『MAJOR』ワールドシリーズ激闘編 新作OVA付き特製コミックス 上
久々に、MAJORの話題を。
唯一TV版でアニメ化されていなかった、MAJOR最後のエピソード・ワールドシリーズ編の新作OVAが発売されました。ので、買ってしまいました！
最後の最後で吾郎と寿也が初めて公式戦でバッテリー組んで（W杯は国際試合なのでノーカウント）、タイトル通りメジャーの舞台で世界一になるかも！という、作品の集大成のエピソードなのに、アニメが原作に追いついてしまったためにアニメ化されてなかったんだぜ…
最終巻のコミックスにもOVAが付いてましたけど、あちらは茂野ファミリーのお話でしたし、最終話というより後日談的な位置づけだったと思うので、野球の試合がメインのワールドシリーズ編のアニメ化は、凄くワクワクしました。
TV6期がはじまった時も書いたけど、6期の制作をもう半年待ってくれたらTVで全話完結出来てたかもしれないのに、と、ものすごーく残念な思いをしていたので、作品が終了してから1年以上経ってこうして新作アニメ作って下さるというのは、ファンとしてとても嬉しいです。
書き下ろしBOXの吾郎と寿也が妙に可愛いよ！
ミッタク先生、現在小学生が主役の連載を描かれているためか、今の絵だと二人とも幼く見えるんです。
童顔の27歳コンビに萌えた（笑）
あとやっぱりおそろいのホーネッツユニが感慨深いなぁ～やっと同じユニフォーム着てメジャーでバッテリー組めたんだもんね、しみじみして泣けてきた＾＾
DVD付きコミックスって最近多いけど、これはもうコミックス付きOVAって感じですなぁ。書籍として出版する方が、出版社的には何か利益があるのだろうか。もしOVAとして発売されてたらこのお値段では買えなかっただろうし、消費者としては有難いですけど。
肝心のアニメの感想です、ネタバレ＆長くなるので畳んでおります。
ネタバレ感想を読む
良くも悪くも、いつものMAJORだった(^▽^)
MAJORの作画にはテレビの時から期待してなかったけど…（笑）
OVAだからといって特別作画が綺麗ということもなく（むしろちょっと崩壊しかけてる時の作画回に近い…?^^；）サービスシーンがある訳でもなく^^
でも堅実なお仕事されてると思います。TVで描けなかった原作の部分をアニメ化したという、アニメスタッフの意地みたいなものを感じました。
声優さんはTV版と同じで豪華だし、主題歌も格好良かったし（てっきり『心絵』が来ると思っていたので、新曲？が来るとは…！）、久々にMAJORを観たな～！と、毎週テレビを楽しみにしていた時の楽しさと、懐かしさを感じました。
まさかいきなりボールが頭部にゴシュ！のシーンから始まるとは思わなかったけど＾＾；←ゴシュのシーンで下巻に繋がると思ってました
幼吾郎とおとさん、引きとめる桃子先生のシーン、怖かったけどグッときた…最初はこの3人の物語だったんだよな、と思うと…。
でも回想おとさんは毎回こんな感じばっかりやな…（吾郎倒れる→幻想のおとさん現れる）ちょっとおとさん、死神っぽいポジションになってて可哀相です。子安さん声が来ないからおとさんいつも無言で余計に怖いというか^^
上巻は眉村のターンだった。
そうそう、静香さんと結婚してたんですよね(^▽^)静香さんと泰造兄さん再登場でちょっと笑ってしまいました。
でも眉村のお母さんの命日登板の設定は（原作読んだ時にも思ったけど）正直重いよなぁ…。長年の吾郎のライバルとしての位置づけだった眉村だから、ドラマ性のある背景が欲しかったんだろうけど、もっとこう、感情移入とか抜きにして、力と力で吾郎と寿也にぶつかってくる眉村が見たかったです。お母さんのこととかは、W杯編の眉村エピソードの時に入れてくれた方が、もっと眉村を応援出来たのに…
ギブソン親子は相変わらずだ！なにこの可愛い親子！
ワッツさんカッコイイよワッツさん。キーンもカッコイイ。
桃子母さん歳取らないなぁ、もうキャラデザインわざととしか思えない（笑）
清水家は…まぁ、このエピソードでは出番あんまりないしね。でも吾郎くんが家庭を持ってるのに、清水さんのことあまり思い出してあげてないのがちょっと可哀想だと思うけど、最終話でファミリーのお話やってくれてるし良しとして欲しい。
吾郎が「野球」で戦っている間は、清水さんは決して介入してこない（小学生時代は除く）のが、どんなに関係が変化していっても変わらない二人の距離感と絆だと思うので。
吾郎と寿也の抱擁が観られるのは下巻ですか＾＾楽しみです。
下巻は出来れば、もう少し作画を頑張って頂ければ…いやいや、アニメ作ってくれるだけでも有難いのですが…
あと、ちょこっとゴロトシスキーが喜びそうなサービスカット入れてくれれば、私、何も思い残すことはございません。
…要望多いな！（笑）