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WBC

ちょっ・・・台湾戦!!!!!今試合終わった!!(TV観戦)
勝った!!!!勝ったよ!!!勝ったけど!!!!(笑)
何という漫画的展開…!!!
なんでこう、WBCって、毎回リアルMAJORみたいな劇的展開になるの?!!\(^o^)/

WBC観てますけど過去2大会以上に今年は不安だらけなので安心して観れません!でも観ちゃう!楽しい!!怖い!でも楽しい!!!!!超矛盾!!
どんだけお前野球好きやねん!
試合終わった直後のこのテンションwwwww


本当に今大会は怖くて直視できなくて…
前回は毎試合ブログに感想書いてたけど今回は観るだけで精一杯な感じです^^

いや、まぁ…とにかく、日本頑張れ!!!

『平清盛』終了。

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去年は『江』のバームクーヘンとクッキー(写真はこちら)、
今年は宮島で清盛のチョコ大福を買ってきたうちの母


平清盛、最終回でした。
個人的感想は前回の記事で書いたんだけど、最後まで印象は変わらなかったかな。
制作サイドのやりたかったことは解るんだけど、作り手がやりたいことと視聴者が観たかったものがズレてしまったのが残念な感じでした。
色々と惜しいというか…

大河ドラマでは珍しいアンチヒーローものということで、『龍馬伝』での異常な龍馬マンセーや『江』でのご都合主義の主人公補正が苦手だった私としては、アンチヒーロー大歓迎だったのですが。
ちょっと、予想以上の主人公アンチっぷりに若干引き気味でした(笑)
と云うか、脚本家、絶対源氏贔屓だろ!
もう少し世間一般のイメージを覆すような清盛像を期待していたんですけどね。

良かった点は頼朝&政子夫妻が魅力的に描かれていた事。
私、個人的に頼朝と政子の夫婦が好きなんです(笑)でもこの二人も今まで世間的に「義経を追放した冷酷な兄」や「日本の三大悪女の一人」みたいな悪いイメージが強かったんだけど、今回の大河ではちょっとヘタレな御曹司と気の強い肉食系女子といった今時のカップルみたいな描かれ方をされていて面白かったです。
ただ、清盛が主役のドラマでこの二人がイメージアップされるというあたりが皮肉ですが^^;
何度も思ったんだけど、ホント、頼朝を主役にすれば納得できたかもしれない。
実質、頼朝が主役みたいなものだったし、それだったら松ケンの清盛も「主役を喰う勢いの怪演技」みたいな、別の評価があったかもしれないんですけどねぇ。


何にしろ、今までの大河ドラマにはない挑戦的なドラマだったことは確かです。コアなファンもいそうだし、2、3年後には再評価されてるかも知れない(笑)
来年は綾瀬はるか主演の『八重の桜』で一気に時代も雰囲気も変わりますが、また篤姫ブームに便乗した、「普段大河を見ない女性層」をターゲットにした作品になるんでしょうか。
『江』みたいな学芸会ドラマにさえならなければいいんですけど。
あと、今回の清盛の失敗(?)を反映して、時代設定など解りやすく配慮した脚本になるかも知れないけど、「これ『ヒストリア』で良くね?」みたいな展開になってしまうと少々残念なので、大河ドラマ特有の重厚さは残してくれると有難いです。

色々と偉そうなこと云ってますが、長年大河ドラマファンやってる身としては低視聴率が~とかマスコミで大河が叩かれるとちょっこし辛かったりする(笑)ので、これからも魅力的な大河ドラマ作って貰いたいのです。


『平清盛』スタッフとキャストの皆さん、1年間お疲れ様でした!

