私は誰なのか。若いツバメか?
お袋さんは酔っ払って喜んでる。
コレクション展がとてもよかった。お気に入りの画家の作品がいくつも。
清水登之、松本竣介「Y市の橋」の鉛筆習作、牛島憲之も未見の作品「タンク」。
青と緑の多い彼にしては珍しく橙や黄を織り交ぜた彩り豊かな作品。
秋の海も見ることができて葉山を満喫した週末。
中世の禅僧たちにとって信仰から書画、歴史まで、すべてにわたって中国(当時は宋)が憧れだったことがよくわかる。
金沢文庫に国宝が多くあることにあらためて驚いた。
「武陽金沢八勝夜景」が入れ替えで見られなかったのが残念。
図書室でこれまでの特別展の図録を見た。
江戸時代の地図に今でも営業している料亭、千代本があり、昭和10年の地図には金沢八景駅前に今もパン屋で営業している青木の名前があった。
さくいん:金沢文庫
睡眠時無呼吸症候群の精密検査の結果を聞きに行った。
結果は、
とりあえず問題なし!
睡眠時、酸素マスクの着用も必要なし!
万事良好というわけではないが、すぐに治療が必要なレベルでもないとのこと。
助かった。鬱でSASではお先真っ暗と不安になっていた。
どれくらい不安だったかというと、昨日のつぶやきを読み返すとよくわかる。
週末よく遊んだので今夜はもう寝る。
「夜間突然死」という言葉を知ってから「いま目を閉じたら二度と目覚めないかもしれないな」
と思うようになった。
漱石の『行人』、Hさんの手紙の最後の一言を思い出す。
一度、悪い方に考えるとどんどんそちらに傾いてしまう。
認知の歪みは一時の病気のせいだけではない。性格そのものにそういう癖がある。
何はともあれ、一安心。
今年の冬、初めて冠雪した富士山を見た。
朝早く出勤するとこういういいこともある。
病院のあと、一人でカラオケに。
90分間、松山千春を歌い倒した。千春の曲は歌っているととても気持ちがいい。
今日歌った曲の一部。
さくいん:松山千春
昨日は久しぶりに二人で出かけた。子ども二人が大学生になって、親も自由になった。
銀座まで来てみたけれど、勤め帰りに待ち合わせした25年前と比べると、街並みは大きく変わっている。高級ブランドの路面店が増えて、華やかになったぶん、簡単には手が届かない場所になった気がする。
それでもいいものを見ることは悪くない。美術館と同じで目の保養になる。
「いつかは⋯」とやる気が膨らむこともある。
夜は馴染みのライブハウスへ。ここは変わっていない。正確に言えば、昔にもどった。一度離れたメンバーが帰ってきて25年前と同じ歌を歌っている。
70〜80年代のヒット曲を聴きながら不思議な気持ちになった。
最初にオリジナルで聴いた十代の頃を思い出しながら、同時にこの店に足繁く通っていた20代の頃のことが鮮明に思い出されてきたから。
ほんとに25年も経ったんだな
思わず二人で顔を見合わせた。
顔なじみになったラーメン屋は突然閉店した。数寄屋橋で待ち合わせて行ったイタリアンも今はもうない。
20年以上、店が続いているだけでもすごいことなのに、変わらない歌と演奏の笑いで楽しませてくれる。ほんとうにありがたい。
しばらくTwitterも『庭』もお休み。