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価格 1,500円(税込み)
単行本 283ページ
出版社 ブックマン社
発売日 2010年2月16日
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|
トップページ>銀行の儲け方
銀行の儲けは、おおざっぱにいうと・・・
平均貸出残高×平均貸出金利−平均預金残高×平均預金金利+手数料収入
になります。どう考えても銀行融資が収益の柱ですよね。
ここまでは、ほとんどの方が理解していることだと思うんですが、銀行の決算書
(ディスクロージャー誌)は読んだことがない人が大半かと思います。
そこで、銀行の決算書を読み解くための説明をしておきます。
貸借対照表(バランスシート)
資産(運用)
|
%
|
負債(調達)
|
%
|
現金預け金 |
6.5
|
預金 |
73.6
|
コールローン |
1.2
|
債券 |
2.4
|
有価証券 |
20.8
|
コールマネー |
2.6
|
うち国債 |
8.4
|
|
|
うち株式 |
4.5
|
|
|
貸出金 |
60.4
|
資本勘定 |
3.9
|
|
100
|
|
100
|
上図は、2002年3月期の銀行の平均的なバランスシートの構成比です。
これをみるとわかるように、一般預金者から集めたお金を、
貸出金と有価証券で運用していることがよくわかると思います。
ここで感じて欲しいのは、預金者は銀行に対して債権者であるということです。
このバランスシートからよくわかると思います。
損益計算書
(+)経常収益 |
198,342億%
|
|
資金運用収益
|
71.2
|
主に貸出金利息や有価証券の利息・配当金など |
役務取引等収益
|
9.7
|
主に振込など為替手数料 |
特定取引収益
|
1.8
|
デリバティブ取引の収益など |
その他業務収益
|
6.6
|
国債の売買益など |
その他経常収益
|
8.5
|
株式売却益など臨時的な収益 |
(−)経常費用 |
255,372億
|
|
資金調達費用
|
17.4
|
主に預金利息など |
役務取引等費用
|
2.6
|
他行に支払う為替手数料 |
特定取引費用
|
0
|
|
その他業務費用
|
2.3
|
国債の売買損など |
営業経費
|
27
|
人件費や物件費用など |
その他経常費用
|
50.6
|
株式評価損や不良債権処理損など臨時的な費
用
|
経常利益 |
-57,029億
|
その他経常費用での不良債権処理損が大きい
こ
とから、経常利益、当期利益共にマイナスとなっ
ています。
|
(+)特別利益 |
3,580億
|
(−)特別損失 |
6,675億
|
当期利益 |
-41,988億
|
上図は、2002年3月期の銀行の損益計算書です。
貸出金利息が主な収益で、そこから預金利息、行員給料を引き、
あまりにも大きい不良債権処理費用を計上した結果、
大きく赤字となっていることがわかります。
ここで、上の損益計算書を分解して、収益構造を表にしてみます。
(+)資金利益 |
資金運用収益−資金調達費用 |
(+)信託報酬 |
信託業務に対する報酬 |
(+)役務取引等収益 |
役務取引等収益−役務取引等費用 |
(+)特定取引収益 |
特定取引収益−特定取引費用 |
(+)その他業務利益 |
その他業務収益−その他業務費用 |
(合計)業務粗利益 |
|
(−)営業経費 |
|
業務純益 |
本業で稼いだ利益 |
(±)臨時収支 |
臨時収益−臨時費用 |
経常利益 |
|
(±)特別損益 |
|
税引き前当期利益 |
|
(±)法人税・法人税等調整額など |
|
当期利益 |
|
ここで覚えておいて欲しいのは、資金利益、業務純益の二つです。
資金利益は、くだいていうと融資して儲かったお金から
預金を集めたコストを引いたもので、
業務純益は、銀行の本業の儲けを示す指標としてよく使われるからです。
実際にどこの銀行でもいいですから、ディスクロージャー誌を手にとってみましょう。
このページとディスクロージャー誌を読むと、かなり理解できると思います。
また銀行融資の実態がみえてくると思います。
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