ケンタ2歳だよ

12月5日は我が家の愛犬ケンタの2歳の誕生日です。


初めての琵琶湖

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琵琶湖をバックに満面の笑みのケンタ
(目が何処にあるのかよく分からんが)


初めてのドッグラン

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誰もいなかったので貸し切り状態
興奮して爆走するケンタ


イタズラ帝王

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気がついたら私の部屋からルームシューズを奪っている
口に咥えて離そうとしないケンタ

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遂にはシューズの中に首を突っ込むケンタ
何やのこの子・・・


相変わらず人見知り(&犬見知り)が激しいのと胃腸が弱いという
「そんな所飼い主に似なくても良いのに」と突っ込みを入れたい彼ですが
これからも健康に育ってほしいです。
ケンタお誕生日おめっと!


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↑伏せをしておやつを強請っておる

黄金を抱いて翔べ

映画化を知った時のネガティブな心境↓
「えー!なんで今になって映画化?」
「髙村作品の中で一番好きな本なので期待より不安の方が大きい…」
「予想以上に女性向のキャスティングワロタ\(^o^)/ワロタ…
「井筒監督って個性強い原作改変してきそうだなぁ」
「東方●起の人ばかり話題が集中しそう」
「かつくら愛読者の頃の自分なら脳内お祭り状態だったんだろうけど…」
「こ、幸田とモモのあのシーンはあるんですかね…??」←腐女子的にそこが一番重大であった


で、



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井筒監督、有り難うございましたぁぁッ!!!!


良かった…良かったです!!!素晴らしかったです!!
過去の経験からして思い入れのある小説の映画化は少々がっかりな作品にしか出会えなかったのですが、これは期待以上の出来でした!!

↓以下、原作&映画のネタバレを含んだ感想です。
腐女子目線でも語ってますので苦手な方はスルーお願いします。
大丈夫な方はクリック!

■ネタバレ感想を読む■

監督が原作をリスペクトしてくれてるのが、映像を観ていてすごく良く分かるのが嬉しかったです。
髙村作品に通じる、ねっとりとした空気とか、黄金~の舞台である大阪の雰囲気の再現率が半端ない!
最近の映画にありがちな、ウケを狙った「痛快アクション映画」みたいな改悪をされなくてよかった、本当に良かった。

主要人物6人のキャスティングも絶妙でした。
妻夫木くんは幸田のイメージよりキラキラし過ぎじゃないか?と思ってましたけど、原作以上に優しい面が出てて人間らしさを感じました。
原作の、(表向きは)世捨て人のような淡々とした幸田も好きですけどね。
幸田さんが春樹&モモの弟キャラ二人の面倒をみるお兄さん的ポジションになってて、きゅんとした(笑)
原作では断然幸田xモモ派ですが、溝端くんの春樹が可愛かったので映画の幸田x春樹もイイヨネ!!とニヤニヤしたり…

東方神●は名前は知っていてもしっかりと顔を見たことがなかったのですが、チャンミン、美男子ですねぇ…
実写化するなら一番モモ役がイメージ合わないんじゃないかと思っていたんだけど、
そこにモモがいた。

幸田さんがモモの頭をくしゃくしゃっと撫でるシーンに思わず脳内に萌え分泌がぶわーっときてうわーっとなった\(^o^)/

楽しみにしてたモモ子のシーンもちゃんとあったし
(「今日からモモ子だ」の科白云って欲しかったけど)、
教会のシーンも…。
原作読んでる時も辛くて苦しかったけど、銃撃シーンから教会に着いて、朝を迎えるまでの一連の流れがしっかり再現されていて、切なさでいっぱいになりました。
原作のような直接的な同性愛を思わせる科白やシーンはなかったけど、監督がちゃんとその辺りを汲み取ってくれてて、幸田とモモの間に流れる妖しげな雰囲気とか仕草とか何となくそれっぽいやり取りとかちゃんと演出して下さってて嬉しかったです。
幸田とモモ、やっぱり好きだわー。あー、何か、原作にハマって10年以上経ってもこんな気持ちにさせてくれるとは…


