第130回かなざわ史跡コンサート
ピアノ”名曲アルバム”−デュオの魅力と共に
日時/平成16年11月7日(日) 14:00〜
会場/常福寺
出演/大野由加、寄島真紀子(ピアノ)
主催/金沢浪漫紀行実行委員会
共催/(財)金沢芸術創造財団、金沢市、金沢市教育委員会
演奏者プロフィール
楽器豆知識
史跡案内
【プログラム】
J.S.バッハ | :前奏曲 ハ長調 | ―――――――― | 大野 |
ショパン | :24の前奏曲より No.17 | ―――――――― | 寄島 |
ショパン | :小犬のワルツ | ―――――――― | 寄島 |
ショパン | :幻想即興曲 | ―――――――― | 寄島 |
ショパン | :ノクターン(遺作) | ―――――――― | 大野 |
ドビュッシー | :アラベスク | ―――――――― | 大野 |
ラヴェル | :水の戯れ | ―――――――― | 寄島 |
リスト | :ラ・カンパネラ | ―――――――― | 大野 |
− 休憩 − | |||
七里ヶ浜の哀歌 | ――――――――――――――――― | 大野・寄島 | |
毬と殿様 | ――――――――――――――――― | 〃 | |
月夜の物語り | ――――――――――――――――― | 〃 | |
ジョプリン | :エンターティナー | ―――――――― | 〃 |
ピアソラ | :リベルタンゴ | ―――――――― | 〃 |
ドヴォルザーク | :スラヴ舞曲 | ―――――――― | 〃 |
ブラームス | :ハンガリー舞曲 第5番 | ―――――――― | 〃 |
※演奏曲目については変更になることがあります。
ナビゲーター 海野 洋司(作曲家・演出家−金沢浪漫紀行総合プロデューサー) 活動分野は作詞をはじめ、企画、演出、TV、出版と多岐にわたる。企画・演出の分野では、ミュージカル、リサイタル等、多方面で活躍、芸術祭等の受賞多数。NHK「ニューイヤー・オペラコンサート」の構成と訳詞を多年にわたり行う。作詞では、NHK「みんなの歌」で好評を得、音楽の教科書にも多年にわたり採用されてよく知られる「小さな木の実」、「白い道」、「動物園に行こう」や、名曲アルバム「母が教えてくれた歌」、「故郷の春」など。作詞作品集として「気まぐれエッセイ−第1、2、3、4、5集−」(音楽の友社刊)等があり、第4集には“北斗”が掲載された。日本脚本家連盟理事、日本放送作家協会会員、日本作詞家協会会員。 |
【演奏者プロフィール】 大野 由加(おおの ゆか) 金沢市生まれ。洗足学園魚津短期大学音楽科ピアノ専攻を首席で卒業。同短大研究生修了。 '86PTNAピアノコンペティション特級の部において全国大会に出場し入賞。これまでに'96かなざわ史跡コンサートでのソロリサイタルや、オーケストラ・アンサンブル金沢と協奏曲を共演。室内楽ではNHK交響楽団メンバーとの共演も多く、東京での演奏会にも招かれている。 また、'02年4月より富山県魚津市委託音楽コーディネーターとして、様々な企画をプロデュースし、幅広い層への音楽文化の普及に努める。'03年石川TOYP大賞受賞。洗足学園音楽大学講師。 寄島 真紀子(よりしま まきこ) 三重県伊勢市出身。三重県立伊勢高等学校を経て、国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻を卒業後、1993年より金沢市在住。以降国立音楽大学同調会石川支部主催「くにたちコンサート」や石川県ピアノ協会主催「ピアノコンサート」等に多数出演。オーケストラ・アンサンブル金沢や石川県ジュニア・オーケストラと協奏曲をそれぞれ共演。 また、伴奏ピアニストとして国内外の演奏家と多数共演。現在は後進の指導に当たる一方、ソロ・デュオ・伴奏の他オーケストラ・アンサンブル金沢のメンバーとの室内楽コンサートなど、意欲的に演奏活動を行っている。石川県ピアノ協会事務局長。 *なお、大野由加・寄島真紀子ピアノデュオ「Luna d' Estate」として金沢市民コンサートMusic Wave 2002でゲスト演奏。第31回石川県音楽祭などに出演。 |
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【楽器豆知識】 ピアノ ピアノは鍵盤を押すと、ハンマーが弦を叩いて音が出る仕組みになっている。平らな形のグランド・ピアノに対して家庭用の縦型はアップライト・ピアノと呼ばれ、どちらも88鍵が標準である。2〜3個のペダル装置があり、右側は余韻を響かせるペダル、左側はソフト・ペダルと呼ばれる弱音装置になっている。 現在のピアノの原型は、18世紀初頭にイタリアのクリストフォリが完成させたと伝えられていて、それ以降この楽器の持つ大きな可能性により、クラシックからポピュラーまであらゆる種類の音楽で活躍している。 |
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【史跡案内】 常福寺 慶長12年(1607年)能登七尾の常福寺釋祐念が金沢東末寺の看坊を命じられ、自ら寺地を受けた浄土真宗の寺院。 14世住職は書家として有名な北方心泉。東本願寺の命により明治10年(1877年)中国に渡り、布教のかたわら詩・書の研鑚に努め、六朝風の新書風を伝え、明治書壇の革新の機を促した最初の人である。 寺内には歴代住職の収集品や、心泉の資料・作品が多数収蔵され、その多くは平成14年に金沢市指定文化財の指定を受ける。 |
【会場案内図】 [拡大] ![]() (金沢市小将町6-23)
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(第130回かなざわ史跡コンサート プログラム、チラシより参照)
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