小説を読んだ時には気にしなかったけど実演してみたら結構無理があるんじゃない?!と思うようなシーン(主に計画実行に移ってから)もありますし合理的に観ると登場人物の言動が理解できない…と思う方もいるかもしれませんが、一番に理解して欲しいのは、この作品の軸になってるのは「金儲けのためじゃない」ってところなんですよね。そこをちゃんと頭に入れて、人間ドラマを見て欲しいかな、と思います。

本当に良かった!原作ファン、腐ヲタをしても大満足の映画でありました。
個人的な印象ではありますが、原作ファンは観て損はないですよー。

井筒監督には是非、『わが手に拳銃を』も実写化して頂きたい(笑)


ところで、『黄金を抱いて翔べ』と云えば…
高校時代に一緒に同人活動してた友人と「髙村薫本作ろうねー☆」と計画を立てていたのですが、結局実現出来なかった過去がありまして…(笑)
当時途中まで作成してた幸田xモモ原稿が残っているのですが、今読み直すと恥ずかしすぎて「出さなくて良かった…(^^)」と云うくらいの出来でした(笑)。
私のほのぼの絵で髙村作品を再現しようとするのが無謀だよ。

MAJOR ワールドシリーズ編 特別版

MAJOR ワールドシリーズ編 ~夢の瞬間へ~ 特別版+メッセージ [DVD]
MAJOR ワールドシリーズ編 ~夢の瞬間へ~ 特別版+メッセージ [DVD]

ジャケ絵がすばらしい。守りたいこの笑顔


さて、以前特製コミックスとセットで発売されたMAJORワールドシリーズ編のOVAが、パッケージ版DVDとして発売されました!
しかも、単行本の限定版最終巻に同梱された『メッセージ』も収録されたお得仕様。
OVA付きコミックス上下巻&限定版最終巻をすべて持っている私涙目(笑)な感じですが、限定版で特定の人しか観られなかったOVAがより多くの方に観て貰えるのはすごく嬉しいですー!

本編の感想はコミックス付きOVA(特装版OVA)を観たときに書いたので、今回は特装版との違いで気付いた点を書いておこうと思います。

特装版の感想はこちら→ 上巻感想 下巻感想 『メッセージ』感想

※どれも一回観たきりなので間違ってる部分や勘違いが多いと思いますが大目に見てやって下さい;


■ネタバレ感想を読む■

・新作パート15分を追加&上下巻に分かれていた本編が一本の作品に再編集されている。
楽しみしていたのが新作映像。最初の15分が追加されています。
特装版の時は例の頭ゴシュのかなり衝撃的なシーンから始まりましたが、今回のパッケージ版はちゃんとワールドシリーズ編の冒頭からアニメになってます。
なので、原作ですこぶる萌えた吾郎の「がおーっ」がアニメ&森久保ヴォイスで堪能出来ちゃいます。
あかん…森久保吾郎可愛すぎや…!!(はぁはぁ)

OPでいきなり上半身裸でベンチプレスしてる寿くんという、腐女子歓喜のサービスシーンも投入されています。寿くんおもろい(笑)

ゴロトシバッテリー恒例のマウンドトークとか、河原での回想シーンとか、ゴロトシ好きには嬉しいシーンが多く追加されてて嬉しいなぁーー!!

上下巻分割だった特装版を一本にしてあるので、途切れることなくイッキ見出来るのも良いし、70分の長編になっているので見応えあります!


・全体的に作画修正されてる?
比べてないので確かではないのですが、特装版を観たときは、「せっかくのOVAなのに作画が微妙だなぁ…」と思った作画が今回気にならなかった…と言うか、逆に作画綺麗!スタッフ気合入ってる!!と感じたので、多分全体的に作画修正がされていると思います。
て云うかOVAを作画修正するくらいなら急いでコミックス付きOVA出す必要なかったんじゃ…^^;大人の事情なのかもねー


・森久保さん&森田さん&浪川さん&笹本さんのオーディオコメンタリー!
新作パートと同じくらい気になってたのがアニメジャ初のオーディオコメンタリー!これめっちゃ聴きたかった!そのためにパッケージ版買ったと云っても良いくらい(笑)
森久保さん・森田さん・浪川さんは公式ガイドブックでも対談してたので想定内でしたが、笹本さんの参加は意外でした。
腐目線でアニメジャ楽しんでる方にはちと辛いかも知れませんですが、私はアニメの清水さん好きなので嬉しかったですよー(*^ー^*)
それにコメンタリー聴いてても男性陣三人の会話の中に女性の声が一人入ってるだけでも聞き取りやすくなってるというか、バランスが良くなってて聴きやすかったです。

コメンタリーすごく楽しかった~(笑)
森田さんの声が地声とキャラが違うと感じました。森久保さんはそのまんま吾郎(笑)
本編の中で吾郎が無茶な行動とる度に森田さんが「寿くんは今までずっと吾郎くんに振り回されてきた」「寿くんはもう諦めてる(吾郎のムチャに慣れてる)」みたいなことを繰り返し話しておられたのが面白かったです(笑)
笹本さんは(本編の清水さんが出産間近だったので)妊婦大変!プロ野球選手の奥さんって大変そうだよねーみたいな話
吾郎くんと清水さんのラブラブ夫婦シーンに森久保さんも笹本さんも凄く照れまくってた(アフレコ時もすごく恥ずかしかったらしい)
「吾郎と清水は(こういうことするのは)違う!」みたいな。素で幼馴染から恋愛に発展する恥ずかしさみたいな感じで微笑ましかったです。
浪川さんは色々弄られキャラでした(笑)ギブソンjr.は空気読めない子みたいなツッコミが(笑)

ラストで森久保さんが恒例の決め台詞で締めてくれたのが感激でした!
ホントにホント、多分これが公式最後のMAJORなんだと思うと(声優さん達も話されてましたが)感慨深いです…


DVD公式サイト(→ttp://mv.avex.jp/major/)の紹介文の
「ファンの皆様、スタッフの強い要望により、ついにOVA化が実現」と云う言葉に、アニメスタッフの執念を感じました。
TVアニメシリーズが中途半端に終了してしまったので、アニメスタッフの方々も最後まで作りたかったんだろうなぁ。スタッフに愛された作品であることに、MAJORファンとしてもとても嬉しかったです。本編観ててもスタッフの皆さんの愛情を感じました(笑)

久しぶりにMAJORに触れて、やっぱり大好きな作品だと再確認。
このOVAも、大切にしたいと思います。素敵な作品を、有難うございました!

金本選手、引退

最初に聞いたときは「やっぱりそうか」と云う感じだったのですが、
なんか、こう、じわじわとショックやな・・・
タクローさんも引退だし、一時代を築いた選手の現役引退宣言は、胸が痛みますね。

私は金本選手の事大嫌いだったんですけど(笑)、
それは阪神に移籍してからの金本さんがカープ戦にめっちゃ強くて、
金本全盛期^^のタイガースにカープはボコボコにやられていた時期があって、
「くそー、おのれ金本~~~~」と云うタイプの「嫌い」であって、
決して彼の人物像や野球スタイルを批判していた訳ではないんですよ。

金本選手のFA移籍のいきさつを知らない人たちからは、
「カープファンはカープを捨てたから金本のことが嫌い」と思われてるみたいですが
(知ってて叩いてるカープファンもいるけれども)、
確かに移籍は悲しかったし、ずっとカープでプレーして欲しかったけど、
当時の球団方針を考えたら金本さんの決断を責めることはできないし、
阪神移籍は結果金本さんにとっては良かったことだった訳で。

プロ野球を盛り上げて下さった名選手である金本選手、いち野球ファンとして心から感謝しています。
長い間、本当にお疲れ様でした!そして残り僅かのシーズン、最後まで頑張ってください!

るろうに剣心

※現在上映中の実写版の話ではありません(^o^)

今、Gyaoでアニメるろ剣の京都編を無料配信しているのをイッキ見してるんですけど、
どっぷりハマってしまいました(笑)やばいわー面白くて続きが気になって止まらない(笑)
何を今更…と思われるかもれませんが^^;、
リアルタイムで放映してた時は最初の数話しか観たことなくて、
原作も友達に初期の頃のコミックス数巻を貸して貰って
恵さんが登場した辺りまでしか読んだ記憶がなかったので、
今まで殆ど知識なかったんです。
いやぁ、ネットで昔のアニメ観られるって、良い時代になりましたよね!

案の定というか、宗次郎くんがお気に入り(笑)なんですが
声が日高さんで、キャラ的にもTHE八犬伝の親兵衛に近いものがあって、
日高さん親兵衛の出番が少なかったことを残念がっておられたから(私もです)、
きっと親兵衛もこういう風に深く掘り下げた演技をしたかったんだろうなーと思うと、
勝手に宗次郎=親兵衛で脳内補完出来て嬉しかったです
あ、もちろん宗次郎のキャラ自体もすっごく好きです!
過去のお話とかししおさんとの関係とかめっちゃ好みだ!!

だけど個人的に一番好きなのは薫ちゃんですかね
もう、今から剣心x薫サイトを探したくて堪らない自分がいるのですが…(笑)
自分が10代の頃はこのヒロイン苦手だわーとか思ったかもしれませんが、
良い感じで恋愛脳と健気さと芯の強さのバランスを保ってる
とにかく藤谷美紀ヴォイスが個人的には超ツボなんですわ(笑)
このキャスティング考えた人は天才
本職じゃないから技術の面では声優さんには劣るかもしれませんが
こう、一生懸命、ハキハキと喋ろうとしてる感じが薫にぴったりだと思う…
セイバーズのガッキーと、MAJORのエンクミさんの演技も好きなので、それに近い感じです。
次回予告が毎回楽しみ過ぎて辛い(笑)
たぶん、少数派の意見だと思うけど^^;

あとは師匠が大変美味しいポジションです有難うございます
師匠といるときの剣心は一人称俺だったり素が出てたりで可愛い…


そんな感じで実写版も微妙に気になっている今日この頃ですが、
るろ剣初心者の意見としては佐藤健の剣心はすごくあってると思う!
武井咲の薫ちゃんはごり押しかぁ…とも思うんですが他に適役も思いつかないし
年齢的にも話題性としてもあってるんじゃないですかね
知名度別にしてオーディションしたらもっとハマり役の子見つかったかもしれないけれど。

あ、gyaoの無料配信は9月4日までの期間限定らしいです。
OPEDは最初観たとき浮いてるなぁって思ったけど何回も飛ばさずに観てると案外しっくりくるもんですね
そばかすは名曲

おおかみこどもの劇場ポスター

映画を観に行った時は気がつかなかったのですが、
お買い物に行った時にさり気なく映画館のポスターを見たら
細田監督のサインとイラストが!


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花さんかわいい!!

あまり人目の付かない場所にあったから見逃すところでした…!
何故もっと目立つ場所に飾らないのか…!
でもそのお陰で、人目を気にせず写メをパチパチ撮れました(笑)
どう頑張ってもガラスが反射して上手く撮れなかったけど…

おおかみこども、やっぱり大好きです。
観に行ってからだいぶ経つのに余韻がずっと残ってる感じ。
もう一回観に行きたいけど無理そうなので円盤購入の資金に回そう…
劇場グッズは普段使い出来るものが良いなと思ってミニタオルを買いました。
すごく可愛い絵柄です。雨と雪可愛いー。

久しぶりに大河の話をしよう

平清盛観てるよ!
先週はマラソン観てたけど(ん?) いや、大河ドラマは再放送あるし…
画面が汚いとか、歴代最低視聴率とか、散々言われている今年の大河ですが。
昨年の、江~姫たちの(略)が自分的にアレだったので、期待してた分ガッカリ感が半端ないのですが、最近は結構面白くなってきたと思いま・・す・・・

前半(1・2部)は画面の汚さがどうのと云うより、「NHKでもこんなん作っちゃうんだぜ?すごいだろ!!」みたいなナルシスト演出と脚本が観ていて疲れたんですけど、今は割と観やすくなったと思う。
でもやっぱり脚本が…唐突展開多いし…うーん。
馴染みのない時代だからこそ、解りやすさを重視した方が良かったのでは。

頼朝が語りなので、どうしても源氏視点で物語が進んじゃうのがなぁ。
只でさえ、日本人は源氏贔屓が多いというのに、源氏側に感情移入してしまうような設定はどうかと思うのですが。
平氏側を魅力的に描けていないのが勿体ないよな。血縁関係のある平家の親戚の皆さんより養子の上川さんのキャラが一番格好良いんですよね。
あと絶世の美女の設定の常盤ちゃんより深キョンの時子さんの方が可愛いので困る。
深キョン可愛いよ深キョン。
後白河の中二病っぷりと崇徳上皇の報われなさすぎを対比させてるのは面白いと思いました。「いいひと」が必ずしも成功者になるとは限らないっていう皮肉がいいね。


何かダメだしばっかりですみません。これからの展開、期待してるんです。
神木君が義経やるんですよね。タッキーの『義経』で牛若丸を演じていたのを観てたのでまさかの配役に驚き。楽しみです。
ここまできたら世間の批評とか視聴率とか気にしないで、最後まで今の路線で突き進んで欲しいです。
  


ついでに関係ないけど梅ちゃん先生の話。(※松岡さん&梅ちゃんが好きな方はスルーして下さい)

私は松岡さんがどうしてもどうしても苦手だったので(好きだった方すみません…)梅ちゃんが松岡さんと大学病院でイチャコラ始めたころから観るのをやめてました。
でも毎朝観てるオカンから「梅ちゃんノブと結婚したよ」と教えられて「マジ…か…」とひっくり返った。
超展開にそうなるまでの間を知らない私はちょっとどういうことかわかりません。
「私だったら絶対ノブ選ぶのに!梅ちゃんのばーかばーか!ウワァァ。゚(゚´Д`゚)゚。ン!!」と負け惜しみ言ってたのに…素直に喜べんわ
松岡さんとは何だったのか…松岡さん派だった人たちは如何思っているんだろうか…
松岡さんなんであんなキャラ設定にしたんだろう…母は笑いながら観てたから、あの性格は母くらいの年代の人にはウケるのかね。あの物言いにイラッとしたり、面倒くさい男だなぁと思う私は、心が狭いのか。
松岡さんの再登場はあるのだろうか…
そして梅ちゃん、何というか…リアルにいたらあまりお近づきになりたくないなぁ。あんなにノブに対して上から目線だったのに(笑)
朝ドラなのにカプ論争になるなんて梅ちゃん先生恐ろしい子…!
いやこの作品でカプ論があるのかなんて知らないんですけどね。(適当)

おおかみこどもの雨と雪

『おおかみこどもの雨と雪』観てきました!
忘れないうちにざっくりと内容のまとめと感想を書いています。
※ネタバレしてますので、ご注意ください!


鑑賞後、私の近くに座っていたアニメファンらしき男の子たち(高校生くらい?)が、
「サマウォよりおもんなかった」とか酷評してたのがグサッときたのですが…(泣)
確かに、サマウォのようなエンタメ要素満載な派手さは一切なかったので、
そういう意見が出るのも納得できるかなーと。
私ももう少しアニメファン向けなサービス要素入れてくるのかと思ってました。
思った以上に直球勝負で来たなぁという印象。
テレビCMとかが、家族向けの夏休み映画っぽく紹介されてたけど、
どちらかと云うと大人向けの映画だと思いました。
劇場にはお子さんも多く観に来ていて、最後まで大人しく座って観ていたのでお子さんでも大丈夫だったのかもしれませんが…小学校高学年の女の子辺りは好きそうな感じでしたけど。


個人的には時かけサマウォより好みでした。
もちろん過去2作品も好きなんですけど、時かけは高校生の甘酸っぱくほろ苦い青春劇が私には少々恥ずかしく感じられて^^;、サマウォはどうしてもウォーゲームと比較してしまって素直に観られなかったところがあったので…


今回山下さんが作監ということで作画全体の山下カラーが強かったのが良かったです。もういっそ山下さんがキャラデザでも良いんじゃないかと…一般的なファンにはもっと貞本さんの絵に近づけて欲しいって意見が多いんだろうなぁ。


私は結婚も出産も子育ても経験ないですけど、世代的には花さんと同年齢で、一応(?)多少の母性本能も持っているつもり^^ですので、花さんに感情移入できたのが良かったです。
逆に子育て経験のあるお母さんがご覧になると、現実はこんなに甘くないよーと思われるかもしれないので、難しいところかも。
私は単純に、母親になって強く生きていく花さん凄いなぁとか、思春期を迎える雪お姉ちゃんの心の葛藤とか、自分の生きていく道を選択する雨くんの成長とかが、じんわり、じっくり、派手さはなくても淡々と描写されていたのが、切なくも心地よく感じられました。

↓作品の内容に触れているので畳んでおきます(クリックで読めます)
■ネタバレ感想を読む■


最初の『おとぎ話みたいな話だと…』のモノローグの時点から何故か切ない気持ちでいっぱいになってしまって、おおかみおとこさんの死に方がまさかあんなショッキングな形だとは予想してなかったもんで(車に乗るシーンが多かったし、交通事故で亡くなるのかな?とか思ってたら…)、あのあたりからどばーっと涙が止まらなくなってしまって焦った…
草平くんを傷つけてしまった雪ちゃんが車の中で号泣するシーンと、雪と雨のマジ姉弟げんかのシーンもぼろ泣いた。そこまで泣く場面じゃないはずなのに^^:


花さんが大学でおおかみおとこさんに惹かれたのは、たぶん、人が大勢いる大学で、彼の姿に孤独を感じたからなんじゃないでしょうか。
花さん自身も親しい友人はあまりいなかったみたいだし。
父親の葬儀の場で笑っていたら不謹慎だと云われた、のエピソードと、自分の帰る家を持ちたいという彼に「じゃあ私がお帰りって言ってあげるよ」と答えたシーンが、すごく胸に響いたというか…
花さんも結構つらい思いをして生きてきたんだと思うけど、それを笑顔に変えることで自分を奮い立たせて生きてきた。だから彼女は無個性のようで、すごく芯が強い。
お互い独りぼっちで、家族に恵まれなかった者同士だったから惹かれあって、自分たちの理想の「あたたかい家族」を作りたかった、そういうことだったんだろうなと。


小さいときの雪と雨の姉弟がすっごくかわいくて。細田監督の子どもの表現は素晴らしいですな。
サマウォがウォーゲームならおおかみこどもは劇場版デジモン1作目の雰囲気に近いかなと思いました。
物語の前半と後半で、きょうだい(デジモンは兄と妹、おおかみこどもは姉と弟)の立場が反転するところなんかもデジモン1作目に近い。


人とおおかみが混じり合った「家」を真ん中にして、左の道=学校(人間)の方向へ進む雪と、右の道=山(おおかみ)の方向へ進む雨の表現が、すっごく細田演出らしくて好きでした。
前半で、花さんが雪を小児病院に連れて行くか動物病院に連れて行くかで迷うシーンがあったのですが、あれが既に左の道=小児病院(人間)と右の道=動物病院(おおかみ)を暗示する伏線だったのかな?と思ってみたり。深読みかもしれん(笑)けど、監督ならそういうところ拘ってるような気が…


雪と雨が成長していく過程を、小学校の廊下をスライドさせて描写していく演出なんかもものっそツボ(笑)
最前列で積極的に授業に参加する雪と後ろの席で消極的な雨、いじめられそうになった雨を助ける雪、学年が上がる毎に学校に行かなくなる雨…
科白が一切ないのに1、2分で数年間の姉弟の学校生活の様子を説明しちゃってるんだから面白い表現だなーと。
雪の坂をダイナミックに滑り落ちる花さんと子どもたちのシーンも好きだけれど、リアルな生活感が感じられるこういう演出が大好きなんです。


細田作品は完成度は高いと思うけど、どこかモヤっとしたまま終わってしまうところがありますよね。意図的なものかもしれないけど、腑に落ちないというか(笑)それはデジモン時代からそうだし、時かけもサマウォの時もそうだった。
今回もやっぱりモヤっとした感じがあって、しかもどこか突き放された感じで終わっちゃう。でもそこがいい。
たぶん、あまりに完成度が高すぎると、窮屈すぎてしまうんだろうなと。
私はどこか未完成なところがある作品が好きだったりするので(作品の評価は別として)、そこが細田作品が好きな理由の一つかもしれない。
そこがいやって言う人もいるだろうけど^^;

それにしてもこのお話、格好良い男性キャラがたくさん登場しますよね(笑)!
おおかみおとこさんなんて超イケメン…外見は怖そうなのに、転んだ子供をさり気なく抱き起こしてあげる所なんて、花さんが胸キュンしてしまうのも解りますよ!!彼の正体を知っても受け入れちゃうのすごく分かるよ!
雨くんも幼少時代のお姉さん泣かせのショタっぷりからクールなおおかみになっていくギャップがたまらん…父親譲りの容姿ですしね。個人的には幼い時の白い帽子姿がタケルみたいでうわぁ!と勝手に萌えてました(笑)雨くん可愛いカッコいいな…密かに一番好きなキャラだったり。
そして草平くんも小学生にしてこの格好良さ。家庭の事情があって根はすごく大人びてて冷めてるのに、愛想よくクラスに溶け込もうとする姿は転校生の護身術スキルなんでしょう。階段の鏡の前で雪ちゃんと「早く大人になりたい」と話しあったシーンがくらくら来たよ。教室で雪ちゃんがカーテン越しに秘密を明かすシーンもとても綺麗でした。もう雪ちゃんと将来が約束されたも同然ですよね^^
ツンデレな農業のプロフェッショナル・韮崎のおじいさんも格好良いわぁ。

これだけ挙げても格好良い殿方が多すぎる、やっぱりこの作品は女の人向けだと思いますよ!もっと女性に観て貰いたい作品です。


とても良かったのですが何だか日テレ的に細田作品をポストジブリに持ってこようとしているのが気になるというか…
ジブリと細田作品はお互いに違った魅力があると思うのですが、やっぱり一般層が求めるアニメ映画に括られてしまうのでしょうか。
細田作品は通好みと云うか、密かに評価されて欲しいと勝手に思ってるんですけど、興行収入も取れないといけないし…うーん。
だいたいサマウォで一般層に勘違いされてしまった感があるのですが、細田監督の作品ってジメっとした鬱さや暗に官能的な描写が魅力だと思うんですよ。
子供向けのデジモンを使って本妻と愛人が旦那を奪い合う駆け引きを演出しちゃうような監督だよ?(笑)
だから今回、あまり媚びずに官能的な描写入れてたのが逆に私は好きだった…
狼と人間の異類婚姻譚を要素にしたのも魅力だったし。

それから細田監督はやっぱり長編よりも短編の方がお上手だと思う…ウォーゲームのあの爽快感と映画デジモン1期&無印21話の濃厚さは長編作品より圧倒的に上だと思う。
細田監督の東映時代(その前のアニメーター時代も)のお仕事って一般層には黒歴史扱いっぽくなってるのがなんか納得できない(笑)

忘れないうちに感想を…と思いつくままざくざく書いたのでいつものことですがまとまり無いです、すみません。


おおかみこどもすごく良かったです、DVD出たら買いたいです。